2014年03月20日

卒業式

今日は、息子の中学校の卒業式でした。中学後半不登校児として過ごした彼ですが、先生方のご尽力でどうにかこうにか卒業の許可をいただいて、これで半分ぐらいは肩の荷が下りた感じです。あとは高校入学に向けた準備がありますが、こっちは気をもむというより新しい生活のわくわく感がありますから、大変つっても質が違うかなーと。

最後のほうまで別室登校ちゃんだったので、卒業式も校長室だったのですが、こんなのこそっと伺って、いただくものだけいただいて帰るようなものかと思ってたら、校長室にわざわざ卒業式を終えた学年の先生方が集まってくださって、先生がフルートで仰げば尊し伴奏してくださる中、校長先生が直接卒業証書を授与してくださるんですよ。たった一人の卒業式に、カメラマンさんも来て写真撮ってくれて、至れり尽くせりでありがたいやら申し訳ないやら。

残念ながら、三年間毎日通うことはできませんでしたが、でもこの学校入りたくて入りたくて一所懸命勉強したら出来なかったこともできるようになって合格しちゃったこととか、甲子園目指すような同級生に混じって、一年間強豪野球部を辞めずにきつい練習も頑張ったこととか、あと何年かしたら自分にとって誇れることとか実になったことがあるな、って自分でも気づくことがあると思うんで、色んなことは無駄ではないなーと思いたい。とりあえず私はこの2年間で、思春期の不登校事案の知識と対処スキルはすんごい身に着けたので、何かお困りの方がいらしたらご相談くださいぐらいのレベルにまでパワーアップしましたw

私、すごーく平凡な奥さんになることと、平凡な暮らしに憧れて結婚したものの、色んなことが当時予測してたようには行かずに、冷静に考えてみるとやたら波乱万丈の人生を送ってますが、そりゃ何もかも放り出したくなることもあるけど、でもやってて色んなことを知れるのはなんだかんだで楽しいと思います。それ経験したからって別に美味しくもなんともないですし、むしろ一生経験したくないです的なことも多数含まれてはいますが、たぶん経験しない人は一生経験できないことを経験してる感だけはすごくあるし、それってそういうこと知らなかったり経験したことがないより、やっぱりちょっと面白いんじゃないだろうか。

たぶん私は結婚前の人生のまま大学に残って、ずっとテクストとにらめっこしてる研究者になるよりも、自分が生きてる中でいろいろ見つけるほうが向いてたんだな、というのはすごく思います。とにかくこうやって能天気に書いてることよりはるかにタイヘンなことやりながら生きてるわけですが、それでも院生時代より今のほうがずっとおもしろいと思う。

息子もまだこれから高校生で、当分世間知らずの学生として過ごす季節が続くので、きっとまだこの先も折に触れて「勉強することの意味とは何か、生きていることの意味とは何か云々」みたいな哲学的悩みを経験したりするんだろうな、と思うんですけど、アラフォーのおばちゃんになってみて思うのは、「結論:まあいいからやってみな」です。勉強は、やることの意味がわかろうがわかるまいがある程度やってみないと、何が面白いのか何が難しいのか向いてるのかダメなのかわかんないです。生きていくのも同じです。

今週、息子と同様に卒業式を迎える学生さん、そのご家族、沢山いらっしゃると思います。皆さん、本当におめでとうございます。そして皆さんの新しい生活に、幸多からんことを!とお祈りしつつ、W.H.オーデンの詩を贈ります。

Leap Before You Look
               
The sense of danger must not disappear:
The way is certainly both short and steep,
However gradual it looks from here;
Look if you like, but you will have to leap.



A solitude ten thousand fathoms deep
Sustains the bed on which we lie, my dear;
Although I love you, you will have to leap;
Our dream of safety has to disappear.
                       (W. H. Auden)

見る前に跳べ

危険を察知する感覚は もちろん消してはいけない
道はもちろん 短く険しいのだから
ここから見れば なだらかに見えようとも
そうしたいなら よく見るがいい けれど君は 跳ばねばならぬ



10,000フィートの深さの孤独が
僕らが横たわるベッドを支えているね 愛しい君よ
僕は君を愛する けれど君は 跳ばねばならぬ
「安全」という僕らの夢は 消え去らねばならぬ

(第一節、最終節のみ。翻訳は私。英語専門じゃないんで、間違ってたらすみません。原文はリンク先に。)


原文読めばわかりますが、「eer」音と「eep」音で韻を踏んでる詩なのでもうちょっと定型っぽく翻訳すべきなんでしょうが専門じゃないので、とりあえず意訳だけ。これは、このタイトルの正反対の英語のことわざ「Look before you leap(跳ぶ前に見よ=石橋は叩いて渡れ、転ばぬ先の杖)」をもじった詩なんですが、この淡々とした言葉の羅列の中に、「生きろ!」というメッセージがこめられているようなこの詩は、いい詩だなぁと思います。勇気をもって、跳んでみてください。

おまけ:

SJ-M Swing、ハイライトキタ―――(゚∀゚)―――― !うんうん、やっぱりよさげ。CDどこで買おうかなぁー。

そして自重しないちぇんちぇん推しは続く。
130525これどっかの大学の学祭かなんか?野外なんですが、にょるちぇんのコラボで、歌がチャニョル、ちぇんちぇんがビートボックスっていう珍しいライブです。


後ろでノリノリなるぅも可愛いな。


全体みえるやつはこっち。


この日のビズがすごくよくてですねぇ。好きなんです。私にとって理想的なペラペラ感と下がり眉が…。
130525Chen5.jpg

130525Chen1.jpg
ああーなんとかこの薄さにもう一度戻らないものか。どんちゃんとか運動やりすぎてムキムキになってくれちゃって何度絶望したかわかんないんですが、でも今回のSJ-MのTeaserとかまたつるんと若返ってるし、ジョンデもまたカムバの頃には様子が変わっているかも知れない。『鍛えなくていいから!』<<ここんとこ是非よろしく…

130525Chen3.jpg
後ろでガン見してるレイしゃんを入れたかっただけです、レイチェンシッパー的に。

posted by なつめ at 01:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。ご子息のご卒業おめでとうございます。よく似た経験があるので、お祝いを申し上げたくてコメントさせていただきました。SJペンでいろいろ教えてもらっています。お忙しいのにいつも更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。どうかお身体をお大事にしてください。それでは失礼します。
Posted by 蝋梅 at 2014年03月22日 20:07
◇蝋梅さま
お祝いありがとうございます。明日、最後に書類を持っていって、それでやっと正式に卒業です。いやーハラハラしましたが、これで安心して4月が迎えられます。また色々あるんでしょうけど、それはそれ。新しい生活を楽しんでくれるといいなーと思ってます。
Posted by なつめ at 2014年03月31日 02:07
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