2016年02月15日

コトリちゃん&文楽東京2月公演いってきた

リョウクちゃんのソロファンミのレポを眺めつつ、激レアチケットをゲットした人たちが超羨ましく(カバー多いから映像化難しいだろうなぁ…と思うと本当にレアですよね)、そして早くも追加公演決まった永遠のマンネが誇らしく、そして軍隊の短い休暇の合間に弟の応援にくるヒョク(ミュージックバンクの収録のとき来てたというレポ…T T)がかっこよく惚れ直すという一週間でしたが、バレンタインデーの存在は綺麗さっぱり忘れていましたよ(汗)。



兵役消化モードで全体の活動がないせいもあり、SJって本国では化石的な扱いみたいですが、そういう中で、ミュージカルだけじゃなく音楽番組とかバラエティ番組も積極的に出演して「を、スーパージュニアってこんな歌えるボーカルがいるんだ」って、あまり興味のない人にも思わせるようなパフォーマンスを届けてくれる永遠のマンネすごい、ありがたい。ファンミはいけませんでしたが、来週のライビュとっても楽しみです。

さて、建国記念日の休日、近所の絵本雑貨のお店とギャラリーを兼ねた「ウレシカ」さんというお店で、小さな絵本の原画展をみてきました。

とりごえまり+やまぐちめぐみ 二人展「そら」 同時開催:『コトリちゃん』原画展


この絵本は、2015年9月に難病のため49歳の若さで亡くなった画家のやまぐちめぐみさんが生前とりごえまりさんと企画していた絵本で、やまぐちさん亡き後、残された絵に、足りなかった絵を一部とりごえさんが描き足して、完成までこぎつけた作品なのです。

kotori.JPG
これは写真撮影オッケーだった、前の二人展のとき展示された作品や、個人蔵のやまぐちさん作品コレクション。

絵本は、1年に1日だけ目を覚ます、小さな小さな女の子コトリちゃんが、小鳥の背中に乗って、さびしい人に、内緒の贈り物を届ける物語です。それ小さくない…!という巨大な小鳥と、リスよりも小さな女の子のサイズ感の不思議さがじつに絵本っぽく、物語展開もわかるようなわからないような…なのですが、最後まで読み終えると、ああ、あの小さなコトリちゃんはやまぐちさんご自身の姿なんだなぁ…とふと感じたりしました。

一番最初に目覚めるコトリちゃんの森のおうちの近くには、リスさんの姿があるんだけど、物語の中では、いつも庭に遊びにきてくれたリスさんの死を嘆く女の子が出てくるのです。年に一度だけ目を覚ますコトリちゃんは、彼岸からこちら岸へ、やってきているのだ。と。そんな気がしました。さびしい人と直接言葉を交わしたりするわけではないけれど、コトリちゃんの贈り物が、季節を経て、どんな風に届くのか、是非絵本を手にとって確かめてみて欲しいです。

omake.JPG
絵本購入したら、絵本の中の1シーンの絵葉書もらえましたー。


私もちょっとした病気が見つかったところで、絵を描かれたやまぐちさんの心だけでなく、その作品をなんとか読者に届けようと頑張ってくれたとりごえさんや編集部の人たちの思いも感じてすごくじんわりと沁みました。展示は明日15日までなんですけど、お近くの方は是非。

土曜日には、文楽の東京公演観て来ました。2部の嶋大夫さんの引退公演は1月に大阪で見てきたのと同じ演目、同時上演の「桜鍔恨鮫鞘」は去年の秋に大阪で見てきたやつで、両方とも一度みたことがある演目、というのは文楽を観初めて初めての経験です。

桜鍔恨鮫鞘」は私わりと好きな演目です。前に見たときは、お妻が蓑助さんだったんですが、今回は勘十郎さんでした。八郎兵衛は前回と同じ吉田和生さん。蓑助さんのお妻は、儚げな佇まいがどこか最初から死を覚悟した様子にも見え、じっと運命を耐える感じというか、静かな印象があったのですが、勘十郎さんのお妻は、寝所に連れて行かれながらわが子を振り返る目線に滲む、母親らしい心の乱れとかの感情がもっと強く、生々しく表現されてるような印象がありました。

