2014年11月16日

オリーブ少女だったあなたへ

アラフォー〜アラサーぐらいの人までならたぶん知っている、「オリーブ」という女の子向けファッション雑誌がかつてありました。私は1971年生まれだけど、10代の頃、一番ちゃんと読んでた雑誌はたぶん「オリーブ」と「シティーロード」じゃないかと思う。

「シティロード」というのは「ぴあ」みたいな情報誌で、最近ついに「ぴあ」も廃刊になったようだけど、私が学生の頃は、「ぴあ」=メジャー、「シティロード」=マニアックサブカル系、って感じで読者層が分かれていて、かつ隔週刊の「ぴあ」より月刊の「シティロード」のほうが若干割安というのもあって、メジャー化につれ徐々に「はみだし」コーナーも面白くなくなってきていた「ぴあ」よりも、名画座情報とかもたくさん載せてる「シティロード」のほうが断然好きだった私でした。こちらはそのマニアックさのせいもあって、「ぴあ」よりもだいぶ早く休刊に追いこまれたのでしたが、私はそういう雑誌を背伸びして読みながら、「オリーブ」の推すリセエンヌ風ファッションにこっそり憧れている(でも自分が「可愛い」という自信はあんまりないから、そういうオシャレを実際やってみることはなかなかできない)中学生でした。

「オリーブ」っていうのは確か私の姉が大学生ぐらいの頃に「ポパイ」という男性雑誌の姉妹版というか、「ポパイ男子のガールフレンドに読んで欲しい」みたいな感じで創刊された雑誌で、創刊当初はもともとの「ポパイ」的男性雑誌の価値観を引きずった感じの内容で、姉が言うには車の特集とかもあったみたい。あんまり女の子雑誌のトピックじゃないですよね。それが、徐々にヨーロッパ風カルチャーを推してくる独自テイストになってくる頃、私はちょうど十代前半でした。

その頃同級生の女の子たちが読んでいる雑誌って漫画雑誌を除くとなんとなく二分化してて、「ポップティーン」とかみたいな、アイドル情報とえっち初体験情報満載的なのを読んでる子たちが片方にはいて、その反対側にいたのが「オリーブ」派だった気がします。それぞれの読者層が大学生になると、「ポップティーン」派は「Cancam」「ノンノ」とかに流れ、「オリーブ」派は「an an」「Hanako」に流れるって感じ、というとわかりやすいかなぁ。でもそのへんの雑誌も当時とはちょっと雰囲気違うからなぁ。さらに大人の「女性自身」派と「クウネル」派、とかの対比のほうがわかりやすいかも。

という感じでなんとなく雑誌の雰囲気って察していただけるかと思うのですが、そんな雑誌とその頃のひとりの「オリーブ少女」のリアルライフを描いたエッセイ、「オリーブ少女ライフ」という本が先月出ました。

オリーブ少女ライフ
オリーブ少女ライフ
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山崎まどか
河出書房新社
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河出書房のwebマガジンとして連載されてたので、読んだことある人もいるかも。

読みながら、芋づる式に10代の頃の記憶が蘇ってきて、うわー痛いな、すごい痛いな!と穴があったら埋まってしまいたい(自分が)、って感じで枕に頭を埋めてボンボン叩きながら足をバタバタさせるような記憶とか、それでも10代なりにものすごく真剣に考えていたこと、そしてそんなに真剣に考えていたのにすっかり忘れてしまっていたことなんかをビビッドに思い出して、きゅんとなったりしました。

今、なんとなく音楽とか80年代ブーム的なところがあったりすると思うんですけど、アラフォーからすると、それ系のトピックを見るたびに、え、そんなの流行ったのついこの間のことじゃん…ついこのあいだの…ええっっあれもう30年も経ってんの!!!???とかいうことばっかで倒れそうなですが、その、自分ではすごく最近のことだし、すごくちゃんと覚えてると思ってることに中にも、沢山の些細な事柄を忘れながら自分は生きてるんだなぁとか、そんなことを思う。

つい先日も、駅ナカのカフェで朝ご飯を食べていたら、U2のこの曲が流れましてねぇ。

音楽ってすごいなぁと思うのが、聴いた瞬間にそれを擦り切れるぐらいまで聴いてた頃の自分に一気にジャンプできるみたいなとこがあるじゃないですか。それを久々に体験して、プルーストの「失われし時を求めて」じゃないですけど、ふわぁって身体が浮き上がるような気分を味わったのですが、この本読むと、ときどきそういう感じに襲われます。トリップってこういう感じなんじゃないかな。少なくとも、かつて「オリーブ少女」だった人たちは同じような感覚を感じるんじゃないかなぁと思う。

このエッセイ集のいいところは、それがただ「オリーブ少女だったころ」を回顧するだけのエッセイじゃなくて、オリーブ少女がオリーブ少女を卒業していくまでの過程のイタイもがきだったり、ヒリヒリした恋の記憶なんかも、大人の女性になった著者の決してウェットにならない淡々とした筆づかいで、きちんと回収されているところ。大人にはなかなか理解してもらえないオシャレだったり趣味だったり、上手にできない恋愛だったり、思うようにならない10代を、もがきながら成長していく、そういう過程をなぞりながら、かつての10代も、いまの10代も、どこかで共感できるんじゃないかと思います。だから、あの頃オリーブ少女だった人たちだけじゃなくて、いま、そういう10代のときを過ごしていて、これから大人の女性になっていく女の子たちにも読んで欲しいなと思いました。

私もそうだったけど、10代の頃なんて、大人の女性になるやり方なんて知らない。13歳ぐらいの私は20歳なんておばさんだから、そんな歳になる前に死んでしまいたいぐらいのことは思ってるイタイ子ちゃんだったし、そういう感覚を20代30代まで引きずっている人も世の中にはけっこういる。他方、大人になってしまってからは、まるで一気に自分が大人になったかのように、10代の頃のイタイ自分なんてまるで存在しなかったものみたいに扱う人もいる。でも、今の自分をかたち作っているものすべての中にはその背伸びしたり痛かったりする10代の経験もちゃんと入っているし、そこをふと見返すと、うわあああああはずかしいいいいい、ってこともあるけど、今よりもずっと純粋で強いものを見つけたりしてぐっとくることもある。読んでいて、自分自身のそういう記憶を掘り起こされながら、いっぱい気持ちが動きました。

ちなみに、もうすぐこんな新書も出るらしい。
オリーブの罠 (講談社現代新書)
酒井 順子
講談社
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こちらは「負け犬の遠吠え」の酒井順子さんのエッセイ。同時期に出た「オリーブ」という少女雑誌をめぐるふたつのエッセイ集、比較して読むのも面白いかもです。

さて、ヒニムとゴニさんは関西旅行満喫して帰国したようですが、最後また大阪でナイナイ岡村氏とクラブで遊んでたからびっくりしちゃった。
ヒニム@大阪.jpg



大阪のクラブでまました踊るヒニム。

#ヒチョル #あなたのヒチョルがにっこにこー

ゆうkeyがおぉおぉさん(@yukeygoooo)が投稿した動画 -



なんか、こうやって見るとテレビ番組とかで見てるよりずっと背も高いし、か、かっこいい…としか…。偶然遭遇して写真とってもらった人のレポとかみると、皆さんとにかく「優しい」「優しい」って書いてて、「ね!でしょ?でしょでしょ!?」って感じで、自分直接会ったこともないくせに「ほらね、やっぱりヒニムはいい男♪」とか超満足している私です。

あと、ミーミのアルバムが届きましたー。私勘違いしてたんですけど、韓国版の中に、ちゃんとRewindのたおちゃんRAPバージョンも入ってるのね。iTunesでそれだけ先に買ってしまったよ。トラックリストよく見ろ的な例。

1stミニアルバム - Rewind (韓国盤)
チョウミ (Super Junior M)
SM Entertainment (2014-11-15)
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ジャケット写真はこんなに大人っぽいんですが、うちにきたトレカはこんなんでした。可愛い♪
mimi.JPG

あと、裏側にはハングルでメッセージ。読めない。わかる人是非教えてくださいー。
裏面.JPG

とにかく、ぎゅとミーミがそれぞれソロで同じ音楽番組に出演してるってのが感無量です。




息子のソロデビューに際して、ぎゅのお父さんがfacebookに挙げたという記事の翻訳を読みました。泣いた。

ぎゅの事故の話なんかはメンバー紹介のときに書きましたが、呼吸回復のため喉を切開する、という医師からの説明に対して、「この子は歌手になるのが夢で、喉を切って歌えなくなったら、この子は何を支えに生きていけばいいんですか」と強く主張して、脇から穴をあける方法での手術に切り替えられたんだそうです。あんた息子が死ぬかも知れないときに何を言ってるんだ、と言われながらもお父さんがそう言ってくださったことで、今もこうして健康なぎゅの歌声が聴けるんだよなぁと思うともう本当にありがたくて。

そしてあらためて、今回初めて知ったまだ完全に治りきらない身体で2集に参加したぎゅのエピソードに、普段は飄々とした風情でなかなか表に出さないぎゅの一所懸命さが垣間見られて、ああ、本当に愛おしいマンネだなぁと。加入当時には距離のあったヒョンたちに猫っかわいがりされている今の姿を見ながら、生きていてくれてありがとう、と思う。

