2016年07月09日

明日は投票日。

せぶちちゃんのカムバックで超ハッピーな週を過ごしております。ステージごとに細かいアレンジを加えてくれて、毎回一人だけ目立つ衣装とか、「う、見逃せないじゃん…!」という企画を考えてくれるため、どのステージも楽しいのですが、カムバステージのMVPは私的にくぷすでした…というかショーチャンのカメラマンさんにMVPを…!!


私くぷす推しではないんですが、これ見て胸キュンにならない人がいようか。砕け散ってもいいと思いましたね実際。2:09見るためだけに10回ぐらいリピートするだろこれ…!というヤツでした。伝説になるぞ…。

くぷすのサイン会での人たらしぶりについては様々なレポを見ており、こわい、生くぷすこわい、推しじゃなかった人たちがどんどん陥落してる…と震えておりましたが、こ れ は …!

というわけで、皆さん是非2:09しっかり見てやってください。

ハニの髪型どうしたとか、ミンギュのTシャツの1984年の出来事をまざまざと思い出せる私的に、やべぇこの子ら誰一人として生まれてない…!!つかSJですら1984年には83がたったの1歳…!という事実にあらためて気絶しそうになったりとか、ツッコミ&セルフツッコミ入れつつ、楽しく過ごしてます。



リパケは日本版の発売待ってるんですけど(特典DVDに字幕つくから)、我慢できなくて音源はiTunesで買ってしまった…5曲増えて満足クオリティです。


シウォン枠ですが、現在お休み中のウォヌがMVには出演してくれているのも嬉しいです。公開前の動画配信中にもウォヌへの電話コーナーがあったり、こうして一緒だよ!という気持ちを表現してくれることが素直に嬉しいですよ。くぷすの「(放送が)終わったらかけ直すから」つって電話切るところとかが、すごくリアルでいい。ちゃんと連絡取り合ってるんだなーって。


MVメイキング、倒れるとき頭をガードせずにいられないチキンなバーノンと爆竹が怖くて完全に顔が強ばってるぶーちゃん可愛い。

今回のカムバは三週間の活動だそうで、わりとカムバラッシュにあたっているので、また一位獲得できるチャンスがあるかどうかはわかりませんが、とにかくファンを楽しませるサービスをいっぱい用意してくれるせぶちちゃんたちのステージ、見逃さずに楽しみたいです。売れ始めると動画の削除早いからね…!

ボーカルライン&バラエティ担当のそくぶーちゃんたちはトゥギのお誕生日にプレゼントくれたらしくて、可愛い弟達が兵役中で寂しい思いをしているじいじも一回り下の弟たちに癒されてる感じじゃないかしらん。


最後のほうでヘンボクのカバー歌ってくれてますね。NYのKコンでもSORRY SORRYカバーやってくれて、本家はもうこの人数じゃ見られないので感無量。



BANGのせぶちちゃんバージョン好きだなー。これ日本のライブでもやってくれるといいな。昔なんかのドラマに出ていたユイちゃんが可愛かったので検索して、そこでアフスク先輩の太鼓パフォーマンスの動画を見たときには、な、何が始まったのだろう…と思ったものでしたが、今みるとかっこいいな。


でもすごいよなぁこれ。普通にマーチングバンド的なことをやらされているという。「アイドルなのに何故ここまで体育会…」と思わなくもないけれど、でもこういう一芸持ってると何かと便利かも知れない。何に便利なのかはわからないけど。

さて、関係ありませんが、明日はいよいよ参院選の投票日です。18才からの選挙権がみとめられて初の選挙ということで、楽しみにしている学生さんも多いことでしょう。

今回の選挙は、改憲勢力に単独過半数を与えるかどうかという選挙なので、わりとおおごとです。そういう選挙に「参加した」ということだけでも、かならず将来孫やひ孫に「へぇー」と言われること請け合い。行っておきましょう。

行ったことがない方は、投票なんてめんどくさいと思う方もいるかも知れませんが、行ってみたらあまりにラクチンなので、拍子抜けすると思います。考えてもみてください。ヲタは推しに一位をとらせるために、毎日せっせと公式MVをまわして再生数あげたり、読めもしない韓国語のサイト巡回してポチポチしたり、ライブがあればチケット代とあわせて何万もかけて遠征し、朝イチからグッズ列に並んでゲットしたグッズを手に3時間とか4時間とか立ちっぱなしできゃあきゃあ言っておるわけです。その根性があれば、投票なんか文字通りの朝飯前…!

そんなに推したい人いないもん…という人もいるかも知れませんが、投票しない、ということは、「こいつだけはマジ勘弁」と思う人が当選する確率をあげることに協力してるようなものです。だって、そいつの支持者は投票に「行く」んだから。こいつだけはマジ勘弁と思うヤツの当選を邪魔するためと思ってもいい、あるいは選挙後「自分は支持しなかった党とか政治家」に対する文句を心置きなく言える権利のためと思ってもいい(←おかげさまで私はいつも心置きなく首相をDISってます)、とにかく何年かに一度しかない、国の未来を決める人たちを選ぶことに直接関われるチャンスを無駄にしないようにしましょう。

なお、今年は「支持政党なし」というトンデモ政党が出てるので、政治批判のために無効票にしようとして「なし」とか「支持なし」とか書くのは絶対やめましょう。政策も公約もなーんにもない胡散臭い詐欺師どもに政党助成金とかまわっちゃうので。こんなところが議席持つようになったら世紀末もいいとこです。皆さんの代わりに議決に参加〜なんていってますが、この「皆さん」はネット民の多数決を想定しているようです。そんな数字は簡単に操作可能だし、結果どういう風になるかというのは、2ちゃんだの各種まとめサイトだのtwitterを見てれば想像つくでしょう。

また「公約がない」=突然何を言い出しても約束違反じゃないので、右にも左にも転ぶのが自由という、ある意味極右政党や宗教がかった泡沫候補たちよりもタチが悪い団体です。騙されないように。ただ、長生きしたら、この世紀末的な選挙広報をとっといて、未来の世代に見せたいよ…トンデモすぎて話しただけじゃ信じてもらえなそうな党の公約がいっぱい載ってるよ…漫画みたいだよ…

あと、なんとなく改憲改憲ニュースで言ってるのは知ってるけど、9条だけでしょ?と思ってる人は、そうじゃないので是非こちらのページをご覧ください。

http://editorium.jp/kenpo/const.html
ラジオボタンで、今の日本国憲法、自民党の改憲草案、両者の比較を切り替えてみることができるので、何がどう変わるかがぱっと見でわかって便利です。

ドヤ顔の前文の「ニッポンえらい」節が昨今のテレビ番組の「ニッポンすごい」連呼を軽く凌駕してるとこがダサすぎて死ねるとか、色々突っ込みどころはありますが、要は時代の逆戻りを指向する改憲案です。改正とか言わずに退化と言って欲しい。9条9条言ってる人たちにはむしろ、「第三章 国民の権利及び義務」の「第二十一条」「第二十四条」あたりにヤバみを感じて欲しいです。もともとの日本国憲法の認める国民の「自由」な権利をあれやこれやと難癖つけて狭めるとか、「伝統的家族観(笑)(←実際のところは明治時代のごく短い期間における時代錯誤的かつ性差別的要素満載の家族観)」を押し付けていることに、たとえばLGBTの方たちは強く反発していますし、「女三界に家なし」みたいな時代に戻れというマッチョの心意気がひしひしと感じられて、私も死にそうです。

なんと10年も前になりますが、こんな記事を書きました。
教育基本法を読む

そして、2013年。
憲法「改悪」の道を安易に突き進んではなりません。

とにかく、自分が10年前に予想したディストピアが、現在目の前で展開されていると思うと気絶したくなりますね…悪い夢じゃないかと。目がさめたら、みんな正気に戻ってないかな?と。

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posted by なつめ at 14:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月16日

憲法学者に聞く安保法制 by 報道ステーション

これ、報道ステーションのHPなんですけど、とても充実した読み物なのでシェアしたいなと思って紹介します。

憲法学者に聞いた〜安保法制に関するアンケート調査の最終結果

私が「教育基本法改悪について」のエントリを書いて、安倍晋三氏の進めるユーゲント育成から始めるニッポン全体主義化構想の危険性とおぞましさに全力でツッコミ入れてたのが2006年なんですが、あのとき自分が感じた「こいつやべぇ」という印象があまりにも見事に現実になってしまって、わりと気絶しそうな毎日です。

なんせ9年前に「マスコミを上手く利用して国民に対してショック療法を行い、政府の言うとおりにしなくちゃ日本は終わりだと思わせて基本法を改悪⇒次は改憲に繋げるって戦法ですね。」と書いたことが、今まさに現実になってるわけなので。

水面下でどれほど保守勢力がこのことに向けて着々と準備してきたか、ということ、それに対して左派がいかに無策であったか、ということをしみじみと感じていますが、ただ愚痴ってもしょうがないわけで、おそらくアメリカ議会でしんちゃんが「夏までにキメてくっから!」と大見得きったがために、集団的自衛権(実際のところアメリカはさして期待もしていない戦力だというのに)行使容認に向けた安倍自民と政府の動きが非常に強引になって、色々と論理破綻をきたしていることは、この政権の政治の進め方の全体的な異常さを際立たせてくれるので、多くの人が「やばくね?」と感じるいい機会ではあると思うんですよね。ただ、のんびりしていたら一気にやられる。今年ってたぶん日本がこの先個人個人が尊重される民主国家でいられるか、そうじゃなくなって一気に全体主義、ファシズムへの道を突っ走るのか、という分かれ道なんだと思います。


これの1時間5分あたり〜にも決定的な憲法学者の見解が観られますが、これを見ても「たまたま呼ばれた3人が憲法違反と言っただけ」と言う人たちが、特にこの報道ステーションのHP見たらいいと思います。

菅官房長官が記者団に向かっていった「憲法違反じゃないという憲法学者はいっぱいいる」は「いち、にい、さん、たくさん」みたいな未開の地カウントであって、実際にはこれだけの人数の憲法学者が「違憲」と判断しているということ。そしてリンク先には名前出していいよ、と言った先生方の「何故そのような判断をしたか」という根拠もちゃんと紹介されている。

私もまだ全部読みきれてないんですが、難しい言葉で書く先生もいるけど、ちゃんと中高生でもわかるような言葉で書いてくれている先生もいるので、是非皆さんお時間あるとき読んでみてください。私は文学部の卒業で、法学なんてちゃんと学んだことはなかったけど、どの先生の文もすごく面白いです。世界の憲法のお勉強とかしたくなりますよ。

早稲田大学社会科総合学術院教授・西原博史氏
関西学院大学法学部教授・長岡徹氏

あたりは、とてもわかりやすくこの法案の問題点を噛み砕いて指摘して下さってます。

成城大学教授・西土彰一郎氏

この先生の一行コメント、とても控えめで穏やかだけど、痛烈な皮肉。すごいやこれ言われた相手が自分が斬られたとか気がつく前に心臓ひと突きにしてるな、という感じで私は大好きです。こういうことポロリといえる人になりたい…まるで必殺仕置き人みたい…