この話は、幼い無邪気な娘に、文字を書けない母親が、手紙の代わりに言付けを暗記させて、それを娘が懸命に思い出しながら言ってみせるシーンがもう本当に切なくて涙なしには観られないのですが、そこの切り場は前回も今回も咲大夫さん。嶋大夫さんが引退されちゃうと、切場語りという一番いいとこを語る大夫さんの称号を持ってる人が、咲大夫さんだけになっちゃう。ううううん、大変だ。

嶋大夫さん、1月に大阪で聞いたときよりも、なんだろうお声に張りがあったような気がして、こんなに語れるんだったらまだ引退しなくていいのに…とすごく残念でした。せめてあと1年ぐらい…と思うんだけど、でも「思うように出来なくなる前に」みたいなタイミングがあるのかなぁ…プロスポーツと一緒で、凡人にはわかりません。でも、お元気で後進の指導にもまだまだお力を発揮していただきたいです。

さて、今回は母の学校の同窓会のミニ講演会をのぞかせてもらったのですが、人形の頭(カシラ、と言う)を制作している文楽技術室の村尾さんのお話でした。

muraosan.JPG
もっとすごいお爺さん出てくるのかと思ったら、若かった…。40代だそう!びっくり。

kashira.JPG
間近で色んなカシラを見せていただきました。孫悟空は今度の夏休み公演で使うそうです。ちりめんの布で覆ってあって、動物感を出しています。

人形の目なんかを動かす仕掛けに使うバネは鯨のひげを使っているんだけど、ワシントン条約とかなんとかで鯨がとれなくなってしまって材料が不足している、という話をテレビで以前したら、昔捕鯨船に乗っていて記念にとっておいた、という方や、競馬のムチ職人の方から材料の寄付があって(競馬のムチって昔は鯨のひげで作っていたんですって。今はグラスファイバーだそうです)、あと100年ぐらいはもちます、その先はわかりませんが…なんていうお話も。

面白かったのは、人形には「性根」を入れるけど、「魂」は入れない、というお話。若い娘のカシラには、その年頃の女性らしく「笑い」、中年の女性のカシラには「憂い」といった「性根」があって、もちろん色んな表情をつけられるようにそうはっきりした笑顔や泣き顔にはしないんだけど、性根はそういう型を持っていると。でも、お人形さんに魂が入るのは人形使いさんが手に持ったときであって、人形作りが魂を入れてしまってはいけないそうです。

文楽人形の死のシーンでは、いよいよその人物がこと切れると、人形使いさんたちが手を抜いて、お人形だけ置いて舞台から引っ込んでしまうんです。それで、ああ、死んじゃった、というのがわかるんですが、あれは魂が抜けたところなんだなぁ、とあらためて思いました。そして、文楽人形があんまり怖くないのは、きっとそういう理由でもあるんだろうなと思いました。人が持って初めて魂が入るので、お人形そのものはカラなんですよね。だから、よくある日本人形に魂が…みたいなホラーっぽい感じが不思議とない。

びっくりしたのは、このユネスコ世界文化遺産でもある文楽の、お人形のカシラを扱っている技術者が、たった2人しかいない、ということです。舞台の演目によっては、一度の公演で80人分もの登場人物の人形のメンテをしなくちゃならないのに、それをたった2人で、って。

結局予算の問題で、技術室の担当に定員があって、今「人形作りになりたいです」という人がいたとしても、お給料払えないし雇えない、ということらしいんです。もう少し予算が増えるといいんですが…という話を聞きながら、いやいやいやいや、それまずいでしょ!ってなりました。だって二人そろってインフルエンザとか食中毒とかなっちゃったらどうするの…!?縁起でもないけど、もし海外公演に出かけたところで飛行機おっこちちゃったりしたらどうなるの…技術が途絶えちゃうじゃん…!って感じで超びっくり。

今、文楽技術室では衣装さんが4人、床山さん(カツラの担当)が2人、カシラと手足を担当する人形職人さんが2人、という体制でやってるんだそうです。お人形さん、舞台の途中で壊れたりとかもするため公演中は舞台袖で待機だそうなので、公演始まる前・終わったあと・公演中、ずっとお仕事あるんですよね。2人だけじゃ、本当に病気ひとつできませんよね…