紹介記事の動画がデッドリンクになっちゃってるので、英語字幕ですけど別の動画はりつけておきますね。10年7月13日のバラエティ「強心臓」から。

[Eng sub] Why Super Junior Kyuhyun lives a... 投稿者 SuMiinah

さて、15日は、「2014 APAN STAR AWARDS」で、EXOのD.O.、ではなく俳優ド・ギョンスが新人賞を受賞しました。いや、これねぇ、どうせ売れっ子アイドルだからでしょ、ってんじゃなくて、本当にちゃんと演技力評価されての受賞だったと思う。ちゃんと全部みたわけじゃないけど、これなかなかの難役だったと思うんですよねぇ。「大丈夫、愛だ」のギョンス登場ラストシーン。


この子の優しそうだけど真っ暗な感じもして、みてると吸い込まれそうな瞳の魅力って、映像系の監督さんたちにはたまんないんじゃないだろうか。目が語るっていうか、台詞ない役でも十分印象が残るタイプ。俳優としても今後も売れっ子になる予感。ギョンスってちょっと顔のタイプが古風っていうか、昔の二枚目俳優さんみたいなノーブルな感じがあるので、時代劇とかもいけるかも知れない。個人的には中国あたりの文芸映画とかに出て欲しい。ちなみにこのドラマの主役のチョ・インソンさんは大賞を受賞されたそうで、話題作でもあるので日本でもDVD出るかもですね。

141115DO.JPG

この授賞式には、OSTを歌ったちぇんちぇんも出演していて、ソロ曲を披露しました。




これ、最初のDREAM CATCHERさんのノーカット版みて泣いたんですが、最初、AR版(All Recorded=歌まで入ってる曲、口パク用)の曲が流れてしまい、それで途中まで歌ってからジョンデが、MR版(カラオケ=歌入ってないやつ)で歌うはずだったんですが、AR版が流れてしまいました、ごめんなさい、MR版で歌いなおします、といって曲切らせて、生歌で歌いなおしてるんですよ。

EXOのファンだけが集まってるようなステージじゃないし、自分には特に興味もないかも知れない役者さんたちがずらっと並んでいるようないわばアウェイの会場で、たった一人でステージに立って歌うだけでも緊張すると思うんですが、そこで歌いかけで曲を切らせてでも自分の声で歌いたかったジョンデの度胸と、自分の歌への自信とかこだわりとか、そういう情熱を感じてぐっときたし、じゃあ果たしてこの子はいま、いつでもこんな風に思い切り歌わせてもらってるんだろうかというと、必ずしもそうじゃないという現実があって(EXOはやっぱりダンスパフォーマンスが重要なので、ステージは被せが多い。ルゥが抜けてMっ子単独の活動が激減してしまったし、『完全体』EXOではMは添え物っぽい扱いになるので、歌えるパートも少ない。それでなくても、他の子に比べて声量ありすぎなとこはあって、EXOで歌ってるときはマイクを口から少し離したりして調整してるときがある。等々、挙げだすときりがないです…)、ああ、とにかくこの子をこんな風に思い切り気持ちよく歌わせてあげたい、リーインぬなとかSHINeeのジョンヒョンとのデュエットのときみたいに、遠慮せず持ってる声を出し切れる歌を、もっといっぱい歌わせてあげたい、と思ったらなんか泣けてきました。

Mを諦めてないレイさんについていこう(すっごい年下だけど教祖たるレイさんに対してはこういう気分にならざるを得ない)、という気持ちを新たにした私ですが、ちぇんペンとして、ジョンデが好きな歌をいっぱい歌えるように応援していきたい、とあらためて思わされるステージでした。

141115Chen.JPG
なので、もう指輪ごときでガタガタ言うのやめます…!(←てか指輪あっさり戻ってた。なんで日本には指輪もピアスもしてこなかったんだろ。福岡公演ではタトゥーシールもなかったし、なんか「日本では、刺青はヤクザだと思われます、薬指の指輪は結婚か婚約だと思われます、よって外すべし」みたいな事務所的配慮があったんでしょうか。ソンミンがスパショ東京で指輪してなかったのもそれかな。)

141115Chen2.JPG


ジョンデが歌ってる間のギョンスのFanCam。ずっと一緒に口ずさんでるとこが、なんかぐっとくる。ステージ側のジョンデも、ギョンスと目があってくしゃって笑うとこが見られたりして、二人ともそれぞれ個人活動として参加している授賞式での、一瞬の二人の世界みたいなのにもなんかきゅんとしたなぁ。そして、動画最後のほうで、生歌聴いてるちゃっかにむが拍手してくれるとこにもうるうる。