法政大学法学部教授・建石真公子氏

やばい専門的すぎてさっぱりわからない…!でもなんか勉強したら面白いんじゃないかと思う…。おまけの部分の、与党が盛んに使いたがる「武力行使もいとわない正義」の意味の「積極的平和主義」という言葉は、ヨハン・ガルトゥングというノルウェーの政治学者さんの用語として有名で、「「積極的平和」とは、構造的暴力をなくすための「構造的な」活動−貧困や差別の廃止、人間の生存や生命を保護し、環境や文化の保護、民主主義の確立等−」である、というガルトゥングの定義と「武力行使もいとわない」という定義はすっかり正反対になっている、という話はとても興味深いウンチクでした。

他の先生のコメントもちょっとずつ読んでみようと思います。仕事仕事で、大学でもう一度お勉強するチャンスなんかない社会人にとっては、こういうのすごく貴重ですよー。タダでこれだけ沢山の大学の先生のお話を聞けるようなものだもの。別に全部理解できなくても問題ないと思うので、いくつかでも「なるほど」と思うものがあったら、頭の引き出しに入れておくといいんじゃないかなと思います。

ハンナ・アーレント [DVD]
ポニーキャニオン (2014-08-05)
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これもう一度みたいな…映画館でみたときのレビューはこちら

思考停止しないために、少しずつでも学びつづけていきたいと思います。権力者は、国民が思考停止して自分たちの言うことに何でも賛成するようになることを望んでいるから。国が大学改革とかいって、哲学とか文学とかの思想系の学問の学科つぶしをしようとしてるのなんて、まさにその表れですからね。
タグ:政治
posted by なつめ at 00:59| Comment(3) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月02日

「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定」についてダラダラと語る。

1日は我らが天使リーダーのお誕生日でしたし、えぷのカムバックのteaserがどんどん流れてきてすっばらしいし楽しみだし、今年も半分過ぎたし、楽しいことを書きたいと思っていましたが、日本という国の立憲主義がアベシンゾーと愉快な仲間たち主権在民を(意図的に)忘れた傲慢な政治家たちにより蹂躙されるというあまりに重たい出来事があったので、そちらを優先します。

「集団的自衛権の行使等を容認する閣議決定」が7月1日、19人の閣僚によってなされ、これにより日本は「憲法解釈をときの政府が思いつきで変えられる国」と世界に認識されることになりました。ここから「憲法じたいがときの政府の思いつきで変えられる国」へのハードルはとても低いものでしょう。

自民党でたった一人、集団的自衛権に対して異議を唱えていた村上誠一郎議員の外国人記者クラブでの会見が、とてもわかりやすくこの閣議決定の問題点を説明しているので、何が問題なのかわからない方はこれを一通りさっと読まれるといいと思います。

一部引用。
…立憲主義とは国家の役割は個人の権利や自由の保障にあると定義した上で、憲法によって国家権力の行動を厳格に制約するという考えで、日本国憲法の基本原理だと考えています。1930年代にドイツにおいてナチスが全権委任法を議会で通すことによって民主的なワイマール憲法を自主的に葬り去った歴史があります。

安倍さんは憲法は不磨の大典だとおっしゃっていますが、私は主権在民、平和主義、基本的人権の尊重は変えてはならないものだと考えています。もしこのような方法で突破することがされたとすれば、いつか主権在民や基本的人権の尊重まで侵される危険があると心配しています。このように憲法の基本原則が機能しなくなり、憲法が有名無実化されたら、私は立憲主義が崩壊する危険性があると心配しております。


年いった護憲派の人たちは死んじゃったし、もういまの自民党にはこんなまっとうなことを当たり前に言える人ってもういないと思ってたよ…絶滅危惧種だよ…。私自民党は支持してないのですが、愛媛二区の方々はよい政治家を選ばれたと思いますよ、尊敬しますよ。杉並区なんか区長選挙の投票率3割切ってんですよ。しかもトンデモ元幕僚長たもがみさんが熱心に支持する極右候補が次点ですよ。さすが消滅自治体候補って感じでめまいがしました。

話はずれましたが、きわめてまっとうな話です。この方尖閣は石原が焚き付けて野田が火をおこしちゃった話だ、ということとか、小選挙区制の批判まできっちり全部言っておられます。全然経歴とか存じ上げませんが、とにもかくにもアベシンゾーと愉快な仲間たちヤンキー友だちの数十倍は学校でまともに勉強してきたひとなんだろうと思う。だって、正論しか言ってないもの。

日弁連会長声明。ここに書いてあることは上で村上議員が言ってることを難しく書いてあるだけですが、

「日本が集団的自衛権を行使すると、日本が他国間の戦争において中立国から交戦国になるとともに、国際法上、日本国内全ての自衛隊の基地や施設が軍事目標となり、軍事目標に対する攻撃に伴う民間への被害も生じうる。

集団的自衛権の行使等を容認する本閣議決定は、立憲主義と恒久平和主義に反し、違憲である。かかる閣議決定に基づいた自衛隊法等の法改正も許されるものではない。」

という部分に無理解な方が多いのでこれもリンクは貼っておきます。日本人が「被害」にあうことばっかり考える人が多いですが、殺される側の国民からすれば「加害者」として戦闘に参加することを否定しない国になるということは、「日本人だから」と言う理由で殺される人が増えるということを意味します。在外邦人の安全を脅かすのは、むしろ安倍政権のこのような姿勢であり、「こんなに簡単に言い分を変える国なんか何言っても信用できないんじゃないの」という不安を煽り不信感を植えつけ結果的に反感を持たせているのも安倍首相のほうです。そうやって他国を焚き付けておいて「冷静な対応を」とか言っちゃうのって、どんなマッチポンプだよって感じね。

こんな調子でアベシンゾーは中国だ北朝鮮だ韓国だとアジアの隣国についての「脅威」を誇張して無知な大衆を煽りたててセミナー商法で布団売りつけるようなことをやってますが、この解釈変更の本質は、ぶっちゃけ「アメリカの戦争に日本が兵隊を出す」だと思いますよ。経済的な問題もありますし、アメリカが今中国とことを構えなくないのなんか明々白々で、そこで無意味にいきがるアベシンゾーがたまにお灸すえられてるのはそのせいです。とくに経済上の問題から外交的重要性が高い国とわざわざ戦争したい国なんかそうそうあるものではありません。

むしろ問題は中東だと思ってます。

日本のテレビのニュースはほっとんど海外ニュース流さないのでよほど意識して見ないとアメリカ以外のニュースなんて耳に入ってきませんが、今中東は再び反欧米のイスラム過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)はもうイラクの中部とシリア北部あたりをほとんど制圧してるんですよ。911のあとのイラク戦争における米軍の死者数は4500名ぐらい(慶應義塾大学 経済学部 延近充先生ページ)。そもそも開戦の口実となった大量破壊兵器も見つからず、国民の厭戦気分が高まった。だから、またあっちのほうに兵隊を出すということに関して、選挙のことなども考えるとアメリカ(オバマ)は慎重にならざるを得ない。だけど、アメリカはユダヤ人ロビイストの力がすごいので、イスラエルと中東問題を無視して放っておくわけにもいかない。

だからこそ、アベシンゾーも急いだのだと思いますよ。自衛隊海外派兵+武器使用の実績をつくるチャンスが目の前に転がってるから。もろにあの最前線じゃないにしても、想定される派兵地域はおそらく中東かアフリカではないでしょうか。アメリカが、自国の国内世論からあんまりたくさん自国の兵隊を送り込みたくないところ。

ベトナムにせよ中東にせよ、イデオロギーとか宗教が絡んでる戦争は泥沼化しやすくて、無駄にたくさん人命が失われるというのをアメリカ国民もさんざん経験している。いっぺん手を出してしまうとそう簡単には撤兵できないっていうのもわかってる。そういう台所事情があるわけだから、「今すぐ日本の近くで戦争が始まることなんてあり得ないからあくまで『何かあったとき助けてもらえる安心のための保険』みたいな変更でしょ」と思ってる人は楽観的すぎると思いますね。「なにかあったらいつでもアメリカが助けてくれる」という信仰も含めてナイーブすぎると思います。国際社会では自国の利益にならないことはあんまりやりません。それは別にそういう国が悪いとか不義理とかそういうことではなくて、そういうものだから。

さっきのリンク先に同じ戦争での韓国兵の死者数が出てますが、あんな小さい国で3,600人も死んでるんですよ。韓国の人口5000万ぐらいで、日本は1億2千万人ですけど、その割合で考えると7〜8千人の若者が死んだ計算です。阪神淡路大震災での死者数が6,400人ぐらい。そのぐらいの規模で若者が死んだってこと。これが他人事じゃなくなるということですよ。それでなくても少子化で働き手がおらんとか言ってるときにですよ。

アメリカは中東からは手を引けないけれど、アジアにはあんまりかかわりたくないんじゃないかと思います。もう昔のアメリカみたいな力はないわけで。日本が米軍駐留反対、軍隊を持つと言うならどうぞどうぞ、あと自分でやってね、になるでしょう。このあたりは戦後左翼のジレンマ、戦争はやらないと言いながら米軍の傘の下にい続けることで攻撃されずにきた、という事実をどう清算するのか、とかいう話にもなってくるんだろうと思うので、色々と複雑ですが。でも、そういうのをペンディングにしておけた時代から、どうするか選ばなきゃならない時代に突入したってことでしょうつまり。

以前私が安倍内閣批判の記事をあげたときに、世界的潮流として徴兵制度は流行らなくなっているから日本が徴兵なんかやるわけないとコメントしてきた方がいましたが、冷戦終了後の人権・民主主義の世界的潮流に全然乗り切れていないどころか逆らってみせたりもして国連人権委員会に叱られてるのが日本だし、その先頭に立って、よちよち歩きながらも成長してきた日本の民主主義を100年ぐらい後退させるようなファシスト政索をやってるのが安倍自民なので、そこで「世界の常識」的なことを言われてもあんまり説得力ないと思います。世界の常識に沿ったことをやっててくれればもう少し安心してみてられますよ。でもどの政索も、時代に逆行もはなはだしいじゃない。情報公開の時代の流れに逆らって秘密保護法とか。あれ決めたときも違憲もいいとこだったよな今回と同じで。

そして今政府が若年層の雇用問題や貧困問題についておよそ真面目に取り組んでないことは、経済的徴兵をたやすくするための下地づくりみたいなところもたぶんあるでしょう。「志願」という形をとらせつつ実際には経済的な理由で兵士になる若者を増やすのね。延々続く福島原発で作業員不足の問題も起きてるので、そういうところでも使いたいわけでしょう。とにかく、経済的徴兵という話でいえば、アメリカなんかあれですよ、大学いく学費出してやるけど、終わったら兵隊いけみたいなプログラムあるわけですよ。日本でも前の戦争のときも、貧しい田舎の農家から徴兵されて戦争いったような人たちはね、案外軍隊生活に対して悪い印象がなかったりするんですよね。軍隊に入って、生まれてはじめて学歴で差別されなかった、三食きちんと飯が出た、みたいなことで初めて居場所を見つけちゃう人とかいたんだね。逆に、そこで死んで、本当の意味での口減らしさせられちゃう人もいた。貧困層を長く養うのは社会的に高くつく、だから〓んでくれればそれはそれで都合いい、という国の(まともに口には出しづらい)都合もあるわけですよ怖いけど。

今安倍自民を熱狂的に支持している若い人たちの中にも、貧しく、学歴が低く、そうした「搾取される側」に属している人が多いように見えます。無知と自身の未来像が描けない生活(それをそうと本人が意識していなくてもです)からくる反知性主義や排他性、攻撃性、またそこまで極端でない場合にも、飼いならされた大人たちの保身のための全体主義肯定もまた、安倍自民の推し進める反知性主義や歪んだナショナリズムと親和性が高いのでしょう。でも、ことがあれば最初に死地に追いやられるのもそうした命の価値の相対的な軽さを国家から押し付けられた人たちです。本当はどの人の命だって重く大切なものなのに。でも現地に行かされるのはそういう人たちで、でっぷりと肥えた政治家じゃないんですよ。

私は6月30日の夜、仕事のあとに官邸前に少しだけ行ってきたんですけども、そこに高揚感なんかなくて、立憲主義のお通夜みたいな気分を味わいました。主催者発表で4万人とか言ってましたが、それたかだか東京ドーム一杯程度です。東京の有権者数の10分の一にもならないんです。もちろん大勢の人がいて、車道にもあふれていましたよ。メガホン、鳴り物、大声のシュプレヒコールもあったし、自転車で平和Tシャツを身に着けた若い人たちが何人も車道を走っていました。でも私にはとても大人しく、影響力のない集会に見えました。客観的に見て、です。

ツイッターとかだとすごい大勢だとはしゃいでる人も多かったですが、でも正直私は「明日の閣議決定は決まりだろうな」と思ってました。4万人なんか政府からしたら選挙に影響を与える数字ではありません。屁でもない数です。台湾で学生が議会占拠したようなのとは社会全体の共感や熱量が違います。それほどまでに国民は分断されているし、明日日本の立憲主義は殺されて、私にはとりあえず今夜この場所にいて異議を唱えた、というアリバイしか残らないだろう、彼らの暴挙を止めることはできないだろう、と思いながらその場にいました。そして、見たところ、おそらく同じような思いの、デモだの集会だの、一度も来たことがないであろう物静かな人たちの姿が、とても多く見られました。

これは、脱原発とかのゴリゴリ左翼エコ系の集会とかだとあんまりない光景だと思います。これで何かが変わると信じられるほどナイーブではないし、こんなことでは何一つ変えられず国家の民主主義に対する暴力は止められないという現実もさんざん見てきた、でも、何もせずにはいられなかった、という人たちが、大勢いたんだと思います。私のような会社員から、学生風、制服の女子高生なんかもいましたよ。大江健三郎呼びかけの脱原発集会なんか、もうやばいぐらいお爺さんお婆さんだらけでしたからね。それに比較すると、若い人がとても多かった。だって、ことが起きれば最初に連れていかれるのは若者です。自分たちには関係ないと思って威勢ばかりいい年寄りとは違う切迫感があるのでしょう。それもまた切なかった。いま若者は日本の中では少数派です。10代には選挙権すらありません。なのに、このような暴挙の結果を引き受けさせられるのは若者です。

私の目の前にはスーツを着たサラリーマン風の男性がいて、いかにもこんなところに来るのは生まれてはじめて、といった風情で、居心地悪そうにおどおどと周囲を見回していましたが、そのうち、元気な若い女の子たちのシュプレヒコールにあわせて、安倍は辞めろ、憲法を守れ、と口を動かしている様子が見えました。大声で叫んだりなんかできないけれど、来ずにはいられなかったのだろうと。私と同じで男の子の父親だったりするのだろうか、とか色んなことを考えました。ちょっと勇気を出して話しかけてみたらよかったなと思ってます。

本当に帰る道々、ものすごい無力感を感じてたんですが、でもこういう風になって、何かに抗うこともやめてしまったら敵の思う壺なんだろうなーと思いました。閣議決定がなされてしまった今になって何ができるのかは正直わかりませんが、正しくないと思うことに対して否と唱えることはやめたら、そこで終わるのでしょう。こういう場合の「中立的な態度」というものは、施政者の利益にしかならないので結果的に中立にはなりません。ときに間違えることがあるとしても、個として自分の意見を持ち、そのことを表明することを諦めないことも、人の自由と幸福追求の権利を守るために必要な闘いのひとつなのだろうと思います。
タグ:政治
posted by なつめ at 02:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

雨降りオフ。

梅雨入りしてしまいましたねー。この週末は、久しぶりに外出しなきゃいけない用事がなくて、久々のおうちライフを満喫中です。お出かけするのは楽しいですが、私は完全オフというか、おうちから一歩も外に出ないでひとりっきりでぐうたらにすごす日というのが、ひと月かふた月に一回ぐらいはないと、ちょっと駄目なタイプみたいです。

そういう時はテレビで録画したけど全然見る暇なかった映画を一気見したり、読みかけで放置してた本とか漫画を一気読みしたりという、普段やりたいなーでも今やると明日起きられないよな…とか思って我慢してることとか、お風呂場の鏡を磨いたり、お茶碗の茶しぶ一気に漂白したりとかしてなんとなくスッキリします<わりと安上がり。

ちなみに今日は、チョビも寮にいってて家で一人でのんびりできたので、夏野菜のピクルス漬けたり、梅シロップの仕込みをしたり、チャニョル出演の「ルームメイト」を一気見したりしてました。あと、先日中古で1万円切ってたので、思わず買ってしまったこの懐かしいやつ。

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これも商売が結構鬼畜でなんどもエディション変えて出てるようですが、私的にはファーストシーズンが昔どおり見られればそれでいいやーって感じなのでこのエディションで十分かな。


ちょうど大学生の頃にすっごい流行ってまして、当時の彼氏がこのクーパー捜査官の「Damn Good Coffee!」って台詞を無茶苦茶気に入っててコーヒー飲むたびに言ってました。懐かしい。でもツインピークスももう20年以上も昔のドラマなのか…!恐怖。やばい、ジョンデ生まれてない!<じんわりと襲いくる衝撃。

というわけで20代の方とかはご存知ないと思いますが、その昔一世を風靡した、ディビッド・リンチ総監督によるカルト的なテレビドラマシリーズです。なんていうのかな、私見てないけど最近の日本のドラマでいったら、ケイゾクとかああいうのの不可思議系ミステリーの元ネタとでも言うべき作品で、中盤すごいダレますが、やっぱりリンチ自身が監督した回の意味不明さかげんは素晴らしく、私は未だに蛍光灯が切れかかる前にチカチカしだすと、あぁ、ディビッド・リンチ状態だなとか思ってしまいます。ディビッド・リンチはこれとマルホランド・ドライブが好きだなぁ(たぶん18Rとかなので未成年の方はご注意ください)。

一週間の間にいろんなことがありましたが、私的に結構ショックだったのは、鉄腕DASHのDASH村で農業指導をなさっていた明雄さんが亡くなられたというニュースでした。チョビが小さい頃からDASH村は子どもと一緒に見ても安心できるバラエティとしてよく見てたんだけど(幼いチョビはTOKYOのことを「だいくさん」と呼び、紅白に出ている彼らを見ては「だいくさんが歌ってるよ!」と目を丸くしていたものでした。なんせ本職が大工だと思ってるから、紅白はチョビにとってはアルバイト<逆やで)、震災後は浪江は立ち入り禁止地区になってしまって、あの村を支えてくれた近所の皆さんもバラバラの避難生活。でもそこで「なかったこと」にしなかったあの番組は偉いなと思ったけど、やはり農業系の企画に顔を出されていても、自分の畑という拠り所みたいなものを失くして、元気をなくされたなぁという感じはしていたので、こんな風に故郷に戻れることなく亡くなってしまわれた事実を前に、たまらない気分になりました。

震災からこれだけの時間がたって、明雄さんだけでなく、故郷の自分の家に帰れないまま避難先でなくなるお年寄りの数はこれからも増えていくのだろうと思うし、実際そうなんだと思う。こうして報道されないままなくなっていく人たちはたくさんいて、どれも老衰などであれば「震災関連死」扱いではないんだろうけど、でもそれはやっぱり震災関連死だよ!と思うの。年取って急に生活環境かわるのとかって、それはすごいストレスじゃないですか。

私が恥ずかしいなと思うのは、こうやって何万人という人たちを流浪の状態に追いやっている政府に対して、我々国民が結局たいしたプレッシャーをかけることもできずに手をこまねいているうちに、調子こいた政府は被災地復興なんかそっちのけの「それ今やることか!?」みたいなナナメった政策(特定秘密法だの憲法改悪だの)にばかり金と人員を割いて、「原発全然大丈夫ですから!アンダーコントロールですから!」とか大嘘までついて東京にオリンピック招致して、「だからそれ終わったあとどう使うんだよ。」みたいな馬鹿でかいハコものに何億何千億という金をかけようとしていること。こんなの「いや、お金のかけかた間違ってるんじゃないの?」って、もっともっと大きな疑問の声があがってきてもいいはずなのに、結局ぜんぶなんの反対もなかったことみたいに進んでいく。そのことの結果として起きる事態のすべてに対して、成人ひとりひとりには責任があるのに、政治はまるで「お上のもの」とでも言わんばかりの態度で、諦めたりはなからスルーしたりしちゃってること。それはやっぱりすごく恥ずかしいことだと思う。

震災に限らずこうしてなくなっていく社会的弱者ひとりひとりの弱者の死にたいして、自分にも責任の一端があると考えることは胃が痛くなることですが、でも少なくとも次の選挙の機会には、そのことを思い出して投票行動に結び付けたいと思うのです。とりあえずうちの区はもうじき区長の選挙があるので、少しでもマシな区長を選びたいと思います。なんせ、石原新党に合流するド保守タカ派の山田宏っていうもと区長を輩出ちゃってるので、自分の住む町程度の小さい範囲のことが、やがて国にも影響およぼす人間に育ってしまうかも知れないと思うと本当に責任重大。

今夜のDASH村はやっぱり、明雄さんの話出るのかな。悲しくなりそうだけど、綺麗だったあの里山の記憶をもう一度みたい。あの人と自然が交流するすばらしい風景を、ほぼ永遠に近いかたちで手放させざるを得なくしてしまったのは、原発が乱立しても気にしてなかった私たち自身の責任だし、こういうことが二度三度と繰り返されるような国にしないためにも、政治家選びは真面目にやらないと駄目だと思う。本当に、お金かけるなら、世界一の廃炉技術だとか、世界一の被災者支援のスキームとか、そういうことの開発や研究のためにかけて欲しいんですよ。廃炉技術とかこの先海外にも売れるし、非現実的な話じゃないと思うんだけど。せめて被災者のお年寄りたちが元気なうちに「こういう明るい方向に、これからの日本は進んでいきますよ」というのをお見せしたい。どんどん悪くなっていく日本社会の現状を見ながら、なんとかそれを方向転換できないか、と思う今日この頃です。

明雄さん、農業のことを語る本も出しておられたんですね。スローライフなんて夢のまた夢って感じの生活してますが、読んでみようかなぁ。

ELF8周年のこととか書こうと思ってたけど、長くなっちゃったのでいったん切ります。ピクルス上手に漬かってたら晩ご飯で食べようっと。
posted by なつめ at 19:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月21日

憲法「改悪」の道を安易に突き進んではなりません。

今日は全国で参院選です。地域によっては、夜8時まで投票所があいてないところもあるから、「涼しくなってから…」なんて思ってて、貴重な一票を無駄にしなように、みなさん気をつけてね!被災地だけでなく、全国でおよそ35パーセントにものぼる投票所が8時より早くしまってしまうそうです。

反原発、TPPなどいろんな話題が出てますが、私は今回の選挙の争点は憲法「改悪」だと思っています。あべぴょんなどといって可愛いキャラクターのふりをしているアベシンゾー氏ですが、私が繰り返し、繰り返し言ってきたとおりの展開になりつつあります。

かつて私がブログに「安倍シンゾーなんか首相にしたら、日本も徴兵制復活になってあなたの友達や恋人が兵隊にとられることになるかも知れませんよ」と書いたら「そんなアホなことがあるわけがない」「若い子が多く見ているようなブログで、子どもを怖がらせるようなことを書くな」という批判をわざわざメッセージフォームで送ってこられた方がいました。今その人をつかまえてゆさゆさ揺さぶって問いただしたい気分です。「自民党はそんなことするわけない」ってあなた言ったけど、私が言った通りになってるじゃんか。石破氏は自衛隊を「国防軍」にするにあたって審理非公開の「軍事裁判所」の創設まで言及してるんですよ。検察の取調べ可視化が進まないことで冤罪ばんばん生み出してる国でですよ。

こちらにある「自民党改憲案『超』口語訳」というのが大変わかりやすく自民党案の問題点をまとめているので、これから投票という方は是非一度読んでおいてください。詳しく「何が変わってるか」みたい方はこちらの現行憲法と自民党案の対比表を。そもそも誰が何言ってるのかわかんねぇよ、という方はtsudaるの語源である津田さんが作ったサイト「ポリタス」で候補者たちの発言を見てみてください。

そして何より「入れたい人がいないから入れない」という方、それはあなた自身の権利放棄であるだけでなく、投票権を持たない子どもたち、ホームレスの方々、知的障害の方々、在日外国人の方々、自然や動物たちなどに対して、投票権を持つ人が負っている責任を放棄する行為でもあるのです。

すでに、自民党政権になってから、現行憲法上でも基本的人権の侵害にあたるのではないかと危惧されるような政府の動きは活発化しています。そもそも96条「改悪」がもたらす危険の意味については、憲法改正案に反対する日弁連の会長声明をご覧ください。

日本国憲法 (小学館アーカイヴス)
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これは80年代に出たすごく美しい写真本で、私はハードカバーで持ってますが、今またブームになっているそうです。日本の憲法を「みっともない」などと言う安倍首相の言葉はどう考えてもその憲法をまともに読んだことのある人の発言ではありません。本屋で立ち読みパラ読みでもなんでもいいです。読んでみてください。そして、その崇高な理想を簡単に踏みにじろうとしている人たちに対して、どういう判断を下すべきか、考えて欲しいと思います。
posted by なつめ at 09:27| Comment(7) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月19日

パレスチナでは

日本のテレビのニュースでは、国内政治の茶番劇のことばかりに時間を割いてますが、中東ではイスラエルがパレスチナのガザ地区への空爆を強めており、子供やお年寄りなどの非戦闘員が続々と犠牲になっています。ノーベル平和賞のオバマ大統領は、ガザ地区へのイスラエルの攻撃を支持、だそうです。まあそうだよね、アメリカではユダヤ人のロビイストが政治を支配していることぐらいみんなわかってるし、選挙でもいっぱいお金出してもらっただろうしね。「ミサイルの雨を降らされて黙っている国は地球上にない」というその言葉はいったいどっちの国の話と理解したらいいのでしょうか。皮肉なものです。


イスラエルからの攻撃により破壊されるガザの町。

今回の水曜日からの攻撃で亡くなった市民の数はすでに40人を超え、幼児、妊婦も含まれます。ちなみにオバマ大統領がいうガザからの「ミサイルの雨」により亡くなったイスラエル市民の数は、2004年からの累計で、こちらのリストに掲げられた26人のみだそうです。

もちろん数の多い少ないで人の命の重さが変わるわけではありませんが、「ガザからのロケットミサイル攻撃によりイスラエル人は恐ろしい生命の危険にさらされ続けており報復するのは当然である」というイスラエルおよび世界の警察アメリカの言い分が、いかに現実を捻じ曲げたプロパガンダであるか、ということは明白です。
※追記:エントリを書いたあと、イスラエルの攻撃に対するパレスチナの反撃で亡くなった3名の方の名前が追加されました。安定を望まない政府の愚行によって殺されたようなもの。この数字はどちらもまた膨らんでいくでしょう。パレスチナ側の死者数はすでに70名超とのこと。


これは14日に後悔された映像ですが、見ればわかるでしょう?一般市民ばっかりですよ。非戦闘員まして子供に攻撃を加えることは、戦時国際法上も不当な戦争犯罪です。今回の攻撃で子供の死者が多いのは、イスラエルが子供たちが遊んでいたサッカー場を砲撃したからだという話も聞く。

アルジャズィーラのニュースサイトです(英語)。生後たった11ヶ月の赤ちゃんを空爆でなくした若いお父さんの表情。5人の幼い子供を一度に失った家族もあるとのこと。

今回の攻撃はそもそもイスラエルがハマス幹部を暗殺⇒ハマスが報復としてロケット砲発射⇒100倍返しの空爆、という流れです。地上戦になるという話も出ています。なんでこういう強硬姿勢をとってるか?っていうと、イスラエルは来年一月に選挙やるからです。要するに国内の中道左派をぶっ潰して右翼政権を続けるための、典型的なマッチポンプです。こんな下らない政治家の思惑のために、罪もない子供たちが殺されるのが戦争ってことです。もちろんイスラエルにも兵役を拒否して、パレスチナとの戦いを拒んでいる人たちだって僅かながらいるのです。でも政治家がやることはこういうこと。そして、そのやり方に「よくやった!」と叫ぶ人たちがいる。

やたらと威勢のいい維新のナントカのワカゾーやら元作家の耄碌爺やらに投票しようと思ってる人は、こういう世界の中で生きていきたいんでしょうかね?

遠く離れた国の私たちに出来ることは僅かですが、それでもこうした窓口を通じて抗議の意志を示すことはできます。私はとりあえず「日本政府だってガザ地区に医療センターとか援助して作ってるのに抗議しないのヘンじゃないですか」って外務省のご意見フォームからメールはしてみた。ガザ地区の被害の最新情報はテレビのニュースとかでは出てきません。日本のマスコミも基本的にアメリカ追随なので。独立系のアルジャズィーラとか、日本語だとこちらのサイトみたいなところで情報が得られます。

P-navi info :「パレスチナ・ナビ」 の編集員の方による個人ブログです。最新の記事の中にあった動画を私も見て、泣けてきました。


楽しそうにポンポンとバック転の練習をしているパレスチナの若者の後ろで、爆撃の炎があがります。逃げだしてくる裸足の子供たち。「アラーは偉大なり」と叫びながら、でもどこか無邪気な表情を浮かべている若者たちは、きっと生まれたときからこんな風に日常的に爆弾が炸裂する町にいて、要するに日本に暮らしていて震度2や3ぐらいの揺れだったら「あ、地震きたね」と言い合いながら仕事の手をとめない我々の感覚と同じように、その光景を自然に受け入れているんだろうなと思い、そんなことがまかり通っていちゃいけない、と思う。彼らがもっと広い空の下で、爆撃の危険にさらされることなく、楽しく笑ったり踊ったりバック転したりする日が一日も早く来ることを祈りつつ。

ミューバンのチリの映像とかみて、なんか楽しいエントリを書くつもりだったんですが、ニュースを追ってるうちにちょっとそんな気分じゃなくなってしまったので、今日はこれだけ。
タグ:ニュース
posted by なつめ at 01:06| Comment(5) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

匿名希望さまへのお返事

たぶんコメント欄の禁止ワード設定のために、コメントが投稿できないので、エントリとしてお返事書かせていただきますね。

六年以上も前の話なので「身近な友だち」の例には入れませんでしたが、チョビの保育園の男性保育士の先生が、カミングアウトこそしていませんでしたが、ゲイの方でした。同じ町内に花と雑貨のお店を営むパートナー(男性)がいて、「あれ、××先生の彼氏だよね」「そうなんだー」「どっちが彼氏かわかんないけど」って感じで、保護者の間では暗黙の了解になっていました。

でもお世話になった四年ほどの期間、私はあなたが言うような「恐怖感」は一度も感じたことがありません。折り紙や手遊びもいっぱい教えていただき、プールや外遊びでは、力持ちの先生に、女性の先生ではなかなかできないような身体をつかったダイナミックな遊びもたくさんしていただき、親子とも先生が大好きでした。手先が器用でお遊戯の衣装とかも縫って下さいました。愛情いっぱいに保育していただき、不安も不満も感じたことはありません。

もちろん保育園の全部の保護者と話したことはないので、あなたのように「恐怖感」を感じている方が一人もいなかった、とは言い切れませんが、少なくとも私の身の回りのお母さん友達は、そうと了解した上で、先生ともほかの先生同様お付き合いしてました。

あなたの息子さんの学校のその先生にお会いしたことがないので「絡みつく視線」がどういうものだかわかりませんが、あなたはホモセクシャルと幼児性愛(ペドフィリア)をごっちゃにしていませんか?幼児性愛者が教育に携わるとすれば、それは大問題ですし、私だってそんな人に子供の教育を任せたくありません。でもそのような性癖と、ホモセクシャルであることは全然関係ありません

だいたい、そういう心配をなさるなら、逆にお聞きしますが、子供の担任がヘテロセクシャルなら安心という根拠はなんですか?日ごろから、女性教師に息子さんの童貞が奪われるかも、という心配も同じようになさっているのであれば、なるほど納得ですが。

高校時代にいたある男性教師は、テニス部顧問でしたが、女子のスコート姿の写真をやたらとりたがるので有名でした。テニス部の子は「おしり側から撮られる」って嫌がってました。この先生は立派なヘテロセクシャルだと思いますが、クビにするならこういう教師こそクビにしてもらいたいです。

「絡みつく視線」の正体は、あなたの中にある差別意識そのものかも知れません。

そしてもう一点、あなたはあなたの息子さんがパートナーとして男性を選んだときに、同じように嫌悪感をもって迎えるのでしょうか。それは大変痛ましいことだと思います。

私は息子のパートナーが男性だろうが女性だろうが、お互い誠実な恋愛をしてくれたらそれが一番です。まあ自分の孫というものが抱けないかも、と思うとちょっと寂しいですが、それは女性と結婚したって子供が出来ないということはあるのでおんなじです。ひとを思いやる気持ちもないような女を結婚相手として連れてこられるより、心の綺麗な彼氏を連れてきてくれるほうが、百万倍嬉しいですね。

同じひとの子の親として、是非そうした観点からも性的マイノリティ差別の問題を考えてみていただきたいです。カミングアウトできずに苦しんでいるのがもし自分の息子だったら?って。そんなこと絶対にありえない、とは誰にも言えませんよ。

もとは舞台作品ですが、この映画DVDが絶版なのは惜しいなぁ。
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ゲイ、と聞いただけで「嫌悪感」や「恐怖感」を感じる方は、まずこんな映画でもご覧になられてはと思います。

フランス語字幕ですが、母親へのカミングアウトのシーン。


80年代にこの映画を劇場で見たときから、私はホモセクシャルだろうとヘテロセクシャルだろうと、人を愛するということに変わりはないじゃない、とずっと思い続けています。それが出来ない人よりも、ずっとずっとすばらしいじゃない、と。
タグ:映画
posted by なつめ at 16:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月14日

ヘンバー萌え、そして韓国のトランスジェンダー番組のこと。

ヘンリーのお誕生日エントリ書いた時点ではまだあがってなかったんですが、私のあんばたんが萌え写真をUPしてくれました。

HenryBDfromAB.jpg
きましたヘンリーお誕生日ぱーりー。へんばー萌えるww 

さて今日はSJ関係あるようなないような的な話題なんですが。今朝twitter経由で読んだ記事をご紹介します。

韓国・性的マイノリティ番組の放送中止騒動について(韓東賢)…121011 Synodos Journal

9月〜KBSで始まった、韓国初の「トランスジェンダー・トークバラエティ」番組が、保守系団体からの猛烈な抗議により放送休止を余儀なくされている、という出来事から、同国で性的マイノリティーの置かれた地位の現状、これからの予測などについてわかりやすく解説されています。

この記事、海外のことながらなんだかじっくり読んでしまったのは、SJのバラエティ「人体探検隊」のMCとして知ったタレント、シン・ドンヨプさん(今年、カン・ホドンさんと一緒にSMエンタテイメントグループに移籍して話題になりました)、あと同じくSJのバラエティ「先見の明」の出演してすごくいい味だしていて、かつシウォンの出演したドラマ「ポセイドン」にも出演していた、韓国では珍しくゲイであることをカミングアウトしている俳優のホン・ソクチョンさんが、それぞれ司会進行役として出演している、ということからです。

あ、この人ね、っていうのは見ればわかると思うのでちょっと動画貼っときます。

「人体探検隊」の「柔軟性」の回。シウォン仔馬時代。ウネ萌えシーンあります。シン・ドンヨプさんはこの司会のひと。


これは昔英語字幕から訳つけたものですが、このゲストで眼鏡にスキンヘッドの方で、ラストにオチをつけてくれているのがホン・ソクチョンさん。

俳優業のほかに、こんな素敵なカフェ・レストランのオーナーもなさってるそう。あーなんかこのへんのインテリアのセンスとかわかる感じがするんですよ。きっと食器とかも彼が本当に好きなもので揃えているんだろうなぁーって。上の「先見の明」のエピソードでも、すごくゲイのひとらしい細やかさみたいなものを感じて、ああーいいなぁーって思ったんでした。

英語字幕で全部見られるので興味ある方は是非どうぞ(これは4分割の最初のひとつ)。
▼110126 Super Junior's Foresight Ep. 8 - 1/4 … http://p.tl/KKme

でも上の記事をお読みいただければわかるとおり、彼がセクシャル・マイノリティであることを告白してから、こうやってまた芸能活動が出来るようになるまでって、すごく長く仕事干されてた時期があったんだそうですね。だからこそこういうバラエティの形の啓蒙番組が出来たときに進んで進行役を引き受けたんだろうし、その番組がこうして初回で休止になってしまっていることについてはすごく胸が痛みます。

私自身はヘテロ・セクシャルだし、身近な友だちがトランスジェンダーだったりということは特にないのですが、こういうことが起きたときにうわーっと広まるマイノリティに対するヘイトスピーチについては、やっぱり同じマイノリティとして(母子家庭、家族に発達障害者、など)、他人事とは思えないんですよね。

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タグ:Super Junior
posted by なつめ at 00:25| Comment(13) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月27日

安倍ちゃんは「電源喪失なんかありえないし」って言ってた首相です。

全然盛り上がらなかった民主党の総裁選挙よりは若干もりあがってた感のある自民党総裁選挙ですがどう転んでもタカ派ばっかりじゃねぇかというところでorz、という視線でしか見てませんでしたが、よりにもよって安倍晋三返り咲きですって。美しい国ニッポン、とか言い出して教育基本法改悪して、ろくに経験もない体育教師に武道指導させるとかイミフなことを決めて中学生を命の危険にさらしてくれた安倍ちゃん。

在任時から、私この人については全力で批判してきましたが、
http://passagevert.seesaa.net/article/29650258.html
http://passagevert.seesaa.net/article/39835250.html
http://passagevert.seesaa.net/article/55069128.html

「やーめた」でやめてくれてありがとう、って感じだったのにゾンビみたいに復活。しかもネオナチ維新とくっついて憲法「改正」だって。教育基本法だってあの調子で民主主義もへったくれもない強引なやり方で改悪してくれたので、今度も首相の座についたら同様にやろうとしてくれることは必至です。まあ、自民党はこういう人間を党首に選ぶ党です、ということをはっきり示してくれたという意味では大変わかりやすくてよい、という見方もあるかも知れませんが。

でも「なんとなく公家顔だし悪い人じゃないんじゃない?」と思ってる人は、福島第一原発の事故をもう一度思い出していただきたい。

平成18年、安倍ちゃんは、日本共産党の吉井英勝氏の以下の質問について
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書

首相として答弁した人であります。
衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書

吉井氏の質問は、福島の原発で起きた事故の危険への懸念を非常に的確に指摘する質問でした。
巨大な地震の発生によって、原発の機器を作動させる電源が喪失する場合の問題も大きい。さらに新規の原発で始められようとしている核燃料棒が短時間なら膜沸騰に包まれて冷却が不十分な状態が生じる原発でも設置許可しようとする動きが見られる。また安全基準を満たしているかどうかの判断に関わる測定データの相次ぐ偽造や虚偽報告に日本の原発の信頼性が損なわれている。原発が本来的にもっている危険から住民の安全を守るためには、こうしたことの解明が必要である。」これが質問主旨。

安倍ちゃんの回答:
我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。
「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全性については、原子炉の設置又は変更の許可の申請ごとに、「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成二年八月三十日原子力安全委員会決定)等に基づき経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。
「経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」<これまったく同じ回答を別の質問に対しても使ってる。そういう評価はやる気も興味もねぇ、と言っているのと同じでしょ。

こういう空疎な安全論でもって原発行政を行ってきた自民党政権において中心にいた人です。ということを、この先の選挙のときも、どうぞ国民の皆さん心に留めておいてください。「この国難の時期に日本国民を守れるのは自民党だけ」的なことをぺらぺら喋ってましたが、どの口で言うか、って話です。

民主党政権が素晴らしかった、という気はまるでないですが、自民党政権時代の出来事を、けろっと忘れてしまう人もずいぶん沢山いるようなので、ちょこっと振り返ってみました。別れたDV男の次に付き合った男がヘタレだったからってなんとなく前の男がよかったような気がしてきてよりを戻す、みたいなことばっかやってると、人生棒に振ります。そういうことにならないようにしたいものです。
posted by なつめ at 02:09| Comment(10) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

眼の海/詩の礫(つぶて)

311について、どのブログでも色んな人が一年間を振り返るエントリを書いていることと思います。特別な行動をした人、静かに大切な人を想った人、思い出さないために楽しいことだけをしようとした人もいるかも知れません。どれが正解、ということはないんだと思います。震災から一年目、私はといえば、どのテレビの特集番組も見るまい、と決めていたので、引越しの準備だとか子供の部活の退部に伴うあれこれの調整だとか、そんなことに追われていました。

一部の人にとって、311というのは非常に政治的な記号にとって変わろうとしており、基本的に脱原発を支持している私ではありますが、その日を記号化して反原発デモをやるとか、っていうことに関しては非常に強い違和感を持っています。私はやはり311という日は、約19000万人の命が一瞬にして理不尽に奪われた大災害の日であって、6万人の人々が家を失い彷徨うこととなった原発事故という人災とは、分けて考えるべきものだと思っています。

そしてこうやって約19000人、とか、311、と書くことによる「記号化」こそ、その場にいなかった私たちのような都会に住む人間と、その場にいた人たちの間に深い溝を築くものだ、とも思う。19000人(正確には現在死者行方不明者の合計は19009人、とされていますが)、という合計は、たった一人の集まりであって、そのたった一人の重さというのは、1と9と0を並べたこの字面の中には、決しておさまり得ないものなのだと思います。

震災以降、その「たったひとりの死者たちに」向かって、言葉を紡ぎ続けているのが、ルポライターとしても知られる辺見庸で、私は去年「文学界」に掲載されたのを買ったのですが、単行本化もされている詩篇があります。

眼の海
眼の海
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辺見 庸
毎日新聞社
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非常に暗い詩集です。それはテーマが暗いとかそういうことではなく、詩人の原風景である東北の風景の不穏な予感みたいなものが、ベースに響き続ける上に置かれた言葉であることによる、重苦しさなんだろうと思います。死と生がその不穏な予感の上に暴力的に攪拌されて、読むと言葉を失うような感じがあります。でもその「言葉を失う」ことを表現者として拒否し、あくまで「私の死者たち」のひとりひとりに、言葉をあてがおうとする詩人の闘いの軌跡がここに定着された詩であって、これを読むと、「決して忘れてはいけない」とか「繋がる絆を東北へ」なんていうやわい言葉をぺらぺらと口に出すのがはばかられるような、そんな厳しさがあります。

わたしの死者のひとりびとりの肺に
ことなる それだけの歌をあてがえ
死者の唇ひとつひとつに
他とことなる それだけしかないことばを吸わせよ
類化しない 統べない かれやかのじょだけのことばを
百年かけて
海とその影から掬え

「死者にことばをあてがえ」(辺見庸)より


私がこの詩編を知ったのはNHKの教育テレビの番組「瓦礫の中から言葉を」という番組を通してでしたが、この番組もとても見ておくべき番組だと思うので、見逃した方は是非オンデマンドで、と思います。この番組をベースにした書下ろしの新書が出ているそうなので、これは読もうと思ってます。

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posted by なつめ at 01:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月10日

アマゾン・サンタクロース

さて、クリスマスも近いですが、私のようなWMですとなかなかゆっくりクリスマスプレゼントを選びに買い物に行くのも簡単ではないので、アマゾンは日ごろ以上に使いまくっているわけですが、311の震災以降、アマゾンのサイトの中にこんなコーナーがあるのはご存知でしょうか。

たすけあおうNippon

twitterで始まって、最初は本当に担当者の方ひとりが手で入力するみたいな形ではじまった「ほしいものリスト」がだんだんオーガナイズされてきて、立派なサイトになってます。手袋ひと組、本一冊からでも、被災地の方や避難中の方が「ほしいもの」をプレゼントすることができます。

私のサイトでも、申し訳程度のアフィリエイト・リンクを置いてますが、あんまり熱心にはやってなかったので(キーワードリンクとかでうるさくECサイトへのリンクがついてるブログとかは好きじゃないの、私が)、月の紹介料30円とか、そんなのざら、って感じだったのが、Super Junior関係の記事を書くようになってから、PVが増えたおかげでしょうか、いくらか紹介料が増えはじめ、何ヶ月ぶり?って感じでアマゾンギフト券の支払いが発生しました。

で、このお金も使わせていただいて、「ほしいものリスト」を通じ、東松島市の図書館にちいさいお子さん向けの図鑑をお贈りすることができました。アフィリエイト収入でのプレゼントは、私のサイトを通じてamazonで商品をご購入いただいた方からのプレゼントでもあるので、お礼も兼ねてご報告させていただきます♪ありがとうございました。

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タグ:絵本
posted by なつめ at 09:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月28日

ウォール街を占拠せよ:今世界で最も重要なこと

ついったでTLに流れてきて…というか、高橋源一郎氏がRTしてたんですが、すごくいいものを見た。これは是非たくさんの人に見て欲しい動画なので、貼っておきます。

▼2011年10月6日 ナオミ・クライン「ウォール街を占拠せよ:今世界で最も重要なこと」


▼続き
http://www.youtube.com/watch?v=Pj36sz2O6Gs
http://www.youtube.com/watch?v=NEUlsXRbnpE

英語原文はこちら
日本語訳をして下さった方のブログはこちら。日本語で読めるので、動画見る時間がない方はこちらからどうぞ。

でも、これは是非動画を見て欲しい。この、あたたかい、喜びに満ちた連帯を是非見て欲しいと思います。

週刊ダイヤモンドという、この「1パーセントの富裕層」に近い立場で資本主義経済社会を支えるマスコミサイドのひとつである雑誌のレポートを読む限り、このような、笑顔溢れる未来のために、長い道を歩こうとしている人々の姿は見えてこないと思う。

明治公園の反原発集会に参加したときにも思ったことですが、日本のデモとか抗議集会というのは、まだまだ発展途上。私は実際には体験してないですが、60〜70年代の全学連・全共闘の残党みたいな人たちが主導するスタイルから、延々40年も抜け出せていない感がある。これは駄目です。だってこれをやって、この人たちは失敗したわけだから。

私はとにかくこののぼりを立てた各種「団体」の人たちの「ムラ」に取り込まれずに、いかに個としてひとつの思想に向き合うのか、ということを考えつつ悶々と会場におり、「子供を守れ、大人を守れ、命を守れ」というナイーブ極まりないシュプレヒコールにげんなりしつつも、この非常に小さい動き(5万人集まったとしても、1000万人都市の東京の中では政治的にはほとんど意味がありません)を、どう継続させ得るのか、どうその5万が10万100万になることが可能なのか(新興宗教の力を使わずに!)、ということを考えていたわけですが、そのひとつの解を、このニューヨークの抗議行動の中に見たような気がしました。

東電は悪だ、国はうそつきだ、マスコミを信用するな、日本が終わる!…そういう悲観的な煽り文句は、結局のところなにも生産しない。国、などという体裁ができた段階で、おおよそすべての情報が包み隠さず出てくるような幸福な時代は終わってしまうのだし、マスコミがどのようなバイアスもなしになにかを言い得るというのも幻想で、だいたい日本のマスコミはうそつきで海外のマスコミは真実を伝えているなんていうことを本気で信じるとすればそれもまたナイーブに過ぎるわけです。

仮想敵を立ててどうにもならんことを言い募ったとして、それに共感し得る層は限られるし、そもそも生産的でない。あなたが信じるように敵は強大でありあなたたちの口を封じ真実を隠蔽する。こうやって何かを敵に見立てて延々悪口を言うことに終始している人たちは、敵が思い通りに「敵」であってくれることをどこか期待しているので、結局何もよくならないというパラドックスに陥ったりもしがち。じゃあなにかいいことあるの?っていうと、要するにある種の宗教よろしく、「繋がりたい欲求」がごく狭い範囲で満たされるだけのこと。これでは世界は変わらない。外敵を倒すことはおろか、己の中の敵にすら気付けないまま人生を使い切ってしまうことになりかねません。

この動画の中で、人間拡声器として、ナオミ・クラインの言葉を繰り返す人たちの喜びに満ちた雰囲気は、ただ不安にかられて繋がりたい欲求を満たすためにそこにいるのではなく、「よりよい未来を作るのは自分たちだ」という、その明るい未来へ向かう「個」としてのひとりひとりが、そのことにコミットしようとしている喜びに基づいていると思います。この人たちはただお上や富裕層に唾棄しているのではない。長い時間がかかるとしても、「まともな社会」を作ろう、そのことに自らコミットしよう、としているわけです。

私たちの時代の課題は、これをひっくり返すことです。この偽の希少性に挑戦することです。私たちには、まともで包摂的な社会(decent, inclusive society)を構築するだけの余裕があるのだ、と主張し続けることです――その一方で同時に、地球が引き受けることができる本当の限界に注意を払うことです。


私が言っているのは、私たちの社会を統治している根本的な価値観を変える、ということです。それは、メディア好みの一つの要求事項(a single media-friendly demand)にぴったり収めるのは難しいし、どういう風に成し遂げればいいのか把握するのも難しいことです。しかし、難しくてもなお緊急を要することなのです。

 私はそれを、この広場で起こっていることに見ているのです。互いに食べ物を与えあい、互いに暖めあい、自由に情報を共有し、無料の医療や「瞑想のクラス」と呼ばれているものを提供し、エンパワーメントの訓練を施すというやり方の中に。私がここで気に入ったサインは、「私はあなたを気にかけている(I care about you)」と言っています。お互いの視線を避けるように人々を訓練する文化――言うなれば「奴らには死なせておけ」の文化――において、これは深遠でラディカルな声明です


私はくだらないことで言い争うな、とは言いません。しかし今度こそは、これからの長い長い年月のために、私たちが協力して働こうと計画したかのように、お互いをとり扱いましょう。なぜなら待ち受けている課題が、まさにそれを要求するからです。

 この素晴らしい運動を、それが世界で最も重要なことであるかのように取り扱いましょう。なぜなら、実際にそうだからです。本当にそうなのですから。

(訳:ブログaliquis ex vobisさま/太字引用者)


私は脱原発を基本的に支持していますが、それは単なる「脱原発」が目的なんじゃない、ということを忘れずにおこうと思います。私の子供やその先に繋がる未来の子供たちにとって、より明るく生きているのが楽しいと思えるような国や世界を育てていくには何が必要で何が必要ないのか。戦争もないのに、年間3万人もの自殺者が出る国の幸福指数はいったいどうやったらあがるのか。

まず自分が、「やつらは死なせておけ」というコードから自由になって、きちんと自分の周りを見回すこと。見つけたことにコミットしていくことを、「喜びのうちに」なすということを、これからやっていこうと思うのです。しかもそれを日々淡々と、粛々とやっていきたい。いっとき盛り上がって燃え尽きてしまっては意味がない。これを痛切に感じる震災からの約半年でした。大切なのは、タフに、そして幸福な期待に満ちて、未来を志向し続けることなのだと思います。こうみえて人間は、まだ案外いけるのだ、と信じることって、大事だと思います。

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2011年10月07日

訃報、ふたつ。

ああああ、今日は朝から「惜しい人を亡くしました」なんていう月並みな言葉ではとてもキモチが言い表せないようなひとの訃報が二つも続いてしまった。

一人は、たぶん皆さんご存知でしょう。アップルの創始者、スティーブ・ジョブズ。

私が生まれて初めてワープロじゃなくパソコンを買ったのは、マッキントッシュでした。大学が仏文科で、当時はフランス語やドイツ語みたいにアクサンやウムラウト記号のつくアルファベットを書くなら、Macが便利ですよ、って言われていた時代でした。同級生もみんなMac。だから、ワープロ買い換えるときになり、とくに迷いもせずにMacを選びました。最初に自分で買ったのは、LC630じゃなかったかなぁ。

大学の先生であたらし物好きの先生がいて、まだ一台100万円とかする時代のパソコンを買ったりしてたので、研究室にはかつての新しいもの墓場的なプレミアちっくなアイテムが、隅っこに置かれていたりもしました。カラークラシックとかもあったんじゃなかったかしらん。今の冷たそうな林檎マークじゃなくて、虹色の林檎の時代です。

それから、パワーマック買って、私ミーハーだからあの水色スケルトンのiMacも買ったし、iBookも買ったし、あやうくキューブなんか買いかけて自重したりとか、新作が発表されるたびにいちいちうわーってなってた頃が懐かしいです。

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タグ:絵本
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2011年09月19日

さようなら原発 明治公園集会にいってきた。

この週末は、久しぶりの連休だったのだが、チョビは土日文化祭→今日は野球の試合ということで、なんだかんだで忙しく、野球がつぶれたらなんか家族サービスしなきゃと思っていたが必要なくなったので、コレの集会にいってきた。

さようなら原発 1000万人アクション

こういう集会に顔を出すのは初めてでしたが、とにかくばあばが行くと言っていたので、先週の新宿デモは荒れて逮捕者も出たという話だし、絶対混むから杖持っておばーさんアピールして行って、と話していたのですが、はねっかえりのばあばがそうするわけないし(御年77歳ですがおばあさんっぽくするのが基本的に好きじゃないヒト)、とはいえ年が年なので怪我でもしたとき回収する人がいないと困るだろう、と思ったのもあり、デモはともかく集会だけ、という感じでいってきました。

ちなみに私は特定の政治団体には所属しておらず、市民グループにも入ってないので、超フリーの一見さんです。基本的に脱原発の思想を支持しておりますが、放射能汚染ゼロとかいう非現実的な主張やホメオパシーかよ、みたいな胡散臭い内部被爆回避方法とか拡散してるオバサンたち爆発しれとか思ってるし、一方で「危険厨必死だな」みたいなことを言いながら懸命に晒しRTしている安全派に対しても、放射能汚染の現実が直視できないのは腑抜けだからだよと思ってるし、危険派が被災地の第一次産業の方々の生活をまったく考えないような勝手な主張をしているのを見れば腹が立つし、安全派が「原発がとまれば日本経済が終わる」とか言ってるのを聞けば「そんなもん原発事故る前からどうにかなっちゃってたのに手をこまねいてきたから現状があるのに、なんで原発があるから日本経済が安定みたいな話になっちゃってんの」と思うし、早い話が声の大きい人が往来で大声で言うことばかりが拡散していく状態が大嫌い、というタチなので、こういうとこに行くのも多少抵抗がないわけではなかったのですが。

でもまあ、そういうものも含めて、未来の日本で生活するであろう子供を持つ親として、いったん腹括って行っとくべきだろうとは思ったので。本当に何も準備せず、水筒だけ持って、ふらっと。

千駄ヶ谷から明治公園なんて10分ぐらいだし、ライブは興味ないから集会の始まる13時30分の10分前ぐらいに着けばいいやー、とかいう感じでふらふら出かけたのですが、甘かった。とりあえず、千駄ヶ谷の駅のホームが人であふれており、降車もまともにできないような状態。駅ホームから改札までで酸欠になりそうに。

国立競技場の脇をまわって、各種労働組合ののぼりが立ち並ぶエリアを通過すると、公園入り口からはもう人があふれて入場できないということで、公園を半周まわったあたりまで警察官に誘導される。そこから、公園の裏側にまわりこみ、会場の後方から中に入ることができました。

↓こんな感じ。
110919_134800.jpg

全体にちょっとぼかしを入れてますが、まあ雰囲気だけ。

主催者発表6万人ですが、私がこれまで見てきた中で、ひとところに集まってる人数が一番多かったのって、たぶんドームのストーンズのライブか、巨人阪神戦(同じくドーム)なんだけど、その経験と比較すると、会場内とその周辺でだいたい4万人ぐらいかな、って感じでした。ただ、会場に入りきれない人が、千駄ヶ谷まで溢れてたらしいから、5万人ぐらいはおそらくいたと思う。主催者発表の6万人も比較的盛りすぎではない数字だと思う。ただしついったでハイになって8万人とか10万人とかツイートしてる人がいるけど、それは盛りすぎだと思う。

毎日新聞の空撮写真でも規模はかなり実感していただけるかと。

警察発表は2万7千とか適宜減らしてて報道もあわせているみたいですが、それもまた減らしすぎだろうと思う。上で挙げた私の実感(ドームで巨人阪神戦+α)はわりとあってると思う。
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posted by なつめ at 22:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