あらためて、文楽が伝統芸能界の絶滅危惧種であることを感じて、ひやーっとしました…トキだって、絶滅しちゃって復活させるのにあんなに大騒ぎしてお金もかけてもなかなか繁殖とか思うように進まないじゃないですか。絶滅しちゃってからじゃ遅いのよ…!って感じで。やっぱりもっとお客さん増えて予算が増えないと…ということで、ぎゅコン大阪公演あたった人は、是非是非文楽も観にいってください。マジで。

とっつきにくそうだなーと思う方は、とりあえずこのへんから読んでみて身近に感じていただければ…って思います。青春文楽ドラマです。なんかもう、いっそ連ドラとかにしてくれたらいいのに…それで咲寿大夫くんかなんかチョイ役で出したら絶対女性客増えるのに…!



今回は、こんなのも買いました。かるーい語り口ながらウンチク満載で面白そう。


さて、えぷのFC名が決まったのも嬉しいのですが、せぶちのFC名も決まったようですねー。CARAT!よかった、マウンティンにならなくて!と、とりあえず安堵。この週末はアンコンで大盛り上がりだった模様です。せぶちのパフォーマンス見てると、若いって素晴らしい…!ってなりますよねぇ。

うぎたんとドギョムのコラボです。


ドギョムとスングァンめっちゃうぎたんになついてますよねぇ。旧13人が事務所の垣根越えて新13人可愛がってるの微笑ましい。

事務所違いなのに宣伝動画。アホかわいい…

(「リョウク兄さ…リョウク先輩」って言い直してるとことかめっちゃ和む…)


去年の9月。異様に踊れるヒニムがいますがそれはジュンフィです。


この曲すごい好き。本当にみんなデビューすると急激に垢抜けていくものですねぇ…すごい。

posted by なつめ at 01:04| Comment(3) | TrackBack(0) | マイブーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なつめさん
更新楽しみにしていました (⌒∇⌒)

うぎたんの歌声は上手なのはもちろんですが、本当に真摯な姿勢や、心を打つ何かが感じられて聞き入ってしまいます。
SJは兵役モードですが、うぎたんや素敵なひょくの様子見ているとELPは絶対やめられないな〜と思います。(しゃをるもですが…)

せぶちの動画いろいろ見ていますが、ほんとに”あほかわいい”同感です!事務所は違いますが、初期のSJを感じさせますよね。

メンバー抜けることなく、大好きなSS4やSHINeeのドームコンをミックスしたようなコンサートができるBIGアーティストに成長してほしいです。

Posted by おっこたん at 2016年02月16日 11:51
なつめさん。こんばんは。
何年か前からブログやTwitterを拝見させていただいております、えるぷで、最近はカラットにもなった20代です。

先日就職に関わる筆記試験を受けたのですが、その中で文楽に関する問題が出題されました。正直文楽自体出題されるのが予想外で、受験者にとって、かなりの難問だったと思われます。
その問題に出会った時、真っ先に思い浮かんだのがなつめさんのツイートでした。なつめさんの文楽のツイートの中に、こんな名前の人がいたはずだ...こんなお話や内容だったはずだ...という具合に見事正解することが出来ました。まだ結果は出ていないので何とも言えないところもありますが、その問題は確実になつめさんのおかげで得点にすることが出来ました。勝手なコメントで申し訳ありません。でも、明らかになつめさんのおかげで、ありがたくて、送らさせていただきました。

いつもツイートもブログも楽しみにさせていただいております。特にブログのせぶちメンバー紹介、楽しみです(^^)
明日はカラット先行の当落発表ですね...!お互いコンサートに行けますことを願っています!突然の長文乱文失礼致しました!そして最後にもう一度、ありがとうございました!
Posted by ヒョクとミンギュのペン at 2016年06月26日 20:53
おおーこんなブログの駄文でもお役に立てることがあったとは…!嬉しいです。よい結果になりますように!無事に就職決まったら、是非是非、文楽も観に行ってみてくださいねぇー。
Posted by なつめ at 2016年06月27日 00:18
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/433822982
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック