2015年08月02日

6〜7月のおでかけメモ

大阪への文楽+SM TOWNライブ遠征が終わり、普段素通りしている京都もちょこっとだけ帰りにのぞいて東京に戻ってきましたが、そこからがかなりの怒涛の残業三昧の日々で、ブログなんか書く暇もなく、翌日の目覚ましをセットしようとして携帯持ったまま部屋のあかりは煌々とつけた状態で気絶するように寝てしまう、なんていう日々が続いていたので、すっかり間にあった出来事が抜けてしまいました。文楽→SMT→京都旅行についてはゆっくり書ければと思ってるんですが、とりあえず週末留守にしてたのでようやく手に入れたDEVILのCD、



トレカが金髪ヒニムでやったあ、となっていたところへリパケ情報が流れてきて、えっせむマジで財布休ませる気ないな、と戦慄しています。リパケは何曲追加になるのかなぁ。うう、どうせ曲のほうはiTunesで先行して買ってたので、リパケあるならまとめて買えばよかった…でもチャート大事だから…一位とれなかったけどでも大事だから…!!(←自分自身が納得するための言い訳)

で、6〜7月のお出かけメモ(主に展覧会)です。記録しとかないと忘れちゃうんで…。

とりあえず、6月に映画「海街ダイアリー」見てきたとこまでは記録してるんですよね。その翌日、6月28日ですが、東京で2つの展覧会をハシゴしてきました。

1つは、私の大好きな画家「鴨居玲」の没後30年記念展『踊り候え』@東京ステーションギャラリー。私、ステーションギャラリーって出来た頃結構好きでよく言ってて、高村光太郎とかバルテュスとか見た記憶があるんですが、駅を改装してから行くのは初めてで、なんかずいぶん広くなったような気がしました。気のせいかも知れませんが…

ちなみに、鴨居玲の個展は没後25周年のときに行って以来ですなわち5年ぶりだったんですが、自分的には2〜3年ぐらいしか経ってない気分だったので、時の流れの加速が恐ろしい今日この頃です。

RayCamoy2015.jpg

入り口のポスターの写真、ちょっと光ってしまった上に知らない人が映りこんでしまったので切らざるを得なかった…無念。

前回横浜でやったときは、ほぼ貸切みたいな状態で見たのですが、場所もあるのかずいぶんお客さんが多くて驚きました。明らかに鴨居没後生まれっぽい若いお客さんも多かったし、亡くなってからわりと定期的に回顧展をやっているせいか、現代画家なのに没後にファンが増えているというわりと珍しい例なんじゃないかという気がします。

私、一冊4万円もする画集を買ったのって鴨居玲が人生最初でたぶん最後だろうと思うんですが、それはもう好きだからっていうだけで、実は画集や図録で満足のいくものを手に入れたことがありません。鴨居玲の絵、特に油絵は、本当に本物を見てもらわないと、色が全然わからないと思います。黒を基調とするような絵はまあ図録や絵葉書になってもまだ見られるんですが、私が好きな教会シリーズの鮮やかなビリジアンぽい緑色とか青を、「これだ!」という感じで再現できてる印刷物には一度もお目にかかったことがないのです。画集で見ると、たぶんひたすら暗いイメージを持たれると思うんですが、オリジナルの色をとにかく見てほしい、という画家の一人です。

この展覧会はもう終わってしまったのですが、生地である石川の県立美術館が所蔵している作品が多いので、せっかく北陸新幹線も開通したことだし、是非一度いってみたいのです。こちらに県立美術館の所蔵作品のデータベースがあるんですが「かもいれい」で検索すると26件出てきます。今回はこれまであまり見たことのなかった晩年近くの裸婦像などが見られましたが、やっぱりこの「描けない」と本人が苦悩していた時期の作品は辛いんだよなぁ…。私みたいな絵のかけない一般人からしたら「上手いじゃん」「すごいじゃん」「描けてるじゃん」って話なんですが、本人の「描けない」という苦悩が滲み出ちゃっててつらい。疲れる。でも、好きなんですよねぇこの人の作品…一度でいいので、教会シリーズを集めた展覧会を企画して欲しいと願っています。ひろしま美術館も7点持ってるので、あちらに行く機会があれば観たい。

この日、ハシゴする順番として、鴨居怜→暁斎の順番にしたのは正解でした。逆だったらたぶんすごく鬱になって帰ってくることになったと思うので…本当に、同じ日に観たのに、ものすごく対照的な画家でした。暁斎っていうのは、私は戯画のイメージが強かったのですが、今回の展示「画鬼暁斎」(三菱一号館美術館)では、狩野派の正統な後継者としての作品も多く展示されていて、それがまたすごくクオリティの高いもので、印象が変わりました。たぶん、この人ピカソ系の人なんですよね。その気になればものすごいクラシックな手法でものすごくきちっとしたものが描ける。でも(時代の要請ももちろんあるんだけど)頼まれればどんなテイストの絵でも描けちゃうししかもものすごい分量の絵を描いてる。その多くが海外に流出したんだけど、それを遺族がものすごい執念でまた買い戻して、埼玉に3000点以上を収蔵する記念館があるんですよ。今回の展覧会が終わって作品が戻ったら、そっちの記念館にも行ってみようかなーと思ってます。

前期・後期に展示内容がわかれていて、前期の展示は今日でおしまいなんですが、後期も行こうかなぁーどうしようかなぁーと迷っております。暁斎が可愛がって弟子にもした、イギリス人建築家のジョサイア・コンドルとの師弟関係を軸にしたキュレーションで、そこもまた面白いんです。暁斎の研究が広まってる背景って、やはりこのコンドルが暁斎と行動をともにして、その絵画作成の現場の記録を逐一書き残しているっていうことが大きいと思うんですよね。こういうのって滅多にないですもん。

でまた、暁斎がコンテエルくん、コンテエルくん、と読んでコンドルを可愛がるわけです。毎日書いていた絵日記にもたびたび登場するんですが、その絵日記からとった絵のついてお猪口がグッズになってまして、これはカップ酒と一緒に思わず購入してしまいましたよ…可愛い!

kyosai.jpg
重ねたお猪口の下のあぐらかいてるのがコンテエルくん。上の布団かぶって狸ね入りしているのは、暁斎自身の「ナマケモノ」図だそうです。この調子で、とにかく陽気な天才って感じでした。妖怪絵とかもあるんだけど、なんというか、あまり湿り気がないんですよね。本当にピカソ系。作品多いし、結構歩き回って疲れるんですが、でも見た後妙に元気になる展覧会でした。

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posted by なつめ at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | おでかけメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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