911から10年、311から半年

今日は、ニューヨーク同時多発テロから10年の、9月11日でした。ブログで振り返ってみると、去年の9月はチョビの受験前の最後の学校見学時期とかで、バタバタしながら韓流アイドル研究とかをやってました。2009年はPTAの役員やっててクソ忙しかった模様。2008年の911にはブログで911について触れてますが、当時のアメリカは大統領選挙の真っ最中で、そろそろ扱いが小さくなってきたみたい…というようなことを書いてあったのが印象的でした。

あの大統領選挙があって、内向きジコチューだったアメリカが、ようやくまた国際協調の道へと歩みだすかにも見え、オバマ大統領はご祝儀相場つきな感じはあったけれど、いきなりノーベル平和賞なんかもらっちゃったりしたわけですが、こうして2011年を迎えてみると、ありゃやっぱり勇み足だったよねといわざるを得ない。泥沼の経済状況に足をとられて、結局オバマ氏の政治も、どんどん内向き、イスラエル寄りで、えっと、共和党じゃなかったよね?違ったよね?あれあれ?みたいな雰囲気になりつつある感じ。次の大型テロがあっても、そのとき「やっぱり」と思う人が多いんじゃないか。

「中東の春」の蠢きにたいしても、なんというか本当にアメリカ存在感ない。こうやって国が沈んでいくのか、と他人事で見ていられるほど日本は自分の国だけでやっていける国じゃないので、つまりアメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひく的な意味合いにおいて、このアメリカの凋落っぷりというのは全然ひとごとじゃないわけですが、そんな極東の国では、911から10年、311から半年というこんな大事な日に経済産業相が失言問題で辞任というお粗末なニュースが流れまくっていました。なんか私数日前にそういうの書きましたね的な話がそのまま現実になっていて、悪い夢がまだまだ続いているようです。

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posted by なつめ at 19:19| Comment(5) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月31日

児玉龍彦教授「放射線の健康への影響」参考人説明、など。

2011年7月27日、 衆議院厚生労働委員会「放射線の健康への影響」参考人説明の映像です。



これを一般のテレビニュースでは報道しません。【追記】つべ消されたのでリンクはりかえ。衆議院TVでは全部見られます。

テキスト書き起こし(アメーバニュースより)
私は東京大学アイソトープ総合センター長の児玉ですが、3月15日に大変に驚愕いたしました。私ども東京大学には27か所のアイソトープセンターがあり放射線の防護とその除染などの責任を負っております。私自身は内科の医者でして東大病院の放射線施設の除染などに、ずっと数十年かかわっております。

3月15日午前9時ごろ東海村で5μシーベルトという線量を経験しまして、それを第10条通報という文科省に直ちに通報いたしました。その後、東京で0.5μシーベルトを超える線量が検出されました。これは一過性に下がりまして、次に3月21日に東京で雨が降り、0.2μシーベルト等の線量が降下し、これが今日に至るまで高い線量の原因になっていると思っています。

それでこの時に枝野官房長官が「さしあたり健康にあまり問題はない」という事をおっしゃいましたが、私はその時にこれは大変な事になると思いました。

何故かというと現行の放射線の障害防止法というのは、高い線量の放射線物質が少しあるものを処理することを前提にしているのです。この時は総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロメートル圏で5μシーベルト、200キロメートル圏で0.5μシーベルト、更にそれを超えて足柄から静岡のお茶まで及んでいる事は、今日みなさん全てがご存じの通りであります。

我々が放射線障害を診る時には、総量をみます。それでは東京電力と政府は一体今回の福島原発の総量がどれくらいであるか? はっきりした報告は全くされておりません。

そこで私どもはアイソトープセンターのいろいろな知識を基に計算してみますとまず、熱量からの計算では、広島原爆の29.6個分に相当するものが漏出しております。ウラン換算では20個分の物が漏出していると換算されます。

更に恐るべきことには、これまでの知見で原爆による放射線の残存量と原発から放出された物の放射線の残存量は、一年に至って原爆が1000分の1程度に低下するのに対して原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題は、チェルノブイリと同様、原爆数十個分に相当する量と原爆汚染よりもずっと多量の残存物を放出したという事が、まず考える前提になります。

そうしますと、我々システム生物学というシステム論的に物を見るやり方でやっているんですが現行の総量が少ない場合には、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。

しかしながら、総量が非常に膨大にありますと、これは粒子です。粒子の拡散は、非線形という科学になりまして、我々の流体力学の計算でも最も難しいことになりますが、核燃料というのは要するに砂粒みたいなものが合成樹脂みたいな物の中に埋め込まれています。これがメルトダウンして放出するとなると細かい粒子が沢山放出されるようになります。

そうしたものが出てまいりますと、どういうことが起こるかというのが、今回の稲藁の問題です。例えば、

岩手の藤原町では稲藁 57000ベクレル/kg
宮城県の大崎 17000ベクレル/kg
南相馬市 10万6千ベクレル/kg
白河市 97000ベクレル/kg
岩手 64000ベクレル/kg

ということで、この数値というのは決して同心円上にはいかない。どこでどういうふうに落ちているかは、その時の天候、それから、その物質が例えば水を吸い上げたかどうか。それで、今回の場合も私は南相馬に毎週末700km行って、東大のアイソトープセンター、現在まで7回の除染をやっておりますが、南相馬に最初に行った時には1台のガイガーカウンターしかありません。

農林省が通達を出したという3月19日には、食料も水もガソリンも尽きようとして南相馬市長が痛切な訴えをウェブに流したのは、広く知られているところであります。

そのような事態の中で、通達1枚出しても誰も見ることが出来ないし誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるという事は、まったく農家は認識されていない。農家は飼料を外国から買って、何十万円という負担をおって、さらに牛にやる水は実際に自分たちと同じ地下水を与えるように、その日から変えています。

そうすると、我々が見るのは何をやらなければいけないかというとまず、汚染地で徹底した測定が出来るようにするという事を保証しなくてはいけません。我々が5月下旬に行った時、先ほど申し上げたように1台しか南相馬に無かったというけれど、実際には米軍から20台の個人線量計がきていました。しかし、その英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、我々が行って教えてあげて実際に使いだして初めて20個の測定が出来るようになっている。これが現地の状況です。

そして先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというものではなしに今日ではもっと、イメージングベースの測定器というのが遥かに沢山、半導体で開発されています。

何故、政府はそれを全面的に応用してやろうとして全国に作るためにお金を使わないのか。3か月経ってそのような事が全く行われていない事に、私は満身の怒りを表明します。

第2番目です。

私の専門は、いわゆる小渕総理の時から内閣府の抗体医薬品の責任者でして、今日では最先端研究支援というので、30億円をかけて抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療にやる。すなわち人間の体の中にアイソトープを打ち込むという仕事が私の仕事ですから、内部被曝問題に関して一番必死に研究しております。そこで内部被曝がどのように起きるかという問題を説明させていただきます。

内部被曝というものの一番大きな問題は癌です。癌はDNAの切断が行われることによって起きます。ただし、ご存じのとおりDNAというのは二重らせんですから、二重らせんの時には非常に安定的です。これが、細胞分裂をする時は、二重らせんが1本になって、2倍になり4本になります。この過程のところが、物凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子供、成長期の増殖が盛んな細胞に対しては放射線障害は非常な危険を持ちます。

さらに大人においても増殖が盛んな細胞、たとえば放射性物質を与えると髪の毛、貧血、それから腸管上皮のこれらはいずれも増殖分裂が盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害の「いろは」になります。それで私どもが内部に与えた場合に具体的に起こるので、知っている事例を上げます。

これは実際には、1つの遺伝子の変異では癌は起こりません。最初の放射線のヒットが起こった後にもう1個の別の要因で癌の変異が起こるという事。これはドライバーミューテーションとかパッセンジャーミューテーションとか細かい事になりますが、それは参考の文献を後ろに付けてありますので、それを後でチェルノブイリの場合やセシウムの場合を挙げてありますので、それを見ていただきますが、まず一番有名なのはアルファ線です。

プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいるというのを聞いて、私はびっくりしましたが、アルファ線はもっとも危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害ということで私ども肝臓医はすごくよく知っております。要するに内部被曝というのは、先程から一般的に何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうものは全く意味がありません。
(中断)

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※参考資料:格納容器は壊れないしプルトニウムは飲んでも安全…大橋弘忠氏(東京大学)

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(続き)
I131は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディースキャンやっても全く意味がありません。

トロトラストの場合の、このちょっと小さい数字なんで大きい方は後で見て欲しいんですが、これは実際に、トロトラストというのは造影剤でして、1890年からドイツで用いられ、1930年ごろからは日本でも用いられましたがその後20〜30年経つと肝臓癌が25%から30%に起こるという事がわかってまいりました。

最初のが出てくるまで20年というのは何故かというと最初に、このトロトラスト、アルファ線核種なんですがアルファ線は近隣の細胞を傷害します。その時に一番やられるのはP53という遺伝子です。

我々は今ゲノム科学というので、人の遺伝子を全部配列を知っていますが一人の人間と別の人間は大体300万箇所違います。ですから人間同じとしてやるような処理は今日では全く意味がありません。

いわゆるパーソナルライフメディスンというやり方で、放射線の内部障害をみる時にも、どの遺伝子がやられて、どういう風な変化が起こっているかという事をみるということが原則的な考え方として大事です。

トロトラストの場合は、第一段階ではP53の遺伝子がやられて、それに次ぐ第二第三の変異が起こるのが20〜30年後かかり、そこで肝臓がんや白血病が起こってくるという事が証明されております。

次にヨウ素131。これはヨウ素は皆さんご存じの通り甲状腺に集まりますが、甲状腺への集積は成長期の甲状腺形成期が最も特徴的であり、小児に起こります。

しかしながら1991年に最初ウクライナの学者が、甲状腺癌が多発しているというときに、日本やアメリカの研究者は『Nature』に「これは因果関係がわからない」ということを投稿しております。

何故そんな事を言ったかというと1986年以前のデータがないから、統計学的に有意だという事を言えないということです。しかし、統計学的に有意という事がわかったのは、先程も長瀧先生からお話しがありましたが20年後です。20年後に何がわかったかというと86年から起こったピークが消えたために、これは過去のデータが無くても因果関係があるという事がエビデンスになった。いわゆる、ですから疫学的証明というのは非常に難しくて、全部の事例が終わるまで大体証明できないです。

ですから今、我々に求められている子どもを守るという観点からは全く違った方法が求められます。そこで今行われているのは、ここには国立のバイオアッセイ研究センターという化学物質の効果をみる福島昭治先生という方がずっとチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生たちがウクライナの医師と相談、集めて500例以上の前立腺肥大の時に手術をしますと、膀胱もとれてきます。これをみまして検索したところ、高濃度汚染地区、尿中に6ベクレル/リットルという微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも、その増殖性の前癌状態、我々から見ますとP38というMAPキナーゼとNF-κBというシグナルが活性化されているんですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして、かなりの率に上皮内の癌ができているという事が報告されております。

それで、この量に愕然といたしましたのは福島の母親の母乳から2〜13ベクレル、7名で検出されているという事が既に報告されている事であります。

次のページお願いします。

我々アイソトープ総合センターでは現在まで毎週700キロメートル、大体一回4人づつの所員を派遣しまして南相馬市の除染に協力しております。

南相馬でも起こっている事は全くそうでして、20キロ30キロという分け方が全然意味がなくて、その幼稚園ごとに細かく測っていかないと全然ダメです。

それで現在20キロから30キロ圏にバスをたてて1700人の子どもが行っていますが実際には避難その、南相馬で中心地区は海側で学校の7割で比較的線量は低いです。

ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて子どもが強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早く辞めさせてください。
今その一番の障害になっているのは強制避難でないと保証しないと参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそういう答弁を行っていますが、これは分けて下さい。

