2013年03月08日

「さよなら、韓流」…リアルタイムだからこそ感じるなにものか。

早いもので私がSHINee→SUPER JUNIORの順番でK-POPにはまりだしてからなんだかんだで2年半ぐらいなのですが(<初めて「韓流アイドル研究してみた」という入門編記事を書いたのが2010年秋…PV見てもまだシンドンしか弁別できてない頃…ミンウクの区別がつかなかった(だが密かにミンくんの「かなぶん」が気に入っていた)頃…かつぎゅの「ぷにゃー」も気に入っていた頃…何故女子の靴紐をむすびながらはにかみ笑いをするややおっさん臭い顔立ちの子(しをにー)がダンスシーンになると消えるのかわからなかった頃…ヒョクチェが突然脱ぐことの意味がわかんなかった頃(だが意外と当時から私のバイアスはヒョクチェであった、不思議<たぶん痩せ型に弱い)…ドンヘについてはおそろしく印象がなかった頃…よくわかんないけど兄さんがセンターなんだな?とか思っていた頃…トゥギの首がもげそうな件については気づいていた頃…だがひちょのダンスがだいぶゆるいことにも気づいていたあの頃<長いよ)、これは、ちょうどその同じぐらいの時期に企画されて書かれ、つい先日出版されたばかりの本です。

さよなら、韓流
さよなら、韓流
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北原 みのり
河出書房新社
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なぜかあの河出書房新社から出た韓流本。著者の北原みのりさんという人は、1970年生まれなので、たぶん学年が同じかな?(私早生まれなので)というエッセイスト+事業家で、私はどっちかというと苦手なタイプだったので、本読んだのは初めてです。たまたまSJ関係で知り合った方々が、編集に携わってたり対談に登場してたり、というご縁があったので、読ませていただきました。

レビューに行く前に、なんで私がこの北原みのりさんって人を「どっちかっつうと苦手」と思ってたかというと、たまにRTされてくるついったのツイートに、
(1)別に言わなくてもいいのにわざわざ下品な言葉を選んでるっぽいツイートが多い、身体の特定部位とか。小学生男子には「うんこ!」とか「おなら!」言うだけでいちいちはしゃいで高揚感を得る、っていうなぞの特徴があるのだが、それに似たものを感じる
(2)「学歴もあり知的レベルは高いのにいちいち『あたしバカだから』と枕詞をつけて喋る女性特有の(たとえば室井佑月氏的な)めんどくさそうななにものか」を感じる(※室井佑月氏はたしか高卒だけど、高級クラブでホステスできる女性は基本的に一般企業でやってける頭のキレはあるので、知的レベルは高い)

という、どーにもこーにも私の生理的に苦手な属性があって、こういうタイプの人に「韓流はエロよね、エロなのよ!みんなエロ好きでしょ!?」とか声高に主張されるのがうっとおしい、私ステージでシャツびりびりとか腰ふりふりとか全然興味ないし、それ(<「エロいから韓流が好き」って人)たぶん欲求不満なだけだと思うからいっしょくたにしないでください私むしろ草食が好みです、とか思ってたんだけど、読んでみたら存外に面白かったんだなーこれが。

というのも、まずはこのタイトル。自分にとってのマイブームである「韓流」について延々語ってる本なのに「さよなら」っていうタイトルが何故選ばれたのか。実際この本が企画された当初のタイトル案は「韓流はエロである」だったのだそうだ(著者あとがきより)。ドラマから韓流にはまり、一気に新大久保のイケメンカフェ行脚や語学学習、渡韓へとのめりこんでいった著者が、「抑圧されていた日本女子の性欲が韓流によって解放されたのだ!エロス万歳!」というテーマで気分ノリノリ状態、国内的にもテレビのコマーシャルや紅白にもK-POP歌手や俳優が次々登場するような、蜜月期の絶頂みたいなところで企画されたのがこの本だったんですね。


ところが、皆さんもご承知のとおり、その後日韓の関係はそれこそ坂を転がり落ちるように悪化していくわけです。2011年(平成23年)8月に行われた「韓流フジテレビ批判デモ」、これがツイッターやらにちゃんで拡散する様子を、私はリアルタイムで見てました。最初は「こういうのってニコ動とかに貼りついてるニートのネトウヨがやるんでしょー」って思ってたんだけど、当時意外な盛り上がりを見せたのが「鬼女板」の「かわいい奥様」たち。あのデモの動画みたとき、リアルに若い女性や主婦と思しき人が参加してたこととかに、当時の私はかなり愕然としたのでした。

今年に入り東京・新大久保や大阪・鶴橋で右翼集団が、デモと自称する集団行動を行っているので、YouTubeとかでご覧になった方も多いだろうと思いますが、あれがニートっぽいオッサン集団中心と思えばまだ納得っていうか想定範囲内なんだけど、家に戻れば子供の優しいお母さんだったりする一見普通の人たちが、「韓国人からものを買うな!」「K-POP女は非国民!」みたいなことをすらすらと叫ぶ、ということには、実際すごく驚いた。普通の奥様がサングラスしてシュプレヒコールをあげてるんだよ。その中に、子供の学校のお母さん友だちとかいたりしたら…?と思ったら、かなりホラーでした(※)。

時を同じくして、「韓流サイコー」とあちこちで文章書いてた著者の北原みのりさんも、同様の層から強烈なバッシングを受け始めることになります。この本は、その強烈なバッシングと、その後も韓流タレントの竹島発言や、イ・ミョンバク前大統領の竹島上陸、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射実験や、その間に日本で起きた政権交代、それに伴う日本政府の右傾化、という数々の政治イベントの最中に書き続けられていったわけなんですね。そこを踏まえて読むと、すごくわかる、っていうか面白いです。

雑誌掲載など出版前に発表されていたコラムはある程度時系列順に並んでいて、2011年あたりのコラムはもうひたすら能天気です。「エロ最高!」「女の欲望の解放バンザイ!」のオンパレード。そこから、ページが進んでいくごとに、徐々に著者の筆は重たくなっていく。「単純に今まで経験したことがなかった新しい楽しみをみつけてハッピーになっているだけなのに、なぜ突然『韓流ババアキモイ』『売国奴!』『お前は在日なんだな』などと見知らぬ人から罵られることになってしまったのか?」「そこにある『構造』はなんなのか?」ということを、著者は考察せざるを得ない立場に立たされていくわけです。

このへん、やっぱり震災後徐々に変わってきた(今も変わりつつある)日本社会の閉塞感、何か「叩きやすそう」な異分子を見つけたときには、集団が一気にリンチに走るようなこの異様な緊張感を、実際にリアルタイムで経験しているからこそ、どんな風に著者がバッシングされていったか、っていうのも肌感覚としてわかるし、そこ読み進めながらこの1〜2年の出来事を追体験しているような、不思議な感じを味わいました。

でも著者はそこでへこたれず、「なんで自分は韓流が好きなんだろう」「なんで韓流が好きっていうと叩かれるの?」ってことにひたすら喰らいついていくわけです。このへんは、著者が社会学者とかじゃなく皮膚感覚だけで分析してる感じはあるので論理展開に物足りなさはあるんですが、それでもこれだけ、事実上語ること自体が「タブー」視されているものについて、体当たりで考えようとしている著者の姿に対しては、意外にもこれまでもってなかった好感を持つことができたのでした。

おそらく最初の数ページのテンションと論理展開(「韓流エロ万歳!」)で最後まで書かれていたら、私この本とても読み通せなかったんじゃないかと思います。でも、今、こんな風に日本の社会にガタがきて、ニュースやtwitterのトレンドを見れば、中国・韓国どころか日本人同士ですら「やつらを殺せ」と言わんばかりの論調に毎日のように出会い、冷え冷えとした感覚を味わう昨今、あえてそこをがっつり見つめるのも大事じゃないかな、と思う。

得体の知れないものの構造分析って、とりあえず解決しなくてもやってみると、ただ怖いと思ってるだけの状態よりも、いざ攻撃を受けたときにも適切な受け身がとれるっていうか、クッションになってくれるってことあるんですよね。「自分が韓流アイドルが好きだなんて身の回りの誰にもいえない」とか、「ダンナに言うと小言言われるので、新大久保へはこっそり行く」とか、「会社の同僚と話すときにはエグザイルのファンという仮面をかぶることにしている」などという方は、一度読んでみたら面白いと思います。その自分の中にあるもやっとしたものの出所を、自分でも考えてみたくなるかもしれません。

ちょっと暗そうなことを書いてきましたが、著者は決して「もうバッシングされるのも疲れたし韓流からは手をひきたい」なんていうスタンスじゃなくて、「女がせっかく自分で見つけて手に入れた自由を手放しちゃダメよ!韓流はエロ!」と高らかに宣言するあとがきは、だからエロ興味ないですってば、という私にとってもちょっぴり爽快なものでした。

長くなっちゃったからアレですが、収録されてる対談は贅沢なラインナップですよー。著者と同世代の論客だけじゃなく、「母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き」の信田さよ子さんとか、ガチフェミ代表の上野千鶴子センセイだとか、ちょっと上の世代の女性の考察も面白い。上野センセイのとこは、著者とまったくかみ合ってないとこもむちゃくちゃ面白かった。北原さんが韓流男子の体つきについて「男らしさ」を言い出したとたんに上野センセイが「国防よ!あれは国防してる肉体なのよ!(中略)日本の男もそうなったほうがいいっていうの?」と即座に反応するとことか私大うけでお茶ふくとこでした。「K-POPがアジアを制覇する」の西森路代さんの語る『決してすらっと「韓流大好き」と言えず何かしら言い訳が必要で、日本男子との結婚もあきらめられない30代』っていうのも、たぶんすっごくリアルっていう感じがしたし、「チマ・チョゴリ制服の民族誌」の韓東賢さんのところででてきた、グローバル化の流れの中で相対化され注目を失った結果、迷走する日本人のアイデンティティ、というのは、以前読んだ「韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理」 (中公新書ラクレ)という本の中でも繰り返し言われていて、これ対中国とかアメリカでも同じことはあちこちで言われてるので、この先日本人が「世界」の中で生き延びようとするときに客観的に持っておくべき視座としても興味深い話でした。まあどの対談も半分くらいは「韓流いいよね!」っいうガールズトークではあるんですがw あえてまじめなとこを抜き出すとそんな話とかがありますよって感じで。

あ、あとこの本に対談で登場する方々と著者のトークショーが、3/14に新大久保であるそうです。あちゃ!って感じですでに満席ですが、もし参加された方がいらしたら、是非感想聞かせてください〜。

追記:そして、この流れは確実に加速している。リンク先にもありますが、大阪・鶴橋のデモにおいては、中学生の女の子がメガホンもって「鶴橋に住んでる在日クソチョンコ(チョンコ=朝鮮人を意味する蔑称)の皆さん」と呼びかけ「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺やなくて鶴橋大虐殺を実行しますよ!」と絶叫し、周りを囲む大人たちが喝采したという。特定地域に住む特定人種に対する殺害予告、という異常事態に対して、周囲を警戒している警察官はそれを傍観したわけです。

「私は死んで当然の小日本です」我が家に来た日本人の子供の言葉に凍りついた(Kinbrics Now)

上の記事を読んで、中国の愛国教育について悲しい気持ちや怒りを覚えた人は、自分の国で今現在進行形で起きていることは、それとたいして変わらない、ということをしっかり認識したほうがいいです。「じゃあなんでちょっと前までパパもママも毎日家で日本が中国の土地を奪っただ、日本製品ボイコットだなんて話していたの?それに学校の先生は最近、生徒に教育アニメを見せたんだよ。日本帝国主義を打倒しろっていう内容なんだよ。」…これは中国でごく普通の教育を受けごく普通の家庭に育った中国人小学生の男の子の言葉。この子が生まれて初めてであった同い年の日本人小学生に向ける偏執的な憎悪は、育つべくして育ったものであって、この子自身の罪ではありません。でもこの子はひとたび戦場に出れば、躊躇なく日本人を殺すだろう。

大久保や鶴橋の公道で「殺せ」「殺せ」というシュプレヒコールをあげる人々に対して「NO」と言わない政治、むしろそのような人種差別を助長するような政策や、歴史修正主義を推し進める教科書・教育を義務教育の場に取り入れようとする現在の安倍政権の姿勢に対して、我々日本人はもっと戦慄すべきだし、強く非難すべき、ということは書いておきたい。我々の子供たちは、その狂った世界をテレビやネットの動画を通じて毎日のように見ているし、「殺せ」と言っても叱られない相手、という刷りこみがひとたびなされてしまったときには、その子はまったく見ず知らずの人であっても、罪悪感なくその人を殺す大人に成長するでしょう。そうなってしまってからでは引き返せません。

我々日本人はその岐路に立っている。今、在日外国人に対して向けられている牙は、次にホームレスや障がい者、性的マイノリティーなど、少数派の日本人に対して向けられていくでしょう。今生活保護受給者に対して向けられる、脊髄反射的な批判はそのひとつの表れです。そのことに対し「NO」という意思表示をきっぱりするためにも、その「敵」や、我々自身の中にもある「敵」の種子の正体を、他人事としてではなくて自分のこととして見て考えていくことが必要だと思う。「韓流いいよね」のガールズトークをしながら、そんなことも同時に考えている、というこの本は、今この時代だからこそ読む価値がある気がします。


あとちなみに、上に挙げた「韓国論の通説・俗説」よりは、以前も紹介した「朝鮮半島をどう見るか」のほうが本としては面白いです。著者が一人で、流れに一貫性があるのでわかりやすい。「通説・俗説」のほうは最新事情が入っているところがいいですが、ものの考え方についての頭の体操には「どう見るか」のほうが適しているかと思います。

朝鮮半島をどう見るか (集英社新書)
木村 幹
集英社
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とかなんとか書いてたらやたら長くなっちゃった。そろそろ寝るます。おまけは、上海ファンミーティングのSJ-Mマンネライン(キュヒョン&ヘンリー)だよ。

何言ってるのかさっぱりわかりませんが、最初の小芝居がかわいい。そしてぎゅはドクロマークが似合わない(笑)
posted by なつめ at 02:55| Comment(8) | TrackBack(0) | おとなが読む本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもしろそうな本ですね☆
ぜひ読んでみます!

韓国のいろんなコトが起こるたびに、会社でなんやかんや言われます。。。
一時期「どんちは、竹島のコト、独島って言うの?」
とか聞かれました(^_^;)
韓国への観光客も減っていて、お店は打撃を受けているって聞いてます。
私は、特にいろんなこと気にしてないので、なんでみんなうるさいのかなぁって感じですが・・・
テレビだって見たくなきゃ見なきゃいいし、嫌なら触れなきゃいい。別に個人の自由だと思うんですが。。。
それに、韓国にも良くしてくれる人もいるし、お国柄はあると思いますが、韓国人だからど〜こ〜っていうのもどんなもんかと。
SJとか見てるとやっぱり、びっくりするほど努力をして、今になってるんだし。

なんか長々と書いちゃいましたが、その本、読んでみますね☆

あ、私は美しい筋肉にも魅了されてるので、韓流はエロ!同意できます(笑)
Posted by どんち at 2013年03月08日 17:18
はじめまして!実は前からロム専門で愛読者でした。
スミマセン。。。
はじめてのコメントです。
「さよなら、韓流」私も読みました。
韓国バッシングの影響でいろいろ大変だったんだってことは
とてもわかるし、共感するのですが
ドラマのことを熱く語っているわりに
K−popの魅力が「顔とカラダ」だけ?
みたいな印象がありちょっとイヤでした。
私は、中毒性のある楽曲や
空間を使った振り付けとかが
K−popの魅力だと思っているので
なんか残念な本でした。
差別問題については触れられているけど
兵役のことは書いていないし
著者がトンペンなので、大好きなメンバーが
兵役に行ってしまうということを
まだ経験していないからかもしれないけど
社会派?ライターならちゃんと書いてほしいなと思いました。
いろいろ言いたいことが多い本です。

3月14日のイベントに参加申し込みをしましたので
報告しますね!
Posted by harukichi at 2013年03月08日 21:24
なつめさん、こんばんは。
いつも勉強になります(^O^)

紹介されている本、面白そうですね。
対談のメンバーすごい豪華なのもそそられます。読んでみようかなぁ(*゚▽゚*)。

私は在日韓国人なんですが、在日というだけでここまで身の危険を肌で感じているのは生まれて初めてかもしれないです。
私が在日というだけで、私に「死んでほしい」って願っている人がある一定数いるのだなぁと思うとちょっと胸が苦しいです。

でも、韓国、中国でも日本に対して同じような流れがあって、やられたらやり返す、みたいな空気もあるのかなと思います。
傷が深くならないうちに、早く歩み寄らなければいけないのに、なんか当分は無理そう...。
何か私にできることはないのかな、最近そういうことばかり考えてしまいます。結局何もできていないし、何をすればいいのかもわからないのですが(^_^;)。

関係ないですが朝鮮半島の情勢もよくないし、入隊中のおトゥギが心配です。

なんだか暗くなってしまいましたが、
SUPERSHOWで必死に全世界のえるぷを楽しませてくれる彼らを見てたら、人と人が惹かれあうのに人種なんて本当に関係ないんだなっていうのがわかって、だから私は彼らが大好きで、SUPERJUNIORはほんとすごくて、SUPERSHOW5楽しみですね!(支離滅裂)

いつも楽しく読ませていただいてます。
ツイッター拝見したらとてもお忙しそうですが、季節の変わり目ですのでどうかお体に気をつけて(*^^*)。
Posted by nyonsukepi at 2013年03月09日 00:22
こんにちは。ずいぶん前からこちらを読ませていただいていました。
何度かコメしよう・・・したい!って思ったのですが出来ず、今日になってしまいました。
なつめさんの、政治や文化に対しての広い視野、そして重箱の隅っこを突っつく様なピンポイントのSJ愛が好きです。

ここの所の日本は本当に心配で、いったいどこに向かっていくのでしょう・・・。
マスコミに踊らされ、安倍政権を諸手を挙げて大歓迎している人達が思いの外多くて驚いています。皆、何かを信じたいのでしょうか?
今の一瞬の好景気なんて、IKKOさんではないけど、それこそ”ま〜ぼ〜ろ〜し〜”なのに・・・。安倍と麻生の顔つきが変わってきている事が怖いです。

で、この本、気になっていましたが、私も彼女のスタンスが好きではなく、韓流をエロと定義して、これじゃ反韓の思うツボじゃん・・・とかって思っていたので読んではいませんでしたが、読んでみようかな、と思いました。
ここで紹介された本、ハズレがないので・・・。

これからもSJ記事ももちろん、その他の記事も楽しみにしています。


Posted by ナインチェ at 2013年03月09日 09:00

初めまして。以前から楽しく拝見させていただいていました。
今ではsjペンであると同様に、すっかりなつめさんペンにもなりました^^

今回のこの「さよなら、韓流」は一度読んでみたいと思います。私は、周りの友だちにもk-popを好きな人が多く、sjペンであることを全く隠していませんが、それでも日本と韓国の仲がこじれている今、韓国のアイドルを応援している人がいることを良く思わない人がいるのを肌身に感じます。
それにニュースや新聞で韓国についての記事を読むと、手放しに韓国を好きな国だと言っていいのかわからなくなることもあります。

実は、私には幼稚園から家族ぐるみで仲が良い韓国人の友だちがいます。私がその友だちが韓国人だと知ったのは随分経ってからでしたが、その友だちのことを考えると、韓国人だから、日本人だからという考え方が馬鹿らしくなります。

現在のこの情勢は、自国の利益ばかり追求してしまうあまり、こんなに近い国と衝突してしまっているのだと思いますが、少しでも早く韓国と日本、お互いが歩み寄り合えるようになることを願っています。
Posted by Zuki at 2013年03月10日 21:44
歴史修正主義とか言ってますが、あなたはドイツ人やアメリカ人など第三者が書いた当時の日本、中国、韓国、台湾についての文書をちゃんと読んで言ってますか?
第一級史料をちゃんと見てますか?まさか史料にもなり得ない物を見て言ってないですよね?中国、韓国が証拠として出している物に第一級史料に当たる物は少ない事分かって言ってるんですか?
中年の人ってちゃんとした知識インプット出来ないくせにアウトプットしようとして頭悪い発言してる人多いですが、あなたも同類だったんですね。
子どもが可哀想、自分の親があなたみたいに無教養を露呈する様な人だったら凄く嫌です。毒親すぎて本当に可哀想。
恥ずかしい人。あなたの発想は前時代的で時代錯誤甚だしいですよ、オバサン。
CiNiiで論文でも探してみたら如何ですか?
Posted by emie at 2013年03月15日 03:15
おそらくいい逃げの一見さんにお返事するのも面倒だなぁとは思うのですが、放置するのもなんですから、とりあえずお返事しておきます。

◇emieさま:
若いってすばらしい!と思いますが、いくつか。

第一級史料、というのは2ちゃんのスレとかではよく使われているみたいですが、あまり大学とかでは使わない語でして、史学で「一次史料」「二次史料」と呼ぶところの「一次史料」を指しておっしゃってるのかな、と思います。その前提でお答えしますが、歴史学関連の一次史料というのは私もごく普通の文学部出なので博物館ぐらいでしか見たことないですねぇ。史学科の学生さんや研究者さんでないと、なかなか一次史料に直接あたる機会はないのではないでしょうか。

いずれにせよあなたが「証拠」と言ってるのがなんの証拠の話だか明確でないので、史料を見ろといわれても、どのへんの時代の何の話かもわからないんですよねぇ。議論をするときは論点を明確にするのが大切だと思います。

基本的に歴史認識の話はしてないですよ、というポイントはあるのですが、それはさておきせっかくコメントしていただいたので一言申し上げるならば、個人的な歴史解釈はともかくとして、一国の首長の歴史認識に対する発言や態度が、外交上持ちえるマイナスの影響については問題視してます。

↓このへんの記事は読んでおくといいと思いますよ。英語ですし欧米メディアのものだけですから、中立とは言えないかも知れませんが、エコノミストもNYタイムズもそれなりに有名なメディアですからね。

Japan’s new cabinet: Back to the future | The Economist http://p.tl/GImF

Another Attempt to Deny Japan’s History - NYTimes.com http://p.tl/mLzM

歴史修正主義だとか、自国に都合よく歴史を解釈する、というのは言うまでもなく多かれ少なかれどこの国にでもあるものですが(あなたがお嫌いなアジアの隣国に限らず、ヨーロッパの国なんかでも結構そういうこと多いですよ)、日本の歴史の教科書というのは二次大戦の反省もあって、世界の歴史学者さんたちも感心するほど中立的で学術的な記述であったんですね。これは世界に誇ってよいことだと思います。

ところが、せっかく素晴らしいレベルにあるこの教科書を、あなたがお嫌いな近視眼的な自国中心主義に貶めようとする人たちがいるわけです。自分の国に誇りを持つことは素晴らしい姿勢だと思いますが、怒るんだったらこのことに怒ったほうがいいと思うなぁ。

歴史認識の問題についてはどこが正しくてどこが間違いという風に断定できないところが難しいのですが(戦争に勝った国が都合よく歴史を書き換えていくのが常ですから)、それでも現実にあった出来事を「でっちあげだ」「証拠がない」というような話が出てくるのはちょっと違うと思いますね。あと他国の歴史修正主義に対してセンシティブである人が、自国の歴史修正主義に鈍感であってはならないと思いますよ。

二次大戦の絶滅収容所の生き残りやナチス将校の証言が出てくる「ショアー」というドキュメンタリーがとてもいい作品なので、機会があれば是非ご覧ください。こういう動かせない事実を「でっちあげだ」という人が出てきちゃうのが「歴史修正主義」の怖いところです。

そういう次第ですから、ドイツ、アメリカだけと言わず、色んな国の史料をご覧になると面白いと思います。ひとつの出来事に対するいろんなスポットの当て方を知ると、不愉快なこともあるかも知れませんが、面白いことも多いと思います。ものの見方の多様性を知ることはとにかく面白いことなんですよ。その上で自分の信念を持つというのがいいと思います。

あなたのような若い学生さんが、誰かに押し付けられた先入観にとらわれず色んな知見を得ることが、これからの日本には大切だと思うので、是非いろんな一次史料をご覧になって、ご自分で勉強した結果を発表してくださいね。

というあたりでお返事になりますでしょうか?

CiNiiには査読論文以外の論文も山ほど入っているので、キーワード検索程度で論文を探すにはあまり適していません。日本語、英語、フランス語までなら読めるので、オススメの論文があればご紹介くださいな。暇があれば読みます。

あと、近頃ではあまり品のない罵詈雑言を他人に浴びせると、リベラルだけでなく一水会のようなところからも「品格がない」と叱られるご時世ですから、お若い方でもそのへんの言葉遣いには気をつけておいたほうがいいみたいですよ。老婆心ながら…(<オバサンなのでご容赦を!)
Posted by なつめ at 2013年03月16日 20:22
以前にもレスさせていただいたかもしれませんが、いつも、なつめ様のブログを楽しみにしております。今のご時世ではなかなか良心的なブログも少なくなっている気がします。私も在日コリアンであり、日本の公立高校の教員をしている公務員でもあります。
祖父母の時代から日本に住み、ずっと日本の公教育を受けてきて、大学卒業後は県立高校の教員をしてきましたが、在日コリアンに対する差別は
良くなるどころか更に露骨になってきたように思っています。もちろん校内で見えるところで遭遇することは少ないのが救いですが。私は日本の公立高校・国立大学で学んだので一切、民族教育を受けてきたわけではありませんが、それでも今の日本の現状に対して疑問を感じています。民族差別を国際問題にすり替えたり、明らかな人権侵害が言論の自由とされていることに恐怖を感じます。毎日ネットやデモで、私や在日コリアンの生徒たちの人権が脅かされているのですが、それに対して賛同する人たちが増えてきているように感じられます。なつめ様のように
きちんと文化としての韓流に好意を抱きつつ、
このような問題に関してもきちんと考えられておられている方がいると安心します。
上記の人のコメントにも冷静に対応されておられますしね。本当に正しい情報ではなく、いい加減なネット記事や悪意に満ちたものばかり信じる人が多くて心配です。
日本の若い人たちのために誠意を尽くして教育に
励んでいきたいので、今の日本の情勢に危機感を持っていますが、私も小さいながら何かしていきたいと考えております。
なつめ様も今後とも宜しくお願いします。
Posted by 日本の教育をとことん受けてきた「コリアン」 at 2013年03月21日 18:04
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