2014年07月02日

「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定」についてダラダラと語る。

1日は我らが天使リーダーのお誕生日でしたし、えぷのカムバックのteaserがどんどん流れてきてすっばらしいし楽しみだし、今年も半分過ぎたし、楽しいことを書きたいと思っていましたが、日本という国の立憲主義がアベシンゾーと愉快な仲間たち主権在民を(意図的に)忘れた傲慢な政治家たちにより蹂躙されるというあまりに重たい出来事があったので、そちらを優先します。

「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定」が7月1日、19人の閣僚によってなされ、これにより日本は「憲法解釈をときの政府が思いつきで変えられる国」と世界に認識されることになりました。ここから「憲法じたいがときの政府の思いつきで変えられる国」へのハードルはとても低いものでしょう。

自民党でたった一人、集団的自衛権に対して異議を唱えていた村上誠一郎議員の外国人記者クラブでの会見が、とてもわかりやすくこの閣議決定の問題点を説明しているので、何が問題なのかわからない方はこれを一通りさっと読まれるといいと思います。

一部引用。
…立憲主義とは国家の役割は個人の権利や自由の保障にあると定義した上で、憲法によって国家権力の行動を厳格に制約するという考えで、日本国憲法の基本原理だと考えています。1930年代にドイツにおいてナチスが全権委任法を議会で通すことによって民主的なワイマール憲法を自主的に葬り去った歴史があります。

安倍さんは憲法は不磨の大典だとおっしゃっていますが、私は主権在民、平和主義、基本的人権の尊重は変えてはならないものだと考えています。もしこのような方法で突破することがされたとすれば、いつか主権在民や基本的人権の尊重まで侵される危険があると心配しています。このように憲法の基本原則が機能しなくなり、憲法が有名無実化されたら、私は立憲主義が崩壊する危険性があると心配しております。


年いった護憲派の人たちは死んじゃったし、もういまの自民党にはこんなまっとうなことを当たり前に言える人ってもういないと思ってたよ…絶滅危惧種だよ…。私自民党は支持してないのですが、愛媛二区の方々はよい政治家を選ばれたと思いますよ、尊敬しますよ。杉並区なんか区長選挙の投票率3割切ってんですよ。しかもトンデモ元幕僚長たもがみさんが熱心に支持する極右候補が次点ですよ。さすが消滅自治体候補って感じでめまいがしました。

話はずれましたが、きわめてまっとうな話です。この方尖閣は石原が焚き付けて野田が火をおこしちゃった話だ、ということとか、小選挙区制の批判まできっちり全部言っておられます。全然経歴とか存じ上げませんが、とにもかくにもアベシンゾーと愉快な仲間たちヤンキー友だちの数十倍は学校でまともに勉強してきたひとなんだろうと思う。だって、正論しか言ってないもの。

日弁連会長声明。ここに書いてあることは上で村上議員が言ってることを難しく書いてあるだけですが、

「日本が集団的自衛権を行使すると、日本が他国間の戦争において中立国から交戦国になるとともに、国際法上、日本国内全ての自衛隊の基地や施設が軍事目標となり、軍事目標に対する攻撃に伴う民間への被害も生じうる。

集団的自衛権の行使等を容認する本閣議決定は、立憲主義と恒久平和主義に反し、違憲である。かかる閣議決定に基づいた自衛隊法等の法改正も許されるものではない。」

という部分に無理解な方が多いのでこれもリンクは貼っておきます。日本人が「被害」にあうことばっかり考える人が多いですが、殺される側の国民からすれば「加害者」として戦闘に参加することを否定しない国になるということは、「日本人だから」と言う理由で殺される人が増えるということを意味します。在外邦人の安全を脅かすのは、むしろ安倍政権のこのような姿勢であり、「こんなに簡単に言い分を変える国なんか何言っても信用できないんじゃないの」という不安を煽り不信感を植えつけ結果的に反感を持たせているのも安倍首相のほうです。そうやって他国を焚き付けておいて「冷静な対応を」とか言っちゃうのって、どんなマッチポンプだよって感じね。