保障問題とこの線引きの問題と子どもの問題は直ちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。それからもう一つは現地でやっていますと除染というのの緊急避難的除染と恒久的除染をはっきり分けて考えていただきたい。緊急避難的除染を我々もかなりやっております。たとえばここの図表に出ておりますこの滑り台の下。滑り台の下は小さい子が手をつくところですが、この滑り台に雨水がザーッと流れてきますと毎回濃縮します。

右側と左側とズレがあって、片側に集まっていますと平均線量1μのところだと10μ以上の線量が出てきます。それで、こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはいけません。それからこういうさまざまな苔が生えているような雨どいの下。これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですがそういうところは、たとえば高圧洗浄機を持って行って苔を払うと2μシーベルトが0.5μシーベルトまでなります。

だけれども0.5μシーベルト以下にするのは非常に難しいです。それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと空間線量として1か所だけを洗っても全体をやる事は非常に難しいです。

ですから除染を本当にやるという時にいったいどれくらいの問題がかかりどれ位のコストがかかるかという事をイタイイタイ病の一例で挙げますとカドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなんですが、そのうち1500ヘクタールまで現在除染の国費が8000億円投入されています。もし、この1000倍という事になれば、いったいどのくらいの国費の投入が必要になるのか。(編注:800兆円)

ですから私は4つの事を緊急に提案したいと思います。

第1番目に国策として食品、土壌、水を日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いてもう半導体のイメージかは簡単です。イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやるということの最新鋭の機器を投入して抜本的に改善して下さい。これは今の日本の科学技術力で全く可能です。

2番目。緊急に子供の被爆を減少させるために新しい法律を制定して下さい。私が現在やっているのはすべて法律違反です。現在の(放射線)障害防止法では各施設で扱える放射線量、核種等は決められています。
東大の27のそのいろんなセンターを動員して現在南相馬の支援を行っていますが多くの施設はセシウムの使用権限なんか得ておりません。車で運搬するのも違反です。

しかしながら、お母さんや先生たちに高線量のものを渡してくる訳にはいきませんから今の東大の除染ではすべてのものをドラム缶に詰めて東京へ持って帰ってきております。受け入れも法律違反、全て法律違反です。

このような状態を放置しているのは国会の責任であります。全国には例えば国立大学のアイソトープセンターというのはゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところは沢山あります。そういうところが手足を縛られたままでどうやって国民の総力を挙げて子どもが守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。

第3番目。国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集して下さい。これは、たとえば東レだとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルだとかアトックスというような放射線除去メーカー。それから竹中工務店なんか様々なところは放射線の除染などに対してさまざまなノウハウを持っています。

こういうものを結集して現地に直ちに除染研究センターを創って実際に何10兆円という国費がかかるのをいまだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私すごく持っております。

国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません。どうやって除染を本当にやるか。7万人の人が自宅を離れて彷徨っている時に国会は一体何をやっているのですか。以上です。
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posted by なつめ at 13:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月16日

被災地の子供を沖縄へ

こんな活動を知りました。

ティーダ キッズ プロジェクト

今もまだ避難所で暮らしていたり、放射能汚染を心配しながらすごさなければならない東北地方の子供たちを、夏休みの短い期間ではありますが、そんな不安のない沖縄の自然の中で、思いっきり遊ばせてあげよう!というプログラムです。

募集要項
【対象】東北地方在住の小学校5年生から中学校3年生のうち身の回りのことが自分で出来て、沖縄の自然の中で思いっきり遊びたい子ども。(100名を予定)
【日程】8月1日から8月11日
【参加費用】2万円(ただし非課税世帯は無料)


申し込みはオンラインが7月17日(日)まで、郵送は7月19日(火)必着です。あまり日にちがありませんが、多くの人に知ってもらいたいと思い、ブログに転載させていただきました。

被災地では、子供を疎開させたいと思っても、金銭的な問題があったり、家族や親戚の反対されたりして、思うに任せないまま暑い日でも放射能を避けて長袖を着せざるを得なかったり、外遊びの時間にも気をつかったりしながら、不安な育児を余儀なくされているお母さんたちがたくさんいます。

「疎開」で町を離れる、というと強い抵抗にあうケースでも、「夏休みのキャンプ」であれば比較的周囲の理解も得やすい。子供たちに少しでものびのびとすごせる「本来の日常」を取り戻させてあげること、そしてお母さんたちを少しでも休ませてあげること。「外でのびのび遊べる」という「当たり前のこと」を通じて、色々なしがらみによって踏み出せなかった一歩を踏み出すことができる家庭も出てくるかも知れません。

ほんの数日でしょ、と侮ってはいけない。数日だからこそ、このプログラムには大きな意義があると感じています。最低でも10年はこのプログラムを継続する、としているところも好感が持てます。実行委員会は沖縄大学学長さんはじめ県内外の有識者・NPOなどからなっていますので、信頼できるプログラムです。一人でもたくさんの子供たちが参加できますように。
posted by なつめ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月04日

こういうオッサンたちが日本にはうようよいる。

朝っぱらからたいへん気分の悪い映像を見たのですが、せっかくなので紹介します。

▼松本復興相、宮城県知事と会談


「先にいるのがスジだろ」「県にコンセンサス得ろよ。そうしないと我々なんもしないぞ。ちゃんとやれ」「今あとから自分入ってきたけど、お客さんがくるときは自分が入ってからお客さん呼べ。いいか、長幼の序がわかってる自衛隊ならそんなことやるぞ。わかったな。しっかりやれよ。」「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか、皆さん。いいですか、はい。書いたらその社は終わりだから。

おお、これ丸ごと流した東北放送ぐっじょぶといわざるを得ない。書いてないですからね、放送しただけですからね。どう思います、大人相手にこの口の利き方。復興対策のために忙しい知事が、新参者で何してくれるかもわからんいきなり大臣を相手にわざわざ時間つくって会ってくれようってのに「先にきて座ってろ」だって、アホか。

ちなみに、7月2日。
ご用聞きのように住民意見聞きたい…復興相(読売新聞)

で、翌日の7月3日が上の映像でございます。ずいぶんと横柄なご用聞きですこと。早速、首相官邸のHPから、こういうのは海外とか出しても何を言い出すかわからんし国際問題になりかねんから、とっとと解任すべき、というご意見出してきました。

ただげんなりするけど、日本の大きい会社に行くと、まあたいていのとこにはこういうオッサン一人ぐらいはいますね。こういうオッサンたちが、若い人や弱い立場の人たちの声が届かない政治の仕組みを作り、その上に胡坐をかいてああだこうだと命令しているわけです。

景気がよいときはそれでだいたいまわります。何人かの有能な社員がパワハラにあって左遷されたり身体を壊して会社やめたりする程度です。ですが、景気が悪くなると、こういうのしかいない会社は早晩つぶれます。上のほうがこうだと、本来よいアイディアが出るはずの現場は萎縮したり人材が流出したりして、ろくなイノベーションが起きないからです。

さて、日本という大きな会社はどうか。日本という会社の株主たる有権者の我々は、こういう部分をしっかり見ながら、数少ない政治参加の機会を活かしていかねばなりません。選挙始まってから広報読んでも遅いのよ、そのときはみんないいことしか書かないからね。福岡1区の皆さん、こういう政治家を世に出してると地元の恥ですから、頑張ってください。相変わらず慎太郎が居座ってる東京都民が言うのも心苦しいですが。
posted by なつめ at 08:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月28日

子供の年間被曝基準年間20mシーベルトに対する抗議

20日に文部科学省が出してきた、「「児童生徒等が学校等に通える地域においては、非常事態収束後の参考レベルの1〜20mSv/年を学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な目安と」する」件、ustで(今はyoutubeにもあがってる)市民の追及動画みたがひどい。





日弁連も声明を出しています。きわめてまっとう。

▽日弁連
「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」に関する会長声明

子供を労災申請レベルの放射線にさらすこともさることながら、決定までのプロセスがまったく不透明。こんないい加減なことがまかり通ってたら、ちょっと北のほうにある将軍さまのお国とたいして変わらんではないですか。

私も署名しました。
▽署名
緊急声明と要請:子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求

本当言うと私、グリーンピースだの急進的なエコ団体は好きじゃないのですが、これについては黙って見ていたらいけないと思う。と思って署名しました。官邸HPと文部科学省にも抗議のメール送った。ご意見フォームがあるから簡単です。子を持つ親として、老い先短い年寄りが保障だなんだという金の問題と、未来ある子供の命を天秤にかけて作ったいい加減な基準をここで許してしまったら、何もかもぐずぐずになると思ってます。たまたま福島で起きたけど、もんじゅが暴走したら福井でも起きる、浜岡で直下型がきたら東京だって圏内である。ひとごとでない、と感じる方は是非アクションを。
posted by なつめ at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

【地震】役立ちメモ

地震関係、役立ちそうな情報をメモします。

・Googleによる情報まとめサイト
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html

・地域別災害情報まとめサイト「SAVE JAPAN」
http://savejapan.simone-inc.com/

・ネットで確認できる災害情報まとめリンク
http://freesoft-100.com/topic/disaster.html

・地震関係のツイッター有用アカウントまとめ(ツイナビより)
http://twinavi.jp/news/detail/12381

・NHKによる「各放送局災害情報」(※随時更新、各放送局ごとにコンパクトに情報がまとまっている)
http://www.nhk.or.jp/saigai/jishin/index.html

・被災地の炊き出し情報を集めたGoogle Map「炊き出しまっぷ」
http://tinyurl.com/4ru74bp
 ※ハッシュタグは「#takidashi」

・携帯用災害情報まとめサイト(※個人の方の作成のようです、携帯でしか見られない人のために)
http://www.geocities.jp/saveeq311/

・小児医療関係の個別相談ハッシュタグ(※緊急用です、被災地の方以外はお控えください)
 #shouniiryou

・産婦人科関係の相談ハッシュタグ(※緊急用です、被災地の方以外はお控えください)
#gynER

・地震に関連するネット上でのデマ、チェーンメールまとめ(荻上式ブログさま)
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110312/p1
 ※募金詐欺なども始まってる様子、皆さんお気をつけください。

・クリエイターの方々による「節電ポスター」
http://setsuden.tumblr.com/
 ※「#84MA」(ヤシマ作戦ハッシュタグ)もご覧ください。

・被災地での生活に役立つアイディアを集めたwikiサイト「OLIVE」
https://sites.google.com/site/olivesoce/
※ペットボトルゆたんぽの作り方など。

・被災地の物資情報まとめ(「Q&Aサイトおけったー」より)(※県別、随時更新)
http://okguide.okwave.jp/guides/40782
 ※投稿形式のため最新情報でない可能性があります、注意。

・被災地の人工透析受け入れ状況など、透析関連情報(「日本透析医会災害情報ネットワーク」より)
http://www.saigai-touseki.net/

・世界からの応援メッセージのハッシュタグ
 #prayforjapan
 ※このハッシュタグで投稿されたメッセージとピクチャー(※随時更新)
 ⇒http://prayforjapan.jp/

我が家もまもなく「ヤシマ作戦(節電モード)」に入るので、ここらでPC落とします。

【追記3/13】【追記3/14】【追記3/15】【追記3/18】
posted by なつめ at 16:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 世の中のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする