2016年01月31日

リョウクちゃんソロデビューおめ&1月文楽大阪遠征いってきた

ちょっと私事で忙しくしてまして、ちょっと間があいてしまいましたが、そうこうしてる間にリョウクちゃん初ソロのミニアルバム、出ましたね!





ぎゅが、非常にスタンダードな「バラード歌手」イメージで推してきてることに比べると、かなり作りこんだ世界観のMVといい、ラッパーフィーチャーしたPOPな曲も含む構成といい、歌組マンネライン同士の間でも違うカラーを見せてくれて、面白いなぁって思います。タイトル曲とか結構コード進行とか難しそうーって感じの曲なんだけど、たくさんミュージカルとかも出演して、本当に声の伸びも表現力も素晴らしい、旬だなぁって感じがします。

私は韓みゅは全然わからないのですが、こういうの聞くと、好きなミュージカルナンバーをリョウクの声で聞いてみたいわぁ、ってなる。

えっせむって韓国でディズニーとなんかしら提携してるっぽいし、ディズニーのミュージカルアニメの吹き替えやるとき出して欲しいなぁ。

そして、この自分の小悪魔的魅力を存分に生かしたセルフ・プロデュース力が好きですよホントに。

キリン推し最強すぎる。ミュージカルの仕事もやりながらずっと席を守ってくれてるSUKIRAのラジオDJ、特に一人DJになってからのうぎたんの自由さ、いいですよねぇ。面白いもんいつ見てもホントに。あのぶった切り感とか最高。狂気の女装シリーズも大好き。パダヌナが、またどこかで応援登場してくれないかしら。

↓SS5でのご本人登場シーンw


なんか、入隊は6月で現役だとか色々と噂が流れてきて、もう私的に運動神経が一番心配な子なんでハラハラしていますが、スパショの挨拶のときに「いつもステージにあがるときはこれが最後かも知れないと思っている」って言ってたうぎたんの言葉を思い起こしつつ、きっと出発までの全部の出演番組やステージを、「いつも通りに全力で」つとめあげていくのが、プロ根性のカタマリであるうぎたんのスタイルなんだろうなぁーって思ってます。全力応援。

さて、先週末は、大阪に文楽遠征いっておりました。今回は、人間国宝、豊竹嶋大夫さんの引退興行でもあります。2月の東京国立劇場が最後の舞台ではあるのですが、でもやっぱりお膝元である大阪の興行が観たくて、去年に引き続きお正月公演に行ってしまいました。

お正月高齢のにらみ鯛。去年の写真はこちら
tai2016.JPG

今回は、二部「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」を先に見て、翌日一部の「新版歌祭文(うたざいもん)」嶋大夫さんの引退演目「関取千両幟」、最後に狂言の演目をもとにした「釣女」という演目でした。

「国性爺合戦」は有名な演目ですが、初段からの通しでやるのは32年ぶりだとか。あらすじその他はこちらからどうぞ。初演当時、経営が厳しくなっていた竹本座で大ヒット、17ヶ月のロングランを記録した人気演目だそうです。

主な舞台は中国というエキゾチックな歴史ファンタジー作品で、衣装も華やかだし、途中にはなんと着ぐるみのトラが登場したりして、全体的には賑やかな演目です。トラちゃんは黒子さんが入ってるんでしょうか…大暴れで大夫さんのいる床までやってきて扇子でペチンとおしおきされる演出があったりしてほっこりしました。子どもが見てもある程度は楽しそう。

ただ、オチはやっぱり歴史ものにありがちな「…なんかそこ、男の無駄な意地いらなくない??その無駄な意地がなければ死ななくていい人が死んでない?」というもやっと感満載でした。毎回そうなんだけどさー、「一度討伐しますと韃靼王に約束して10万の兵まで賜ったものを、女ごときの縁で裏切ったと言われるのは恥だから味方できない」とかいう超ジャパニーズな理屈に、中国人である甘輝がこだわるところが現代人の私からするとやや違和感が…。

