2014年06月08日

雨降りオフ。

梅雨入りしてしまいましたねー。この週末は、久しぶりに外出しなきゃいけない用事がなくて、久々のおうちライフを満喫中です。お出かけするのは楽しいですが、私は完全オフというか、おうちから一歩も外に出ないでひとりっきりでぐうたらにすごす日というのが、ひと月かふた月に一回ぐらいはないと、ちょっと駄目なタイプみたいです。

そういう時はテレビで録画したけど全然見る暇なかった映画を一気見したり、読みかけで放置してた本とか漫画を一気読みしたりという、普段やりたいなーでも今やると明日起きられないよな…とか思って我慢してることとか、お風呂場の鏡を磨いたり、お茶碗の茶しぶ一気に漂白したりとかしてなんとなくスッキリします<わりと安上がり。

ちなみに今日は、チョビも寮にいってて家で一人でのんびりできたので、夏野菜のピクルス漬けたり、梅シロップの仕込みをしたり、チャニョル出演の「ルームメイト」を一気見したりしてました。あと、先日中古で1万円切ってたので、思わず買ってしまったこの懐かしいやつ。

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これも商売が結構鬼畜でなんどもエディション変えて出てるようですが、私的にはファーストシーズンが昔どおり見られればそれでいいやーって感じなのでこのエディションで十分かな。


ちょうど大学生の頃にすっごい流行ってまして、当時の彼氏がこのクーパー捜査官の「Damn Good Coffee!」って台詞を無茶苦茶気に入っててコーヒー飲むたびに言ってました。懐かしい。でもツインピークスももう20年以上も昔のドラマなのか…!恐怖。やばい、ジョンデ生まれてない!<じんわりと襲いくる衝撃。

というわけで20代の方とかはご存知ないと思いますが、その昔一世を風靡した、ディビッド・リンチ総監督によるカルト的なテレビドラマシリーズです。なんていうのかな、私見てないけど最近の日本のドラマでいったら、ケイゾクとかああいうのの不可思議系ミステリーの元ネタとでも言うべき作品で、中盤すごいダレますが、やっぱりリンチ自身が監督した回の意味不明さかげんは素晴らしく、私は未だに蛍光灯が切れかかる前にチカチカしだすと、あぁ、ディビッド・リンチ状態だなとか思ってしまいます。ディビッド・リンチはこれとマルホランド・ドライブが好きだなぁ(たぶん18Rとかなので未成年の方はご注意ください)。

一週間の間にいろんなことがありましたが、私的に結構ショックだったのは、鉄腕DASHのDASH村で農業指導をなさっていた明雄さんが亡くなられたというニュースでした。チョビが小さい頃からDASH村は子どもと一緒に見ても安心できるバラエティとしてよく見てたんだけど(幼いチョビはTOKYOのことを「だいくさん」と呼び、紅白に出ている彼らを見ては「だいくさんが歌ってるよ!」と目を丸くしていたものでした。なんせ本職が大工だと思ってるから、紅白はチョビにとってはアルバイト<逆やで)、震災後は浪江は立ち入り禁止地区になってしまって、あの村を支えてくれた近所の皆さんもバラバラの避難生活。でもそこで「なかったこと」にしなかったあの番組は偉いなと思ったけど、やはり農業系の企画に顔を出されていても、自分の畑という拠り所みたいなものを失くして、元気をなくされたなぁという感じはしていたので、こんな風に故郷に戻れることなく亡くなってしまわれた事実を前に、たまらない気分になりました。

震災からこれだけの時間がたって、明雄さんだけでなく、故郷の自分の家に帰れないまま避難先でなくなるお年寄りの数はこれからも増えていくのだろうと思うし、実際そうなんだと思う。こうして報道されないままなくなっていく人たちはたくさんいて、どれも老衰などであれば「震災関連死」扱いではないんだろうけど、でもそれはやっぱり震災関連死だよ!と思うの。年取って急に生活環境かわるのとかって、それはすごいストレスじゃないですか。

私が恥ずかしいなと思うのは、こうやって何万人という人たちを流浪の状態に追いやっている政府に対して、我々国民が結局たいしたプレッシャーをかけることもできずに手をこまねいているうちに、調子こいた政府は被災地復興なんかそっちのけの「それ今やることか!?」みたいなナナメった政策(特定秘密法だの憲法改悪だの)にばかり金と人員を割いて、「原発全然大丈夫ですから!アンダーコントロールですから!」とか大嘘までついて東京にオリンピック招致して、「だからそれ終わったあとどう使うんだよ。」みたいな馬鹿でかいハコものに何億何千億という金をかけようとしていること。こんなの「いや、お金のかけかた間違ってるんじゃないの?」って、もっともっと大きな疑問の声があがってきてもいいはずなのに、結局ぜんぶなんの反対もなかったことみたいに進んでいく。そのことの結果として起きる事態のすべてに対して、成人ひとりひとりには責任があるのに、政治はまるで「お上のもの」とでも言わんばかりの態度で、諦めたりはなからスルーしたりしちゃってること。それはやっぱりすごく恥ずかしいことだと思う。

震災に限らずこうしてなくなっていく社会的弱者ひとりひとりの弱者の死にたいして、自分にも責任の一端があると考えることは胃が痛くなることですが、でも少なくとも次の選挙の機会には、そのことを思い出して投票行動に結び付けたいと思うのです。とりあえずうちの区はもうじき区長の選挙があるので、少しでもマシな区長を選びたいと思います。なんせ、石原新党に合流するド保守タカ派の山田宏っていうもと区長を輩出ちゃってるので、自分の住む町程度の小さい範囲のことが、やがて国にも影響およぼす人間に育ってしまうかも知れないと思うと本当に責任重大。

今夜のDASH村はやっぱり、明雄さんの話出るのかな。悲しくなりそうだけど、綺麗だったあの里山の記憶をもう一度みたい。あの人と自然が交流するすばらしい風景を、ほぼ永遠に近いかたちで手放させざるを得なくしてしまったのは、原発が乱立しても気にしてなかった私たち自身の責任だし、こういうことが二度三度と繰り返されるような国にしないためにも、政治家選びは真面目にやらないと駄目だと思う。本当に、お金かけるなら、世界一の廃炉技術だとか、世界一の被災者支援のスキームとか、そういうことの開発や研究のためにかけて欲しいんですよ。廃炉技術とかこの先海外にも売れるし、非現実的な話じゃないと思うんだけど。せめて被災者のお年寄りたちが元気なうちに「こういう明るい方向に、これからの日本は進んでいきますよ」というのをお見せしたい。どんどん悪くなっていく日本社会の現状を見ながら、なんとかそれを方向転換できないか、と思う今日この頃です。

明雄さん、農業のことを語る本も出しておられたんですね。スローライフなんて夢のまた夢って感じの生活してますが、読んでみようかなぁ。

ELF8周年のこととか書こうと思ってたけど、長くなっちゃったのでいったん切ります。ピクルス上手に漬かってたら晩ご飯で食べようっと。
posted by なつめ at 19:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、政治家や官僚うんぬんよりも、震災復興をしっかりやらない風潮にはっきりNO!と言えずに流される大人たちにがっくりきてます。
私自身その一員なのでより一層苦しく、何もかもが進んでいると言われる日本で、大事なことには何もかも踏み込まないこの実情が情けないです。
だから選挙には絶対行かないと!という気持ちと、行ってもどうせ・・・というだめな気持ちが混ざります。
国立競技場の建て替えの報道を見る度、力が抜けます。都知事選は何だったのかと。

なつめさんの言葉にはいつも深く考えることを教えてもらっています。最初はSJが好きで拝読し(EXOもスキです!)、本や映画など知らないものを熱く語ってくださるので嬉しいです!
またお邪魔します!
Posted by しろあず at 2014年06月09日 04:23
ツインピークス!!当時これを観るためにWOWOWを契約しました(^_^;)最近UHFで再放送してる「あなただけ見えない(三上博史の演技が秀逸)」を観ながら、これって確かツインピークスに影響を受けてたんだよな〜と本家を思い出してたところだったので実にタイムリーでした。20年前っていろいろ自由だったということが当時のドラマで判りますよね。
Posted by さよ at 2014年06月09日 09:30
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