こんな調子でアベシンゾーは中国だ北朝鮮だ韓国だとアジアの隣国についての「脅威」を誇張して無知な大衆を煽りたててセミナー商法で布団売りつけるようなことをやってますが、この解釈変更の本質は、ぶっちゃけ「アメリカの戦争に日本が兵隊を出す」だと思いますよ。経済的な問題もありますし、アメリカが今中国とことを構えなくないのなんか明々白々で、そこで無意味にいきがるアベシンゾーがたまにお灸すえられてるのはそのせいです。とくに経済上の問題から外交的重要性が高い国とわざわざ戦争したい国なんかそうそうあるものではありません。

むしろ問題は中東だと思ってます。

日本のテレビのニュースはほっとんど海外ニュース流さないのでよほど意識して見ないとアメリカ以外のニュースなんて耳に入ってきませんが、今中東は再び反欧米のイスラム過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)はもうイラクの中部とシリア北部あたりをほとんど制圧してるんですよ。911のあとのイラク戦争における米軍の死者数は4500名ぐらい(慶應義塾大学 経済学部 延近充先生ページ)。そもそも開戦の口実となった大量破壊兵器も見つからず、国民の厭戦気分が高まった。だから、またあっちのほうに兵隊を出すということに関して、選挙のことなども考えるとアメリカ(オバマ)は慎重にならざるを得ない。だけど、アメリカはユダヤ人ロビイストの力がすごいので、イスラエルと中東問題を無視して放っておくわけにもいかない。

だからこそ、アベシンゾーも急いだのだと思いますよ。自衛隊海外派兵+武器使用の実績をつくるチャンスが目の前に転がってるから。もろにあの最前線じゃないにしても、想定される派兵地域はおそらく中東かアフリカではないでしょうか。アメリカが、自国の国内世論からあんまりたくさん自国の兵隊を送り込みたくないところ。

ベトナムにせよ中東にせよ、イデオロギーとか宗教が絡んでる戦争は泥沼化しやすくて、無駄にたくさん人命が失われるというのをアメリカ国民もさんざん経験している。いっぺん手を出してしまうとそう簡単には撤兵できないっていうのもわかってる。そういう台所事情があるわけだから、「今すぐ日本の近くで戦争が始まることなんてあり得ないからあくまで『何かあったとき助けてもらえる安心のための保険』みたいな変更でしょ」と思ってる人は楽観的すぎると思いますね。「なにかあったらいつでもアメリカが助けてくれる」という信仰も含めてナイーブすぎると思います。国際社会では自国の利益にならないことはあんまりやりません。それは別にそういう国が悪いとか不義理とかそういうことではなくて、そういうものだから。

さっきのリンク先に同じ戦争での韓国兵の死者数が出てますが、あんな小さい国で3,600人も死んでるんですよ。韓国の人口5000万ぐらいで、日本は1億2千万人ですけど、その割合で考えると7〜8千人の若者が死んだ計算です。阪神淡路大震災での死者数が6,400人ぐらい。そのぐらいの規模で若者が死んだってこと。これが他人事じゃなくなるということですよ。それでなくても少子化で働き手がおらんとか言ってるときにですよ。

アメリカは中東からは手を引けないけれど、アジアにはあんまりかかわりたくないんじゃないかと思います。もう昔のアメリカみたいな力はないわけで。日本が米軍駐留反対、軍隊を持つと言うならどうぞどうぞ、あと自分でやってね、になるでしょう。このあたりは戦後左翼のジレンマ、戦争はやらないと言いながら米軍の傘の下にい続けることで攻撃されずにきた、という事実をどう清算するのか、とかいう話にもなってくるんだろうと思うので、色々と複雑ですが。でも、そういうのをペンディングにしておけた時代から、どうするか選ばなきゃならない時代に突入したってことでしょうつまり。

以前私が安倍内閣批判の記事をあげたときに、世界的潮流として徴兵制度は流行らなくなっているから日本が徴兵なんかやるわけないとコメントしてきた方がいましたが、冷戦終了後の人権・民主主義の世界的潮流に全然乗り切れていないどころか逆らってみせたりもして国連人権委員会に叱られてるのが日本だし、その先頭に立って、よちよち歩きながらも成長してきた日本の民主主義を100年ぐらい後退させるようなファシスト政索をやってるのが安倍自民なので、そこで「世界の常識」的なことを言われてもあんまり説得力ないと思います。世界の常識に沿ったことをやっててくれればもう少し安心してみてられますよ。でもどの政索も、時代に逆行もはなはだしいじゃない。情報公開の時代の流れに逆らって秘密保護法とか。あれ決めたときも違憲もいいとこだったよな今回と同じで。

そして今政府が若年層の雇用問題や貧困問題についておよそ真面目に取り組んでないことは、経済的徴兵をたやすくするための下地づくりみたいなところもたぶんあるでしょう。「志願」という形をとらせつつ実際には経済的な理由で兵士になる若者を増やすのね。延々続く福島原発で作業員不足の問題も起きてるので、そういうところでも使いたいわけでしょう。とにかく、経済的徴兵という話でいえば、アメリカなんかあれですよ、大学いく学費出してやるけど、終わったら兵隊いけみたいなプログラムあるわけですよ。日本でも前の戦争のときも、貧しい田舎の農家から徴兵されて戦争いったような人たちはね、案外軍隊生活に対して悪い印象がなかったりするんですよね。軍隊に入って、生まれてはじめて学歴で差別されなかった、三食きちんと飯が出た、みたいなことで初めて居場所を見つけちゃう人とかいたんだね。逆に、そこで死んで、本当の意味での口減らしさせられちゃう人もいた。貧困層を長く養うのは社会的に高くつく、だから〓んでくれればそれはそれで都合いい、という国の(まともに口には出しづらい)都合もあるわけですよ怖いけど。

今安倍自民を熱狂的に支持している若い人たちの中にも、貧しく、学歴が低く、そうした「搾取される側」に属している人が多いように見えます。無知と自身の未来像が描けない生活(それをそうと本人が意識していなくてもです)からくる反知性主義や排他性、攻撃性、またそこまで極端でない場合にも、飼いならされた大人たちの保身のための全体主義肯定もまた、安倍自民の推し進める反知性主義や歪んだナショナリズムと親和性が高いのでしょう。でも、ことがあれば最初に死地に追いやられるのもそうした命の価値の相対的な軽さを国家から押し付けられた人たちです。本当はどの人の命だって重く大切なものなのに。でも現地に行かされるのはそういう人たちで、でっぷりと肥えた政治家じゃないんですよ。

私は6月30日の夜、仕事のあとに官邸前に少しだけ行ってきたんですけども、そこに高揚感なんかなくて、立憲主義のお通夜みたいな気分を味わいました。主催者発表で4万人とか言ってましたが、それたかだか東京ドーム一杯程度です。東京の有権者数の10分の一にもならないんです。もちろん大勢の人がいて、車道にもあふれていましたよ。メガホン、鳴り物、大声のシュプレヒコールもあったし、自転車で平和Tシャツを身に着けた若い人たちが何人も車道を走っていました。でも私にはとても大人しく、影響力のない集会に見えました。客観的に見て、です。

ツイッターとかだとすごい大勢だとはしゃいでる人も多かったですが、でも正直私は「明日の閣議決定は決まりだろうな」と思ってました。4万人なんか政府からしたら選挙に影響を与える数字ではありません。屁でもない数です。台湾で学生が議会占拠したようなのとは社会全体の共感や熱量が違います。それほどまでに国民は分断されているし、明日日本の立憲主義は殺されて、私にはとりあえず今夜この場所にいて異議を唱えた、というアリバイしか残らないだろう、彼らの暴挙を止めることはできないだろう、と思いながらその場にいました。そして、見たところ、おそらく同じような思いの、デモだの集会だの、一度も来たことがないであろう物静かな人たちの姿が、とても多く見られました。

これは、脱原発とかのゴリゴリ左翼エコ系の集会とかだとあんまりない光景だと思います。これで何かが変わると信じられるほどナイーブではないし、こんなことでは何一つ変えられず国家の民主主義に対する暴力は止められないという現実もさんざん見てきた、でも、何もせずにはいられなかった、という人たちが、大勢いたんだと思います。私のような会社員から、学生風、制服の女子高生なんかもいましたよ。大江健三郎呼びかけの脱原発集会なんか、もうやばいぐらいお爺さんお婆さんだらけでしたからね。それに比較すると、若い人がとても多かった。だって、ことが起きれば最初に連れていかれるのは若者です。自分たちには関係ないと思って威勢ばかりいい年寄りとは違う切迫感があるのでしょう。それもまた切なかった。いま若者は日本の中では少数派です。10代には選挙権すらありません。なのに、このような暴挙の結果を引き受けさせられるのは若者です。

私の目の前にはスーツを着たサラリーマン風の男性がいて、いかにもこんなところに来るのは生まれてはじめて、といった風情で、居心地悪そうにおどおどと周囲を見回していましたが、そのうち、元気な若い女の子たちのシュプレヒコールにあわせて、安倍は辞めろ、憲法を守れ、と口を動かしている様子が見えました。大声で叫んだりなんかできないけれど、来ずにはいられなかったのだろうと。私と同じで男の子の父親だったりするのだろうか、とか色んなことを考えました。ちょっと勇気を出して話しかけてみたらよかったなと思ってます。

本当に帰る道々、ものすごい無力感を感じてたんですが、でもこういう風になって、何かに抗うこともやめてしまったら敵の思う壺なんだろうなーと思いました。閣議決定がなされてしまった今になって何ができるのかは正直わかりませんが、正しくないと思うことに対して否と唱えることはやめたら、そこで終わるのでしょう。こういう場合の「中立的な態度」というものは、施政者の利益にしかならないので結果的に中立にはなりません。ときに間違えることがあるとしても、個として自分の意見を持ち、そのことを表明することを諦めないことも、人の自由と幸福追求の権利を守るために必要な闘いのひとつなのだろうと思います。
タグ:政治
posted by なつめ at 02:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しくブログを拝見させていただいています。
なつめさんの意見は共感することが多く、何かあるとどう思っているだろうかと更新を待ってしまいます。
最近のEXOは本当に勿体ないですね。クリスの件(いつか起こる事だろうな)やとどめのベクの件(もっとうまいやり方あっただろうに)があって、前のような気持ちで観ることが出来なくなっています。

それ以上に昨日の集団的自衛権行使容認の閣議決定は本当に気が滅入ってしまいました。
私は毎回選挙に行きますが一度も自民党には投票したことはありません。あの政党を支持する気がしれないと。
戦争の反省から9条が出来たことを忘れてはならないと思っています。言葉のまやかしに騙されてはいけないと思っています。
Posted by まゆ at 2014年07月02日 18:29
ちょっとですが、お久しぶりです。

昨日の夜から、やるせないやら情けないやら、恥ずかしながら無力感の固まりになっています。
戦争に苦しんだ私たちの親たちが払った犠牲を正しい形で生かし切れないまま、私たちの子供たちへとんでもない極悪プレゼントをしてしまった気分です。

私はもっと何かできたんじゃないかと、苦しいです。

安倍政権を支える自民党に、私自身が投票したわけでは決してないけれど、「きちんと考えて投票しないと、こうなっちゃうんだよ〜」ということをもっと周りの人に話してみればよかったのではないかと後悔しているのです。

ほんのちいさな一握りの勇気があれば、そう言えたはずなのに…
あ〜、ダメだなぁ、ホントに。

まだまだ分からないことばかりで不勉強な私ですが、理論は伴わなくてもとにかく感覚的に日本が「ヤバい」「嫌な方向に向かっている」と激しく思えます。

だから今度こそ、なつめ様の「正しくないと思うことに対して否と唱えることはやめたら、そこで終わるのでしょう。」、「個として自分の意見を持ち、そのことを表明することを諦めないことも、人の自由と幸福追求の権利を守るために必要な闘いのひとつ」をしっかり心に刻んで前を向こうと思います。

少し、心が落ち着きました。

なつめ様、本当にありがとうございました
Posted by TOSH at 2014年07月02日 21:53
はじめてコメントさせて頂きます。
いつもSJやEXOの話題を楽しくのぞかせてもらってます。

一部の若い世代の人たちは、大きな流れに乗って押し流されてるようにみえるかもしれません。
少なからずそういう人たちもいるとは思うのですが、私は賛成でも反対でもありません。
何が起きているのか知っていて、でも傍観者でいる人も少なからずいると思います。
手の中になにも持っていないんです。守るものがない。
無関心と言ってしまえば無関心なのかもしれません。
自分が死ぬまで世界は大きく変わらないだろう、生活が苦しくなっても生きていけるだろう、切り捨てられても自業自得だろうと諦めてしまっている人たち。
ただただ、見ているだけの人たち。
活力、生命力、生きる力がない、そんな人たち。

触発されて自衛隊を志願する若者を国が切り捨て様としてもその子の一生は悔いのないものかもしれません。
生きる意味を見出せるその機会に、変わる何かがあってほしいと願うだけで。

教育が、周りが、戦争反対と言っているからとかではなく、人として人を絶対殺すことはできないとは思います。
大多数の人がそうではないでしょうか。
どんな大義名分があったとしてもどこかで一歩とどまると信じていたりします。
そこまで、バカではないと。
薄々気付いていると思います、おかしいな、と。

ただ、戦争参加がオッケーになっても戦争参加します、という人たちがどれほどいるのか。
自分はどのタイミングまで来たら反対しようと思えるのか、と。

とりとめなくダラダラごめんなさい。
言葉にして、少し整理してみたかったです。
失礼しました。
SJもEXOネタも楽しみにしてます!






Posted by おん at 2014年07月03日 01:52
◇まゆさま:
集団的自衛権の行使容認の閣議決定の翌日に、AKB出演の自衛隊員募集広告が流れるなど、もうあらゆることが決まってて公明党のごねてみせたのとかも茶番だよなーと思って本当に情けない気分になりました。でも諦めてほうっておいたらいけないんだなと思ってます。正しくないことについては、否といい続けないといけない。

◇TOSHさま:
日本って「何か目立つことを言ったりやったりしたら徹底的に叩かれる」ということを子どものときから繰り返させられて、意見なんか言わせない空気を社会全体でつくりあげてますよね。でも、それって結局施政者を利することにしかならない。だから、あえて空気読まない勇気も必要かなって思うのです。

私がtwitterで別アカウントとか作らずに、Kポップの話から子育て、政治、絵本、酒がうまい話、ぜーんぶごったまぜてツイートしているのもそうです。K-POPのことツイートしたらタモガミさんの似非愛国ツイートをやたらリツイートしてくるような友だちは要らないんです、ということを、はっきり言っちゃっていいかなって。

正直もう、待ったなしですもんね。


◇おんさま:
「戦争」という自分の目の前にないもののことを考えているから傍観モードになっちゃうのかも知れませんね。私自身は今回の決定で「アメリカの戦争が日本の戦争になる」可能性が出てきたということは、そういう人が考えてるより案外早く派兵の機会が訪れる可能性は否定できないと思ってますが、でも国内ニュースだけ見ていたら遠い話に見えるかもしれません。

でも、今回問題なのは、これから起きる戦争ではありません。目の前で「立憲主義」が安倍自民党のごく少数の幹部たちによって殺されかかっている、これが問題なのです。どうぞリンク先の記事を身近な方にもご紹介ください。

「下位の法律によって上位の憲法の解釈を変える」という禁じ手、と村上誠一郎議員が言っている、このことをまさにアベシンゾーはいとも簡単にやってのけました。これはどんな法律や約束事があっても、ときの政権の思いつきでなんでも解釈を変えられる、という、立憲主義国なら決して跳び越えてはいけないラインを一気に跳び越えた悪しき飛躍です。

目の前で「立憲主義」くんがいじめられ、殴られ、殺されかかっているとき黙って見殺しにするのは正しいことでしょうか。少なくともそうした態度は「中立」ではなく、いじめっ子を利するだけです。

鉄砲を持たされ、敵を撃たなければ自分が背中から撃ち殺されるような状態で引き金を引かずにいられるほど強い人間がどれほどいると思いますか。二次大戦で人を殺した我々の祖父、曽祖父たちと同じ世代の人たちが、最初から人を殺したいと思って戦地に赴いたと思いますか。でも彼らは殺した。戦場とはそういう場所です。鉄砲持たされてから何を考えても遅いんですよ。

この国の徴兵はおそらく経済的徴兵として始まります。「自分の気持ち」みたいなふわふわしたもので忌避することなどおそらくできないでしょう。「経済的徴兵」でアメリカの現実をぐぐってみてください。参考にこちらもどうぞ。
http://togetter.com/li/687532

生きることに意味はあっても、殺すとか死ぬことになんらかの意味や美徳を与えるような風潮には断固反対です。そういうのは映画の中だけで十分です。生きてきたことの意味は、安易な死に求めることなくひとりひとりが懸命に考えなければいけないものです。いっぱい考えてみてください。
Posted by なつめ at 2014年07月04日 02:42
はじめてコメさせていただきます。
もうだいぶ前からブログ拝見させていただいていて、SJ〜エプにEXOネタといつも楽しく読ませていただいてます!
ちなみにSJは兄さんペン、EXOはD.O チェンペンかなー!!

今回の集団的自衛権については、わたしも気が滅入るとゆーか、無力感で一杯です。今妊娠39週いつお腹のコがでてきても良い状態の中、集団的自衛権の閣議決定はまー採択されるのは免れないとは思いつつもいざ、決定のニュースをみると、このお腹のコの将来が不安になりました。徴兵のことだけでなく、日本の社会情勢がどうなっていくのか、個が訴え続けることの大切さはわかっていますが、大きな波の中に紛れて何もできないでいるうちに全て事がすすんでしまってもう、何も訴えることすらできなくなってしまうのではないかと思う限りです。

なんだか、だらだらと私の思いをつずってしまいすみません。
なつめさんのブログこれからも楽しみに拝見させていただきます!!トゥギもかえってくるし、エプのカムバも楽しみだしウキウキです!!
Posted by らっちゃん at 2014年07月04日 14:07
こんにちは。なつめさん。SJの7集の話題で盛り上がった中での、閣議決定。本当に残念です。なつめさんの記事にあるように、政府は格差社会を作り出す方向に思われます。弱者は切り捨てて、徴兵制度すら、その先にあるのではと思ったりします。テレビで若者が「決めた当人たちやその子供達は戦争に行かないだろうが。」と話していました。安倍政権はアメリカの言いなりです。アメリカに言われて断れなかったと、どこかのメディアで伝えられたでしょうか?集団的自衛権に対する国民の世論調査の数字さえも正しい情報なのかわかりません。これからも憲法改正などの動きもあるかと思います。私は選挙権を得て以来数十年年以上も自民党には一度も投票していません。ささやかな私の意思表示です。次回の選挙で国民がこのことをどう判断するのか、特に母親は自分の子供たちのことを考えて選挙に臨んでほしいと思います。
デモや署名なども機会があれば参加したいと思いますがとりあえず、いまは、このことに関する自自分が納得したものをリツイートしています。
いろいろと書きましたが、また、SJの話題も
お願いします。
Posted by きりっこ at 2014年07月04日 18:47
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