なんせほら、三国志とか読んでも、中国の戦国の歴史って裏切りの連続みたいなところあるじゃないですか。合理主義のお国柄が出るっていうか、「こっちはアカン」ってなると割とサクっと裏切って敵方につくというのが、日本の侍魂系の「明らかにこっちについてたら負けるじゃん…」というところでも、妙に仁義とかにこだわって味方して一緒に討ち死にパターンとはちょっと違うよなぁって思うんですよ。どっちがいいとかじゃなくて、カラーが違う。

にも関わらず、ベタに日本人っぽい役割を中国人の甘輝にあてがってるところで、普段より違和感三割増しみたいな感じはありました。まあでも日本人がこの手の役まわりでも毎回「別にいいじゃん!男の意地わかんねぇ…!」って毎回思ってはいるんですけども。なんせね、歴史もののパターンって、よくわからない義理とか意地とかでがんじがらめになってる男に一歩を踏み出させるために妻だのお母さんだのが自決する、もしくは主君の子どもとかの身代わりに自分の子どもの首を差し出す、みたいな「えええええええ!」っていうのが最後の見せ場のお決まりなので。そして「ちょっと、死んでるやん!あなたの家族死んでるやん!!」みたいなところで男役のお人形が見栄をきって幕が下りるのを「おいこら、何がアッパレだ…!」と憤慨しつつ見送る、というところまでが自分的様式美になってます。

この作品でやっぱり独特なのは、命をかけて夫に和睦を結ばせた妻、錦祥女のあとを追って、血のつながりもなくその日始めてであった義理の母が、血のつながりのない娘だけ死なせたとあっては日本人の恥、と言いながら自害してしまうあたりでしょうか。ええっそこ必要ないのでは…!という衝撃があります。

江戸時代に文楽みていたお客さんたちが、どういう気持ちでこれを見てたのかはわからないけど、確かにエンディングは華やかで、いざ行かん、的にまとめてはあるんだけど、見てるほうとしては「やっほう!勇ましいぜこれから韃靼王との戦い頑張れ!」という気持ちよりは「あーマジで戦争ってつくづく武士の仕事で女子どもは犠牲になってばっかり、ロクなことない。」という気持ちが残る。

そういうもやっと感が残るストーリーであることって、むしろ現代的かも知れないなぁ…と思います。太平洋戦争中のプロパガンダ映画とか、今みたら共感するところがなくて、もはや滑稽だな…ぐらいの感じになると思うんだけど、全体としては荒唐無稽なストーリーの文楽を観終わったときに残るこのもやもや感が、むしろ現代的というか普遍的な感じがするのは、なんだか面白い現象だなぁって思います。

翌日みた一部の演目も、結構もやっと感が多いお話ばかりでした。

新版歌祭文」ですが、これはお染久松ものっていって有名なカップルらしいんだけど、私このカップルのやつ観るの始めてで、通しじゃなくて途中(野崎村の段)で話が終わったせいかも知れませんが、ここまでヒロインに感情移入できないの珍しいっていうぐらい、お染ちゃんのキャラが「このタイプの女子、無理…友達でいたらすごい困るタイプ…」っていう感じでした。

まあ、文楽って案外積極的な女子多いんですけど、それにしてもお染ちゃんたら、お嬢さんなのに超ぐいぐい迫ってた使用人の男、久松が、訳あって里に返されたところをおっかけてきて家まで上がりこんで、やはり身分違いだったのです、お忘れくださいといわれて「じゃあここで死ぬ!」って剃刀出すとか、超迷惑では…。

男も男っていうか、親が決めた縁談とはいえ、一応フィアンセだった女の子(おみつ)が自分たちを心中させまいとして尼になってしまったというのに、別れ際に「じゃあ年取った親の世話をよろしく」って言うか…?なんだそれ!!って憤慨してるうちに終わってしまったのでした。「このカップル、納得いかない」と友達と言い合っていたのですが、帰京してから検索して続きのストーリーを調べ、このあとの段で紆余曲折があって、結局最後は心中で終わることがわかり、多少溜飲を下げたという(←文楽鑑賞の姿勢として間違っている…)。

とはいえ全体的には、なまぐさ坊主ならぬなまぐさ山伏と使用人がぐるになって人を騙してお金を巻き上げようとするシーンとか、勝気なフィアンセのおみつちゃんとお嬢さんで空気読めないお染ちゃんのやり取りとか、ちょっと楽しいシーンが多い段の上演でした。でもいつか下段のほうも見てみたい。後半は「刀を取り戻さなきゃならないパターン」のお家騒動が絡むらしいです。

そして、観客の皆さんお目当ての嶋大夫さんの引退公演「関取千両幟」。今回は、最初に引退の向上があったり、あまり長くない演目なのですが、門下の大夫さんたちが総出演だったり、これお相撲さんものの演目なのですが、相撲のシーンの前に、お相撲の開場のときの櫓太鼓の音を模した三味線の曲弾きがあったりと、とても華やかなお別れ会と言う感じで、すごくストイックな感じだった住大夫さんのラストステージとは、同じ引退興行でもずいぶん趣が違うなぁーと思いました。

2014年に観た住大夫さんの引退のときは、口上とかも特になく淡々と出演されて、切り場を語り終え、そのまま盆がぐるっと回って、次に出てきた若手の大夫さんたちの力強い声に「ああ、世代交代なんだ…!」というのをどっと実感し、泣けて仕方なかったのですが、嶋大夫さんの引退興行は、なんというかすごく温かかったです。家族みたいな一門みんなで送りだすという感じで。

聞かせどころは、贔屓の旦那さんのために今日中に200両工面しなければならず、八百長相撲をとらなければならなくなって嘆く相撲取の猪名川の出発前に、妻のおとわが髪をとかしてやりつつ「相撲取を夫に持ち、江戸長崎国々へ、行かしゃんすりゃその跡の、留守はなお更女気の、独りくよくよ物案じ…」等々と、相撲取りの妻としての苦労を語りつつ、それでもおそらくはその裏で、夫のために金を工面することを考えているであろう「髪梳き」のシーン。

おとわは自分の身を売って工面した金で、夫のメンツと窮地を救うのですが、この夫婦愛とか妻の強さみたいなものが、その前に見たお染久松の未熟な若者カップルと比較すると余計に泣ける感じだったなぁ。おとわを使うのが蓑助さんですから、もう余計に相撲取の妻の凛とした風情が巣晴らしくて。

ただね、この「実は奥さんが身売りして手に入れたお金だったんだよ!」というネタバレシーンで、猪名川が最後に言う台詞が「何にも言わぬ、かたじけない」でして、そこは「ええっ奥さん身売りしたのにかたじけないだけぇ!?」ってなったところで終わってしまったので、また若干のもやっと感が残ったのでした。ちなみにこのお話は、続きで最終的には悪役のほうの相撲取も斬られて死んだりしてある程度スッキリする段もあるらしいので、やっぱり続きがみてみたい。

そして最後の「釣女」は狂言の演目を文楽にしたものなので、コメディです。本当に釣竿で奥さん釣っちゃうっていう発想がすでに笑えるのですが、醜女を手に入れてしまった太郎冠者のうろたえっぷりとか、ちゃっかりと美人の奥さんを連れ去るところ、置き去りにされたおかめが「くやしいぃいい!」ってなりながら追いかけていくラストのドタバタまで、気持ちよく笑える演目でした。

これは阿波人形浄瑠璃でのダイジェスト版の映像ですが、雰囲気わかるかなー。


もやっと系が続いたので、最後大笑いして終われてよかったかなー。

という感じの今年初文楽でした。1月は3日の国立劇場での落語名人会に始まり、伝統芸能月間みたいな感じでしたが、2月にはリョウクのソロコン(私はライブビューイングで参加ですが…)、f(x)のライブ、カンイン出演の映画「猫のお葬式」など、K-POPづいたお楽しみが続きます。f(x)ついに公式ファンクラブ名μ(Meu)が発表されたそうで、嬉しいようー。


このティーザー可愛すぎて、私もう一日10回ぐらいの勢いで見てます…
posted by なつめ at 22:52| Comment(4) | TrackBack(0) | マイブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
私は、半年前にsuper juniorを好きになったばかりの新米ELF(ドンヘペン)なのですが、スパショのDVDを買うのに
どれにしたらいいか分からず困っています。
全部欲しいくらいですが、そういうわけにもいかず…。
レビューを見比べたり、セットリストを見比べたりしたんですが、決まらなくて…。
前からブログを見させて頂いていたなつめさんの意見をお聞きしたいと思いコメントさせて頂きました。
初めて買うならどのスパショのDVDが良いでしょうか?
いきなりの質問申し訳ありません。
よろしければお返事頂戴したいです!
Posted by maya at 2016年02月06日 05:42
◇mayaさま

うわあああ、難しい質問ですねぇ。初めて買うには…ですか。私は個人的にはスパショの2(韓国版)とか初々しい彼らの全力パフォーマンスが見られて好きなのですが、ドンヘが好きならビジュアル絶好調期の3かなぁ…とも思いますし、悩ましい…

でも、あえて推すならSS4でしょうか。カンイン、ヒニムがいない時期ですが、オープニングからの盛り上がり、面白さとかっこよさのバランス、選曲的にも美味しいとこどりのランチ定食的なお得っぽさがあります。日本版を購入されるなら、できれば初回限定版を。バクステのドンヘ、可愛いですよ。
Posted by なつめ at 2016年02月07日 23:51
なつめさん、お返事ありがとうございます!
凄く参考になりました。
SS4にしようと思います。
本当にありがとうございます!
これからもブログ楽しみにしています。
Posted by maya at 2016年02月09日 22:34
なつめさま

2/9、リョウクちゃんのペンミ1部に行ってきました!皆さんがツイにあげている通りの素敵な、ミニライブのようなペンミでした!セトリや各コーナーの様子は他の方のツイやブログが詳しいでしょうが、リョウクちゃんのことをホントに誇らしく思った2時間でした。

リョウクちゃんの歌声はなんだろう…本家の歌を超えてすごく私の胸に響いて…歌手のもつ力を感じずにはいられませんでした。
リョウクちゃんは誰の曲であれ、その歌の魂を届けられる歌手なんだなぁと思いました。そして何度もうるっときてしまいました。ああ、表現力が無くてうまく言えませんが…!
宣言通りにほぼ日本語だけでやり通して(ネモトさんの出番が少ない!)、なんてがんばり屋さん!芯の強い努力の子!おかあさんは本当に涙が出るよ…とすっかり母目線で、頭をなでなでしてあげたかったです。

もちろん萌えポイントもたくさんあり、楽しく元気をもらったペンミでもありました。
こまめに水分補給するときの、“あむっ”て上唇を丸めるようにストローを加えるところとか、ホントにかわいい生き物って感じでした。

特にリョウクペンではない私がこんなにやられてしまったのだから、リョウクペンさんの心情やいかばかりかと。

今回の名言「ぼくは一生けっこんしません!…でも、コドモはほしい…。男…4にん。女…4にん。あはっ」みたいなことを言ってましたが、ウギたん、わかってるよね〜?コウノトリが運んでくるんじゃないってこと〜。

誰かもつぶやいていましたが、今日のペンミはDVD化してほしいです!なるかな?特典DVD。

こうなるとソロコンライビュに行けないのが本当に残念です。なつめさまの詳細なレポをお待ちしています‼‼





Posted by M4号 at 2016年02月10日 00:44
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