2015年06月30日

シティボーイズ・ライブ ファイナルpart.1「燃えるゴミ」千秋楽みてきた。

突然ですが、シティボーイズ。私がシティボーイズに興味持ち始めたのは「ラジカルガジベリビンバシステム」やってた80年代後半からなので、渋谷のジァンジァンでやってた頃なんかは知らないけれど、でもなんだかんだで四半世紀ぐらい、シティボーイズは私のアイドルだったのでした。

その、毎年ゴールデンウィーク頃を楽しみにしていたライブ、ここしばらくは何年かおきになってましたが、あればはせ参じていたライブに、今年ついに「ファイナル」という銘がついて、月末だけど、平日だけど、これは何をおいても行かねば…!と思ってチケットとって、久しぶりの東京グローブ座にいってきました。千秋楽。

シティボーイズ・ライブ ファイナルpart.1「燃えるゴミ」

シティボーイズのライブは、前述のいとうせいこうとか、中村ゆうじとかがゲスト出演することが多くて、最近は若手の芸人さん入れたりもしてたけど、今回は原点回帰、というか、3人だけの舞台。2年ぶりに舞台で見た私の大好きなおじさんたちは、正直一見しただけで「ああ、おじいさんになった…」と感じるほど、やっぱりおじいさんになってた。だって66歳、66歳、65歳ですもん。当たり前といえば当たり前なんですが。

思えば9年前、当時の職場で過労死寸前で働いてて、子どももまだ小学生だったし自分の時間なんかほとんどとれなかった頃に、「マンドラゴラの降る沼」がまさかの銀粉蝶さんゲスト出演で、しかもせいこうちゃん、中村ゆうじ出て池上本門寺境内でやるっていうんで、発作的にチケットとって、子ども生まれてからたぶん初めて、ステージらしいステージを見たのがシティボーイズだったんです。

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当時は本当に仕事もハードで、パラハラっぽいのもあったし、休日は全部子どもの相手や部活で潰れるから人とも会えないし、今思い出してみてもあああ、辛いよねぇえ、というような日々を過ごしてたけど、この日は本当に久々にいっぱい笑いました。一人で観にいったんですけど、お寺の境内の特設テントっていうシチュエーションがまたアットホームな雰囲気でちっとも寂しくなかったし、懐かしい小劇場通い時代を思い出させて、当時はなかなか時間もお金もなかったけど、少しずつ、学生時代に好きだった観劇に気持ちが向くきっかけを作ってくれたのは、シティボーイズのライブだったんです。学生時代のアイドルだった、っていうだけじゃなくて、そういう意味でも私にとってはとっても大切な、大好きなカッコイイおじさまたち。

作・演出に気鋭の脚本家、前田司郎を迎えての3人コントは、それでもいい意味で相変わらずでした。ステージで2年ぶりの3人を見たとき、ああ、年取ったな、って正直思いました。きたろうさんがずいぶん痩せててちょっと心配になるぐらいだったし、まあいつものことではあるけれど斉木さん台詞忘れてるし、大竹さん息切れしてるぞ!とかちょっとドキドキしましたが、でも舞台が進むにつれ、そこは我らがおじさまたちのこと、だんだん調子出てきて、Ninagawa モナリザとか美輪さまの舞台ぐらい激しかったし、やっぱりいっぱいいっぱい笑わせてもらいました。


思えば好きなタイプは大竹まことと公言しては、夕やけニャンニャンの常滑川まことキャラしか知らない友人に白い眼で見られ、普段コントなんか見ない女友達を連れていった回がよりにもよって映像化したらほぼ「ピー」になるような下ネタばっかりの回で、「私これ、あんまり好きじゃなかった」と言われ、その後若干その友だちとは疎遠になってしまったりもしてきましたが、それでも!なんでも!私にとって、シティボーイズはかっこいいおじさまでした。

本当に80歳になっても90歳になっても、ずーっと変わらずアホなことをやり続けてくれるような気がしてて、舞台に行けばいつでも会える、と思ってたから、「ファイナル」って言われてもピンとこなくて、しかも「part.1」なんて書いてあるしまたまたなんかあるんじゃないの?って思ってたんだけど、でも、やっぱりこういうライブの形ではファイナルなのかな、って思いながら見てました。途中、コントの中の演出なんですけど、男3人(というか老人3人)が抱き合うシーンがあって、笑いながら涙出そうになった。演出の前田さんの粋な計らいに、ありがとううう!って言いたかった。

この3人ってね、40年以上一緒にいるわけでしょ。なんかそのことだけでもすごいよなぁって思います。いつもいつも、相変わらずでいてくれて、嬉しかった。ライブという形で会えることがなくなったとしても、3人はいつまでもいつまでも、私のアイドルだと思う。最後の挨拶で、大竹さんは「もう二度とお会いすることはないでしょう。じゃ、また。」と言いました。これ、なんかいいな、って思いました。

今回のファイナルを記念して、8月にWOWOWでこれまでの映像化されたライブを一挙放映するそうです。見られる方、是非みていただきたいです。私的に思い入れがあるのは、やっぱり自分が若くてリアルタイムでみてた「愚者の代弁者、西へ」「愚者の代弁者、うっかり東へ」「NOT FOUND」あたりですが、初めてご覧になる方には1998年の野外公演「真空報告官大運動会」とかオススメかな。細川徹時代は正直ぱっとしないのが多いんですが、でも「マンドラゴラの降る沼」は例外的に台本面白かったし、なんといっても銀粉蝶さんのコメディエンヌっぷりが素晴らしく、小劇場ファンには超オススメです。

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若い人たちはシティボーイズみて「ラーメンズに似てる」って言うんだけど、あれラーメンズ「」似てるんじゃなくて、ラーメンズ「」似てるんだからね!そこんとこ間違えないように!!(ラーメンズも好きなんだけど、ふたりのライブやらなくなっちゃったからなぁ…。ポツネンは今度見に行きます。でも、本当はふたりのライブが観たい。どっちも売れっ子になっちゃったし、大人の事情もあるのかもしれないけど、そういう意味でも、還暦すぎても3人「相変わらず」で舞台にいてくれたシティボーイズには、ありがとうございますって言葉しかないです。)

あと、ラジカルガジベリビンバシステムの舞台、なんとかしてDVD化して欲しい。相当画質悪くても買います。昔深夜放送でやってたやつのビデオ、VHSで持ってたけどベリベリでもう観られなくなっちゃったんだよ…T Tつべに細切れであがってるんですが、やっぱ今みても面白いです。



ナレーションで「2002年」とか言って近未来ものとしてはじまるんだけど、そんなのとっくの昔に過ぎちゃったよ…!!!


posted by なつめ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | マイブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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