2013年03月14日

生きていることを素晴らしいと思いたい

今年の3月11日はなるべくテレビを見ないで過ごそうと思いました。実際仕事が忙しくてそんな時間もなかったし、とにかく記念式典とかで、アベシンゾーがペラペラと薄っぺらい報道向けの「決意」をくっちゃべるところとか見たくなかったし、原発、原発って大騒ぎして、だって今日はすごくたくさんの人の命日なんだよ、なんでそれ今日やるの?って思うのもいやだったし、そんなところで無駄なエネルギーを消費するより、テレビを消して穏やかに過ごしてたほうがよっぽど節電になると思ったので。

代わりにこんな漫画を買いました。
ストーリー311 (ワイドKC)
ひうら さとる 末次 由紀 さちみりほ 上田 倫子 東村 アキコ 岡本 慶子 ななじ眺 樋口 橘 うめ 新條 まゆ
講談社 (2013-03-11)


ひうらさとるさんを発起人に、有志の少女マンガ家さんたちが東北被災地を取材して、一人8ページの短編漫画を描いたもの。書籍版は品薄らしく、私はKindle版で購入したのですが、ほかにもデジタル版だとYahooなんかでも買えるみたいです。これ、書籍は漫画家さんたちの印税全額と出版社の利益の一部、電子書籍版も印税と利益の一部が東北被災地に寄付されるんだそうです。

私あんまり少女マンガ読まないので(今読んでるのは「海街diary」ぐらい…)ここに書いてるどの作家さんの作品も実は知らない。うめさんだけ「東京トイボックス」読んだことがあったな。あとぎりぎり名前知ってるのがひうらさとるさん、おかざき真理さんぐらい。という状況で読んだので、本当にただ「311」という名前だけで買ったようなもの。出版社の思うツボです。

だけど、それでも買ってよかったな、と思ったのは、この漫画家さんたちが、本当に真摯に被災地と向き合ったんだな、ってことがひしひしと伝わってくるような作品だったから。正直、漫画としての完成度という点でいくと、これ漫画じゃないんじゃないか、というものも多かった。でも、それはそれでこの漫画家さんたちがすごく真剣に被災地と向き合ったことの証のような気がした。まっすぐに向き合って消化しきれないままペンをとり、それでも何かを残そうと、すごく必死に描かれたものなんだ、って感じました。きっとこの作家さんたちの中の誰かは、あと一年、二年、もしかしたらもっと先かも知れないけれど、きっと今回のこの作品集の中では整理しきれなかった思いだとか、もっと伝えたかったこととか、そういうものを、自分の作品にして世に問うてくれるんじゃないかと思う。

漫画としての完成度が高いなと思ったのは2話(さちみりほさん)、9話(うめさん)、11話(おかざき真理さん)かな。でも、漫画として…っていうより、のどに骨が刺さったみたいにちくちくして、忘れられなくて、読み返して考えてしまうのは、福島県をテーマに描かれた4話(ひうらさとるさん)、7話(ななじ眺さん)あたりでした。若くて未婚の小学校の先生の女性の言葉、関西に避難した中学生の女の子の瞳、これは「原発ハンタイ!」と耳元で怒鳴られるより数百倍胸にこたえた。

台詞とか引用しちゃうとこれから読む人にネタバレになるのであまり書きませんが、漫画家さんたちがテレビとかネットで見て想像して書いちゃった、っていうんじゃなくて本当に取材して書いてるということ、そこで彼女たちが拾い上げて描いた言葉のリアルな手触りは、やっぱり多くの人に読んで感じ取って欲しいなって思いました。あとこれは趣旨からしてブックオフとかで買う本じゃないので、読みたいなと思った人はぜひ新刊で購入して欲しいと思います。

引用しませんといいつつ、今日のエントリのタイトルは、おかざき真理さんの作品の中の台詞です。この言葉はすごく腑に落ちたんです。復興復旧とかって役所の人が言うときには道路とか公共施設とかのインフラの話だったり、産業とか学校の誘致だったりするんだけど、復興ってそれだけじゃなくて、今まだ避難生活を続けている30万人をはじめとする被災者の方々が「生きててよかった」「生きてることって素晴らしい」って思えることなんだろうと思うんだ。

なので、これも注文してみた。

復興デパートメント

色々迷ったけど、春だしホワイト系のブレスレットを注文しました。ひとつひとつ仕上がりが違って、同じものはどれひとつないのです。どんなのが届くかなー。

いろんな支援の形ってあると思うんだけど、「生きてることが素晴らしい、楽しい」って思えるのって、やっぱり働いて誰かと繋がって感謝される、ってこと大きいと思うんだ。離婚したばかりの頃は、私学生結婚してそのまま主婦になったので無職、子持ち、保育園も「今現在働いている人が優先ですから」と言われて入れずお先まっくら、という状態が数ヶ月続きました。これはきつかった。多少の蓄えはあったけど、いったいどこからこれをプラスにする方向にもっていけるのかわからない。子供一歳。どうにかしなきゃという気持ちとどうにもならない毎日のギャップのしんどさと不安、あんなの何年も続けてたら体より先に神経がまいってしまいます。

最初の仕事は非正規で、時給なのにサービス残業持ち帰り三昧、というものだったけど、それでも自分が働いていてその見返りにお給料がもらえて、暮らしの見通しがほんの少しだけ立つようになった、っていうのは仕事ないときに比べると、気持ちの上で地下室と屋上ぐらいの違いはあったのです。そういうことをしばしば思い出すので、できる支援があるのであれば、それはなるべくお仕事に結びつくことで、と思ってます。注文した素敵なブレスレットも誰かのお仕事と繋がってるわけで。そんな風に思うと私も楽しい。少し時間がかかるみたいなのですが、届くのを待つのも楽しいです。楽しい、が勝手に増えていく感じ。不謹慎と言われるかも知れないけど、悲しいこととかしんどいこととかどうにもならないことが多いからこそ、楽しい、を増やしたい。

毎日、朝起きたときに、生きていることを素晴らしいと思いたいな。ぐっどもーにんぐ、びゅーてぃふるわーるど。byしをにー。って感じで。

おまけ:ジャカルタのミューバン。

ちょっと待って…ちょっと待って…ヒョクチェなんか上半身おかしなことになってませんか、ムキムキです。ごつすぎます。ペラペラが好きなのに…こういうペラペラ体型がすきなのに…orz
eunhyukperapera.jpg

去年はドンヘが上半身やりすぎてどーにかなってたけど…やっとミンくんがムチ期脱したのに、カンインがダイエット成功してすっきりフェイスになったのに…なんで誰かがやせると誰かがムチ期になっちゃうのだっ。

SS5は南米開催だけ明らかになって、あとはまだスケジュール出ませんね。5月のドームの週末は埋まっちゃったみたいだし、6月は東方神起だし…夏かなぁ。兄さんこられるかなぁ。ひちょが来てくれるなら秋でもいいよ!って感じで待ってます。


posted by なつめ at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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