ちゃっかにむはギョンスが本当にお気に入りで終始こんな感じでしたが…
D.O..jpg

ちゃっかにむ.jpg

負けじと俺の弟アピールするうぎたんも好きです。
うぎたん.jpg


posted by なつめ at 22:24| Comment(7) | TrackBack(0) | マイブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。いつもブログを楽しみにしています。
ミーミのメッセージカード訳ですが
「Rewindをとてもとてもとても・・・愛してくださいねん^^頑張ります」ですね〜
Posted by halu at 2014年11月16日 22:58
オリーブに関しては '75年生まれですがド田舎の長女 ファッション、流行には疎かったのですが今となっては戻って色々やり直したいくらいなのですが…。

ジョンデの指輪、ピアスがない!
っていうのは流れてきましたがアッサリ戻りましたよね(苦笑)
もう、歌っていて笑っていてくれるなら
彼女くらい!くぅヾ(。>﹏<。)ノ゙我慢します!

授賞式には本当に感動しました。

ジョンデの筋を感じて。

Twitterに流れてくるのは生歌で歌いたかった。
というのでしたが
私は ギョンスがD.O.ではなく ド ギョンスとして真剣に演じ賞をとった。
仲間として かぶせじゃなく生歌として真摯に向き合いたかった。
EXOチェンとしての確固たるプライドじゃないかと思いました。
あんな授賞式で やり直してくれなんて
よほどじゃないと言えませんよね、
と言うことで私だけ勝手にギョンスに対する礼儀、EXOを背負ってきている責任とプライドと思っています。

すみません、周りにジョンデペンがいなくて
なつめさんには いつも語ってしまいます。

次こそ!次こそ繁忙、無視して参戦するつもりなので 今回のジョンデ、レイチェン
レポお願いします。
Posted by ゆちな at 2014年11月16日 23:20
連投ですみませんん。コメ返しありがたかったです。
8月のSMTソウルあたりから、久々に恋する乙女となり、KAI堕ちしている私ですが、今日はジョンテのプロ根性に胸が高鳴りました。あんなふうに柔軟に凛として対応できるナンジャってステキです。

Posted by べにこ at 2014年11月17日 00:32
はじめまして!

いつも共感しながら読ませていただいています。
チェンチェンの歌い直しの場面は、全く同じことを感じました。
授賞式というアウェイの場で、臆することなく歌い直しという選択をした
チェンくんのプロ歌手としてのプライドと自信、
わずか22歳(満)でそれができることの凄味というかパワーに驚きました。
EXOは今後、体制を整え直すのか、現状のままK、Mでの活動を続けるのか、
SMさんの御沙汰を待つしかありませんが、それがどうであれ、
個々のアーティスト性はそれぞれ高いものを持っているので、
ひたすら見守り、応援するよ!と思わせてくれたステージだったと思います。

最後に、みーみのメッセージですが、こんな感じかと。
「Rewind、うんとうんと愛してくださいね(^^) 頑張ります」

長々と失礼しました!
Posted by はな at 2014年11月17日 03:21
はじめまして!!ブログ覗かせていただいてます!
韓国大好き、ヒチョル大好きなゆうこと申します。
カードはREWINDたくさんたくさんたくさん 愛してください
熱心にします(頑張ります)とかいてあります(*^^*)
Posted by ゆうこ at 2014年11月17日 15:36
◇haluさま、はなさま、ゆうこさま
カードの翻訳ありがとうございました♪まにまにまに愛さねば!(ハングルのまに、って英語のmanyみたい)

◇ゆちなさま、べにこさま
なんだかもうえくそちゃんたち東京に来てるのに逆に実感わかなくて、妙に落ち着いております。会場にいったらどきどきするのかなー。一回しかみられないので、瞬きも忘れて見入ってきたいと思います^ ^
Posted by なつめ at 2014年11月18日 01:43
なつめ様こんにちは。

キュヒョンがソロアルバムを出しました。SJで歌う時と、歌い方や声が違うなと感じました。なんとなくですけど。彼もグループで歌う時は、周りに合わせてるんだなと思いました。
私はジョンデの声が大好きです。12月の軌跡では号泣しました。それと、ジョンヒョンのデュエットは鳥肌がたちましたね。あそこまで声が出る子だと、思いませんでした。
ボーカリストとしての経験と実績を積んで、ジョンデも歌う場所を広げていきますよ。キュヒョンの様に。チョウミの様に。その日を待ちましょう。



 
Posted by いちGo at 2014年11月20日 16:10
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